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歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

タグ:大発見

2020ねん 3がつ 15にち(どよーび、晴れ)

やぁみんな!盛大に愚痴って元気になったから少し真面目に書くよ!ハハッ!ヽ(TдT)ノ

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今回の考古学・歴史ニュースは「カナダの考古学者が犬の散歩中にめちゃ古い遺物を発見したよ!」ってお話です(*・ω・)ノ



カムループスってどこ?


今回の発見があったのはカナダのカムループスです。

上に挙げた写真に見られるように、カナダというか世界的に絶景として有名な場所らしいです。

全然知りませんでしたが、確かに綺麗ですよね(*・ω・)ノ

(コーヒーのCMに出てきそう、知らんけど( -д-)ノ)




このカムループス、夏は最高気温が40度にもなり、最低気温は-37度を記録しているそうです。

この数値は特別暑い場所と、山頂のような特別寒いところを比較した数値ではなくて、、、

「カムループス空港」で記録した値だそうです。

とんでもない寒暖差のある地域ですねΣ(・ω・ノ)ノ

まぁでも基本的には過ごしやすいらしいですよ……


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散歩中に古い石槍を発見


カムループスの考古学者であるジョアンヌ・ハモンドは先日、愛犬と共にトンプソン川のほとりを散歩している際に、6000年~9,000年前の石槍を発見しました!Σ(・ω・ノ)ノ

彼女はこのカムループスのトムソン河北岸地域を考古学遺跡エリアとして登録・保存しようと活動しているそうです。

街の中心部から10km以内に256もの遺跡が点在しているそうで、散歩していると毎年1、2点の遺物を発見するそうです。

彼女の言う通り、未開発地域では踏査によって遺物を発見する確率は高いと思います。

しかし彼女は考古学者ですし、このエリアが大事!って主張したいこともあり、下向いて探しながら歩いてる感がありますね( -д-)ノ






さて、彼女が発見した槍先はこのカムループス地域で最も古い遺物の1つだそうですです。

彼女は、これまでの研究と炭素年代測定により、この槍先が使用された期間を推定したそうです。

この槍先はカムループス地域で独特の形態を有しており、当該地域では一般的に大きくて堅牢な形態をしているものは古い傾向があるそうです。

使用方法としては「アトラトル」、つまり「テコの原理を利用した投槍器」を使って槍の先端として投げたようです。

この地域では狩猟対象はヘラジカ、シカ、ヒツジなどの大型動物だったと推定しています。





このアトラトル、古代メキシコ、アステカでも使われていました!

というか、アトラトルってそもそもアステカの言語、ナワトル語です。

マヤでもテオティワカンとの接触後に使用されていたと考えられています。

一般的ではなかったようですけどね。

だってジャングル内だとより遠くに投げても樹にぶつかるだけやん?( ・Д・)





最後に……

このハモンドさんは、『このエリアでは簡単に遺物が拾えちゃうけど、考古学的価値(地点などの一次情報)が失われるからやめて!放っておいて!』と言ってるそうです。

ん? この記事見たら、みんな明日から下向いて散歩するやん!( ・Д・)



・・・・・・てか、型式分類で帰属時期を推定するのは良いとして、、、

表面採集なのに、どうやってカーボン・デイティング(炭素年代測定)したの???(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

ってか9000年前の遺物が地表面でぽろぽろ拾えるって、既に一次情報怪しくない!?( ・Д・)

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2020ねん 2がつ 4にち(かよーび、晴れ)

YouTuberになれるよう、色々動画撮りますね。

編集できるか不明だけどね( ・Д・)

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今回の考古学・歴史ニュースは古代マヤ文明の中心地、ティカル遺跡で新たな大きな発見があったよ!」ってお話です(。・ω・)ノ゙

私も昨日聞いたばかりの話なので、きっとまだ日本には伝わってないかなと思います。

ということで、本邦初公開!

ティカル遺跡で、テオティワカン様式建造物群が見つかりました!

説明なしでは全然、凄さが伝わらないので簡単に説明していきます(*^・ェ・)ノ


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↑ティカルの位置(「グーグルマップ」より一部加工)


古代マヤ文明とティカル遺跡

ティカル遺跡と言えば、古典期マヤ(CE250~1000)を代表する一大遺跡です。

古代マヤ文明を語る上で欠かせない中心的な存在です。

上の図は「ティカルの位置」と検索した時に出たグーグルマップです。

何故かティカルがたくさんあるのですが、、、

丸で囲んだ箇所が正確なティカル遺跡の位置になります。

一方で四角で囲んだ部分がマヤ文明のエリアになります。

ざっくり言えば、マヤ文明とは『マヤ諸語』を扱う人々がかつて築いた文明です。





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テオティワカン文明と「テオティワカンの影響」

一方でテオティワカン文明とは、メキシコ中央源のテオティワカンを中心とした文明です。

帰属遺跡としてはテオティワカンだけが突出して有名ですね。

上に挙げた地図で分かるように、先ほどのマヤ文明がユカタン半島に広がっていたのに対して、テオティワカンは遥か北西方向にあります。

このテオティワカン文明は正確には何語を話していたかは不明なのですが、古代メキシコ文化に属する文明です。

つまりマヤ人とは使用する言語が異なる、異言語集団の文明なのです。

地図で見て分かるようにテオティワカンとマヤ地域は非常に離れています。

例えばティカルの距離は直線距離でおよそ1000km程度離れていて非常に遠いのです。

それにも関わらず古典期前期後半(CE350~500)頃にはマヤ地域にて広くテオティワカン文明に由来する遺物・遺構がたくさん見られます。

これを『テオティワカンの影響』と呼んでいます。


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↑ティカルの5号神殿


今回の発見について

この「テオティワカンの影響」の原因はテオティワカン人によるマヤ地域の征服ではないかと碑文学研究等で言われてきました。

しかしテオティワカン人がマヤ地域に居住した明確な証拠は現在までに発見されていなかったのです。

最近の小型航空機等を使ったレーザー測量技術の発達により、森林で覆われているマヤ地域の高精度マッピングが可能になっています。

そのデータを活かして新たに発見されティカルの5号神殿の裏手の居住区を発掘したところ、テオティワカン様式の建造物、及び4つの墓を発見したそうです!

ティカルとテオティワカンの関係が今後より詳細に分かるかも知れませんね!



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↑最新の技術によるティカルのマッピング


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今でも私は地道にトータルステーションで測量調査してますけどね。

時代はどんどん移り行き、考古学もどんどん変わっていくなと感じる今日この頃です。

私の主要研究テーマに直結するのでまた進展がありましたら報告しますね!ヾ(´ω`=´ω`)ノ

↓私の調査の成功も願いたい!(*^・ェ・)ノ↓

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