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歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

タグ:御朱印

2019ねん 9がつ 20にち(きんよーびよーび、晴れ)

書類書いてばかりで研究してる気がしない今日この頃・・・

まぁこの時期はそんなもんかっ(*^・ェ・)ノ


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今回の考古学・歴史ニュースは「札幌を中心とした鳥居のデータをまとめてみたよ」ってお話です!(。・ω・)ノ゙

元々、『最古の鳥居ってどんなだろう?』、『鳥居の起源って何だろう?』という疑問からスタートして、第1回のまとめになります。

2019年2月に御朱印収集と共に始めた企画でしたが、早くも7か月半が経ちました。

途中に色々ありましたのでまだまだ圧倒的にデータ不足なので、分析結果の発表と言うよりは、経過報告の形になると思います。

以下に提示する表データには鳥居の部位名称が出てきますので、復習としまして下部に以前提示した鳥居の基本構造と部位名称についての図を載せておきますね(*^・ェ・)ノ

arukemaya_0050
↑鳥居の部位名称と様々な鳥居の形態(「心と体のなごみブログ」さんの記事内画像より転載)


鳥居データ表01
↑鳥居のデータ表(「歩け、まや」管理人作成)


これだけだとよく分からないので写真データも載せようと思ったら、ブログ用写真群が整理されてなくて準備するのに時間を要しますヽ(TдT)ノ

ちょくちょく整理するようにして追記しますね(TДT)


……さて、表の見方ですが、一番左側に「御朱印集めNo.」なる項目を設定しました。

お気付きかも知れませんが、「御朱印集めの記事」の番号を示しています。

*多賀神社だけ、札幌祖霊神社と合わせた記事(【御朱印集め⑧】)になっているのでズレが生じています、ご注意を!

御朱印や鳥居のデータが取れていない神社もありますが、これまでに13の神社を訪れ、計23基(北海道神宮はデータ未取得のため)の鳥居データを収集したことになります。

初めはよほど大きい神社じゃない限り、1社に鳥居1基だからデータの蓄積は遅いだろうなと思っていましたが、思いの他溜まっていました。


さて、表として整理してみると直感的に素材の種類と柱の直径や高さには相関関係がありそうだなとは思います。

数が心許なくてちゃんと分析やってないんですけどね( -д-)ノ

あとはドラム缶タイプが北海道の古い神社には多いと感じていましたが、総数的には6/23(約26%)なのでそこまで多くないですね。

石製の鳥居はどれも花崗岩製で大型のものがほとんどです。

これらの花崗岩製の鳥居はいずれも境内の入り口に堂々と立っていました。

ということで石製の鳥居に関しては神社のサイズや経済的側面、あるいは奉納者の経済力と関連しているのかなという印象です。

まぁ概ね、古い歴史ある大きな神社が石製鳥居を有していると言えそうです。

一方で木製の鳥居は札幌市内には存在せず、地方において2例のみ確認されています。

どちらも周りが雑木林で、そこから切って使っているとは思いませんが、周辺を見ても山林風景の広がる一帯でした。

こういった地域では木材の鳥居を建立した方が利点が多いと予想されます。

札幌市内の場合、厳しい寒暖の差で簡単にやられてしまう木製鳥居を維持するには、高い頻度で地方から木材を調達して来なければならず、何度も何度も鳥居の取り壊しと再建立のための工事を依頼する必要があります。

それにしても札幌祖霊神社にて鳥居の素材が「木材⇒石材⇒金属中空」と変遷したように、鳥居の素材の変化は経済的側面だけではなく、時間的変化、特に技術の変化に呼応したものかも知れません。

そう考えると、一番新しい札幌御嶽神社がプラスチック製鳥居を有するのもぴったりな感じです。

そうなるとコンクリ製の鳥居は花崗岩製鳥居を建てられない時の代替的存在であり、見た目を整えるために金属で覆ったというのが「表面金属製+内部コンクリ」の正体かも知れませんね。

比較的新しい鳥居は「金属+中空」が多いので、当時の金属の加工技術や採算の問題で、北海道における古い神社は「表面金属製+内部コンクリ」の品質が劣るバージョンとして「ドラム缶タイプ;薄い鉄板を使用し、溶接痕が明確に残るのが特徴」が選択されたのかも知れません。

あるいは「金属+中空」の鳥居は小型のものが主体的ですので、プラスチック製鳥居の出現前において、花崗岩製鳥居よりも安価に抑えつつ大型の鳥居を作るには「表面金属製+内部コンクリ/ドラム缶タイプ」が最も適していたのかも知れません。

……こうしてみると鳥居の素材の変化に時間的・技術的変遷を感じると共に、やはり……夢はないですが当事者の経済性や彼らが感じる利便性の問題が大きく関わっていると感じますね( -д-)ノ





(準備中)

↑いずれここにこれまでの鳥居の写真を並べます!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

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おわりに


23基のデータって思ったより集まっていて、色々な神社に行ったもんだなとは思うんです。

まぁそれでもちょっと総数が少なすぎて分析する気がおきないんですけどね(/TДT)/

雪降る前に積極的に回って、とりあえず札幌市内の神社は回りきろうかな。

実際、札幌は広過ぎるので中心部に限定されるでしょうけどね……

今後のことを考えると、御朱印集めが趣味の方がけっこうフォローして下さっていますので、

ご協力を仰いで、全国の鳥居のデータを送付して頂けないかなと。

情報だけならコメント欄で大丈夫ですし、写真はどうやったら頂けるのか……

まぁ写真はネットで拾ってきても構わないので、とりあえず、

皆さん、データをください!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ

↓押してくれぃ!ほい、押してくれぃ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓

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2019ねん 2がつ 9にち(どよーび、晴れ)

忙殺されてブログ更新できませんでした(/TДT)/

連休だし、色々と頑張りま~す(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


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今回の考古学・歴史ニュース(?)は「鳥居の構造と分類について」です!


御朱印集めのブームが到来してもうかれこれ5年くらいになるでしょうか、まだまだ人気は衰えることないようです。

御朱印に興味がなくとも、初詣に行かれる方も少なくないと思います。あるいはお祭りなどの行事で神社を訪れる方も多いのではないかと思います。

理由はどうあれ、神社に行ったときに目にするのが「鳥居」ですね!


私は趣味として御朱印集めを始めるに当たって、ついでにできることはないかなと思っていたところ、これまで主に初詣で何気なく目にしていた「鳥居」の起源がよく分かっていないということを知ったのです。

ということで、現存する鳥居について実際にデータを取ってみて「鳥居の起源とは?」について考えてみることにしました。


それではまずは、そもそも「鳥居とは何か?」から始めましょう!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



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↑鳥居の部位名称と様々な鳥居の形態(「心と体のなごみブログ」さんの記事内画像より転載)


①鳥居とは?
一言で言うと「門」です。つまり、くぐるためにあるのです。

地方差等のバリエーションはあれど、一般的な参拝の方法として鳥居や参道の真ん中は歩かないというものがあります。

これは真ん中の道を神様が通るので、その妨げにならないようにと説明されています。



これを拡大解釈したのか、鳥居をくぐらないで脇を通る人も見ますが、本来はくぐるべきでしょう。


神社の境内(敷地内)は神域であり、私たちの住む俗界とは異なる領域と考えられています。

この神域と俗界の境は結界として線引されていて、両者を繋ぐ役割が鳥居です。

つまり鳥居は神域への入り口(あるいは出口)ですので、くぐるべきと考えられます。



②鳥居はどこにあるのか?
一般的には鳥居は神社にあるイメージですね。

しかしながら、鳥居を持たない神社もあります。

また奈良時代(710-794年)から明治時代にかけて、日本には1000年に及ぶ神仏習合の長い歴史があります。

神仏判然令と言われる神仏分離令が出されたのは明治元年(1868年)であり、明治維新によるものでした。

そのため仏教寺院(いわゆるお寺さん)にも鳥居がある例が見られます。

鳥居=神社というわけではないのですね(。・ω・)ノ゙





③鳥居の起源について
奈良時代から神社建築の門の一種として記録されており、8世紀頃までには現在の形態になったようです。

しかしながら鳥居の起源についてはよく分かっていないそうです。


横着してwiki.より画像を引っ張ってきましたが、上の画像のように4種の説があるようです。


果たしてどれが起源なのでしょうか?

あるいは他に起源があるのでしょうか?



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↑鳥居の構造と鳥居の種類②(「コトバンク」の画像を転載)



④鳥居の部位名称、鳥居の形態による分類
鳥居に関する研究として、その名の通り1943年に根岸栄隆による『鳥居の研究』が発表されています。

上に挙げた図にあるように、大きく明神系、神明系に二分できるようです。私としては紛らわしい分類名だな~と思うんですけどね( -д-)ノ


実際には上部の笠木、島木、貫などの特徴から細分されています。

画像は粗いですが、分かり易い分類図を見つけたので提示しますね(。・ω・)ノ゙




⑤鳥居の起源を考えるならば……
今回のまとめとなりますが、記録に残る最古の鳥居は8世紀で、それ以前はよく分からないわけです。

そして神社の建物が出来る前にどうやら鳥居を立てる風習があったようなのです。


となるとですね、これまでに紹介した鳥居の形態による分類は、鳥居の起源を考える上ではほとんど役に立ちません。

何故かと言うと、「現存していないものが対象だから」です。



鳥居の起源を考える上で、最古の鳥居を検出あるいは同定しようと考えた場合、所謂「柱穴」が対象となるでしょう。

そうなると鳥居の上の部分、笠木等の装飾の部分による分類は意味がなくなります。

一方で下部の台石、亀腹(饅頭)、根巻、柱の角度、柱の形状に関する情報が重要になってきます。


本当は土の中でどのようになっているのかが問題なのです。

調べてみるといくつかは分かるのですが、全部掘って確かめるわけにもいきませんし、新しい鳥居だと建築技術や建材による違いが大きすぎる場合もあります。

そのため簡易な手法でありますが、「鳥居の起源」について考えようとした場合、地上から鳥居を観察した場合に分かる鳥居下部の特徴を選ぶべきだなと現時点では思っています。


また鳥居の形態は寄進者の好みで決められることが多く、祭神と関連を持つことは少ないとされています。

その辺りも鳥居の建造時期とそれぞれの形態が成立した時期との関係の中で確認していきたいなと思っております( -д-)ノ


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おわりに

始めたばかりの御朱印集めですが、のんびり神社・仏閣を訪れた際に鳥居を観察し、データも取得していきたいなと思います。

実際に日本全国の鳥居を見て回るわけにはいきません。

なので、ある程度実見による経験知や基礎データを溜め込んだら、写真等の文明の利器を利用して分析・考察に入りたいなと思っています。


ゆっくりとしたものになりますが、過程も記事にしますのでどうぞお楽しみに!(*・ω・)ノ

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