2018ねん 7がつ 16にち(げつよーび)
海の日だー
しかし天気が悪い日が続いておる。
来週末、海に誘われたはいいが、
暖かいといいなぁ(。・ω・)ノ゙
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2004年、中国、陝西省(せんせいしょう)で古代の陵墓が発掘され、多量の豪華な副葬品が発見されました。この陵墓は南北550メートル、東西310メートルという非常に大きなものです。
2004年の調査では秦(紀元前8世紀~同206年)が中国を初めて統一する前の戦国時代に造った大規模遺跡であることが明らかになりました。
これまで古代中国において、配置が整った陵墓は始皇帝陵(秦の始皇帝のお墓;兵馬俑で有名)が最も古いといわれてきました。今回の発見は秦の始皇帝より2代遡る古さであり、重要な発見とされています。
この巨大な陵墓の北側の深さ15メートルの地点にて、東西140メートル、南北113メートルの墓道と、東西29メートル、南北28メートルの墓室を持つ十字形の大型古墳が発見されました。その内部からは秦時代の銅銭「半両銭」や装飾品などが発掘されました。
このような2006年までの調査によって、この陵墓は秦の始皇帝の祖母に当たる夏太后(夏姫)の墓である可能性が高いという見解が発表されました。
この古墳の傍には12基の副葬坑が発見され、中から馬車のほか金銀銅で作られた装飾品や馬具が発掘されました。
↑副葬孔のひとつ、お馬さんが5頭くらいおる(。・ω・)ノ゙(「鳳凰山東」の記事内画像を転載;中国語です)
この12基の副葬坑からは、他にツキノワグマやヒョウ、ヤマネコ、ツルといった種類の動物骨が出土しました。この中でも最も重要な発見は今回の奇妙なテナガザルの骨なのです。
2018年の研究論文では、この小型類人猿の頭蓋骨が、現生の類人猿種とは非常に変わった特徴を有しており、夏太后がペットにしていた動物が今は絶滅してしまった新属・新種のテナガザルだったと可能性が指摘されています。。
研究者たちはこの新種の類人猿に「ジュンズィ・インペリアリス(Junzi
imperialis)」という学名を与えましたた。「Junzi」は中国語で「君子」を意味し、この頭骨が高位の人物の墓から発見されたことと、古代中国の神話ではテナガザルが君子とされる場合が多いことにちなんでいるそうです。
↑新種の猿の頭蓋骨と現生のテナガザル(「立場新聞」の記事より画像を転載;中国語です)
↑頭蓋骨の3D復元図(a1-2)、中国画に見られるテナガザル(b)と夏姫の肖像(c)(「Best World News」、「立場新聞」、「The Storm Media」の各記事内画像を加工して作成;Credit by theDANGOsan)
この頭蓋骨は古生物学に重要であるため、DNA分析という破壊分析を実施できなかったため、頭骨と歯の形や角度を調べる形態計測という手法を用いて分析を行いました。
現生種である4種のテナガザルについて、279匹の歯789本と477個の頭骨を詳細にレーザー測定し、データベースを作成し、夏太后のテナガザルを既知の種と比較し、非常に大きな違いがあったことが明らかとなりました。
↑確かに犬歯が非常に発達している!Σヾ( ̄0 ̄;ノ(出典は最上部の写真と同じ)
夏太后は様々なペットを飼っていたようですね~。日本でもフェレットとカワウソとかペンギンとか変わったペットが流行ってますよね。過去にはウーパールーパーも…
カワウソとか高いですもんね。もともと70万円くらいの値段だったのが、最近は品薄で140万円くらいになっているそうです。
珍しい動物を飼育していることは今も昔も一種のステータスのようです。買うだけでなく、飼育にはランニングコストかかりますしね。お金持ちならではの趣味なのかも知れません。
……ちなみに私はフェレットが好きです!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
↓ペット好きなら押しましょう、とても好きならたくさん押してもいいよ!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ↓