あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

    お金にならない考古学をお金にしよう╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 考古学・歴史ニュースの決定版╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

    文化財保護

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    2025ねん 11がつ 27にち(もくよーび、晴れ)

    あぁもうお酒飲みたい~!( ・Д・)

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    ↑先古典期だってさ!ちゃんとデータ取って欲しい!( ・Д・)




    今回の考古学・歴史ニュースは「確かにマヤ人って顔のデザイン好きだわ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



    📰はじめに


    青いジャングル、密やかな石造りの神殿、そして風に歌う草木。そんな私たちの思い描くマヤの世界――しかし、2025年11月、メキシコ・ユカタン半島で進められていた鉄道建設工事の土を掘った瞬間、時の流れを裂くような衝撃が走りました。そこから姿を現したのは、丸太や土ではなく、約2000年以上前の「老人の顔」を刻んだ石の彫像。しかもそれは、かつて祭儀や祈りの場として使われた建造物の“目印”だった可能性があるというのです。水底でも洞窟でもない、人の往来と祈りがあった“生活と儀式の交差点”。今回はこの発見を、「あるけまや」流でロマンと考古学の間に浮かぶ物語として紡ぎます




    🔎 発見の瞬間 — 鉄道の土の中から現れた老人の顔

    この彫像が見つかったのは、巨大プロジェクト Maya Train の建設に伴う救済発掘のさなか。現地当局 INAH(国立人類学歴史研究所)の調査で、ユカタン半島のシエラ・パパカル近郊で、二千年前の先古典期(Preclassic period) にさかのぼる儀式用建造物の遺構が確認されました。


    その入口――おそらく神聖な空間への扉口の側に、顔だけを彫った高さ約45センチ、幅およそ18インチ(約45cm)ほどの石造彫刻が据えられていたのです。その顔は、深い目のくぼみ、平らな鼻、はっきりとした唇と顎――古代マヤ世界で「老人」「尊者」「賢者」を象徴するとされる特徴を余すところなく表現しています。INAHはこれを “elderly lord(年老いた領主/長老)” の像と報告しています。


    ただの装飾でも肖像でもない――この石の顔は、「ここは聖なる場所である」「ここから先は別世界だ」というメッセージとして、門の前に立っていたのかもしれない。その静かな迫力に、過去と現在が混じり合う瞬間がありました。




    🏛️ 祭儀の場の“目印” — 卵型建造物と老人の顔の意味

    彫像を含む遺構は、長方形ではなく“楕円形(オーバル)”の基壇に据えられていたことが明らかになっています。建造物は石で基礎が固められ、壁と屋根は木材や葦など風化しやすい素材で作られていたとみられます。建築物の入り口は西に向いており、夕陽に照らされるよう設計されていた可能性があり、儀式や太陽崇拝と関係していたのでは、という研究者の仮説も報告されています。


    そして、この“老人の顔の像”は、単なる装飾ではなく、聖域への“案内”や“警告”を兼ねたマーカー(目印)として使われていたようです。入り口の北側に設置され、「ここより先は日常ではない、神聖/儀式の領域」――そんな境界線を示す意味があったのでしょう。この設計と配置は偶然ではありません。そこには、古代マヤの宗教観、空間認識、社会秩序の全体像が刻まれていたに違いないのです。




    🪶 なぜ「老人」? — マヤにおける年長者の象徴と儀式

    彫像の顔が“老人”であることには意味があります。マヤ文明では、年長や長老は知恵と経験の象徴。神々、人々、自然との調和を媒介する存在と見なされてきたことが、様々な研究で指摘されています。だからこそ、祭儀や信仰において、若者でも戦士でもなく、“年老いた賢者の顔”が儀式用建造物の入口に置かれたのではないか。若さや生命力ではなく、時間、循環、死と再生を見つめる静かな視線――それを彫像に込めた、と考えるのは不自然ではありません。


    さらに、古代マヤでは「顔」の象徴力は強く、神々や祖先の顔立ちを石に刻むことで、精神的な媒介を生み出す習慣があったとされます。つまりこの像は、単なる「像」ではなく、「存在そのもの」の象徴であり、儀式の触媒であり、古代世界と現在をつなぐ“石のポータル”だった可能性があります。





    🔧 鉄道と考古学 — 近代インフラが開いた過去への穴

    この発見は、ただの偶然ではありません。実は、遺跡の多くは、近年進む鉄道や道路、都市開発などの “地表改変” の中から姿を現すことが少なくありません。今回も例外ではなく、 Maya Train の建設に伴う緊急発掘調査がきっかけでした。このような状況は、考古学にとっては試練であり、同時にチャンスでもあります。インフラ整備で地面を掘るたびに、古代の記憶が眠る層に触れられる可能性があるからです。

    ただし、その一方で、許可・保存・報告・公開――多くの責任と配慮が求められます。鉄道会社、政府、研究者、そして地元コミュニティが協力しなければ、このような発見の価値は十分に生かされません。今回の「老人の顔」が示したのは、まさにその責任と未来への問いでもあるのです。




    🌌 過去と今をつなぐ石の目 — マヤの心を、再び目覚めさせるために

    古代マヤの “老人の顔”。それは遠い過去の記憶の象徴であり、静かに語りかける声。石という timeless(時間を超える)な媒体を通じて、私たちは数千年の隔たりを飛び越え、その視線を感じることができる。この像が語るのは、神々や祖先への畏敬、儀式の荘厳さ、そして人と自然、社会と祭祀をつなぐ古代の構造――それは決して消えたものではなく、今もどこかで息づいているものかもしれません。



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    ↑分かる? もしかして奥にちっちゃく見える顔が今回のやつ!?( ・Д・)




    おわりに

    今、国立歴史民俗博物館の共同研究で「顔・身体土器」をテーマに取り扱っているのだけれど、共同研究者の発表聞いててやぱ世界的に顔をデザインとして造形した土器って色々あるんだなぁと改めて感じていました。どうしても日本、特に縄文時代とか墨書土器のことや、マヤの事例ばかり気にしてしまうので、新鮮な気持ちで普段目にしない中国の事例などを聞いていました。今回の記事書いてて思ったけど、「確かにマヤ人って顔の表現使うことが多いし、文明成立以前から文明崩壊まであるいは植民地期までずっと使い続けているな~と思いました。そういう意味ではマヤって「顔・身体土器」のテーマを扱うフィールドとして最高だなって思います。

    今私の研究で分かってることは、、、普通の土器より「顔付きの土器」の方が高いってことかな。社会分布が制限されるんだけれど、今のところ階層・身分や儀礼行為と関係して制限を受けているのではなく、奢侈財判定なので、単純に価格が高くて中・下層の人々は手が出ないイメージです。まぁもちろん今後「やっぱり階層制限でした!(特定の階層以外はそもそも財へのアクセスが許されない状態)」ってことになるかも知れないですけどね。




    何はともあれ・・・

    私は、造形ならば可愛くデフォルメされたジャガーの顔と肉球が好き!( ・Д・)







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    2025ねん 11がつ 6にち(もくよーび、くもり)

    今度こそ『文明の数式』完成!( ・Д・)

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    ↑ほね!( ・Д・)




    今回の考古学・歴史ニュースは「アケトアテン? あぁテル・エル・アマルナのことね!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



    📰はじめに

    こんにちは、「あるけまや」風に、少しゆったりめの導入から始めます。今回は、古代エジプト第18王朝時代、王 アクエンアテン が創建した都市、アケトアテン(現在のアマルナ)をめぐる一つの定説――“疫病による急速な滅亡”――を覆す、新たな遺骨分析研究をご紹介します。長らく「疫病が都市を滅ぼした」と信じられてきたその物語が、「実はそうではなかったかもしれない」という驚きの転換を迎えました。
    この発見は、考古学の“物証”がいかに物語を書き換えうるかを示す生きた証拠でもあります。では、墓地から出た骨の声を辿りながら、かつての栄光と混乱が交錯したアマルナの現場へと旅をしてみましょう。




    🦴 新研究の登場:遺骨が語る「疫病の痕跡なし」

    最近、公刊された研究によれば、アマルナ周辺4つの主要墓地(South Tombs, North Cliffs, North Desert, North Tombs)から出土した約 889 体の埋葬遺骸を対象に、「大量死亡・急死を示す疫病型指標」を継続的に探査した結果、疫病流行を示す決定的な証拠は見つからなかったとのことです。


    具体的には、死体の急増に伴う雑埋葬、遺体の未処理、遺骸の重なり・腐敗進行、急激な年齢構成の偏りといった疫病の典型的パターンがほとんど観察されず、むしろ「成人低身長」「歯の成長停止(線状エナメル低形成)」「脊椎変形」といった慢性的・構造的ストレス痕が目立ったのです。 この事実は、「疫病が都市放棄の直接原因だった」という従来の見方に疑問を投げかけています。



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    ↑ここがアマルナ!( ・Д・)




    🏛️ 都市放棄の実態:計画撤退か、混乱の逃避か?

    アマルナがわずか20年ほどで放棄されたことは、長らく“崩壊劇”の象徴として語られてきました。旧来の疫病説は、王の死と合流し、都市がパニック的に放置されたという構図を前提としています。しかし、新たな分析では、遺骨・遺物・遺跡構造すべてに「秩序ある移転・整理・撤去」という痕跡が観察されます。例えば、所有品を持ち去った跡、墓所の整理、墓棺・織物・マットなどの副葬品の維持などです。 


    つまり、都市が突発的な疫病ショックで“崩壊”したのではなく、むしろ宗教・政治改革、王統交代・制度変化を背景に「賢者的な撤退」または「転居戦略の一環」として放棄された可能性が高まっています。都市放棄を「死の波」で説明するのではなく、「変革の波」によって説明し直す必要が出てきたわけです。




    🌍 社会・環境・政治:疫病ではなく構造変革が原因?

    それではなぜアマルナは放棄されたのか。疫病ではなく、複数の要因が重なっていると研究者たちは指摘しています。

    • 王アクエンアテンの宗教変革:アテン信仰に基づく一神教的改革により、旧来の祭祀構造・神官制度・都市機構が揺らいだこと。

    • 王の死と王統交代:アクエンアテンの死、次代王との結びつきの希薄化、旧都テーベ復帰の動き。

    • 環境・資源の限界:ナイル氾濫・砂漠化傾向、王都建設による資源負荷、労働動員の疲弊。

    • 埋葬・生活実態に見られた慢性的ストレス:遺骨が示す成人身長の低下・関節変形・歯の成長停止などは、都市構築期の人々にとって「生活が楽ではなかった」ことを示しています。

      これらを総合すると、アマルナ放棄は「疫病による短期的崩壊」ではなく、「中・長期的構造変化が頂点に達した時点での戦略的放棄」であったと理解できます。



    🧬 遺骨からの声:人々の暮らしと死にまつわる証言

    今回の研究が注目されたもう一つの理由は、死者の「骨」が語った、日々の環境・生活・社会状況です。
    成人身長が低め、脊椎に圧迫骨折・変形、歯の線状エナメル低形成、成長期の栄養・疾患ストレスが明らかに見られました。しかし、明らかな大量死・急死・流行病らしい感染症マーカー(例:高頻度の骨髄炎・乱雑な集団墓・遺体未処理跡など)は観察されず、ここが疫病説崩壊の決定的なポイントとなっています。

    このように、骨分析は、豪華王都という“表層のイメージ”では捉えきれない、人々の“日常の疲弊”を示す資料となっており、われわれが抱く「古代王都=豊かで贅沢」という印象に修正を迫るものです。



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    ↑アマルナのネクロポリス!( ・Д・)



    おわりに

    こういう研究はけっこう好き!考古学研究だとは思ってないけれど。まぁ考古学は関連諸科学がたくさんあるからね。考古学では直接よく分からないことってたくさんあるから、こうした理化学研究手法を用いることで古代社会の理解ために少しでも明らかとなる点が増えるのは良いことだと思う。

    それにしても僅か20年で放棄されたのならば、その前後の期間の他の首都の事例や、同じ期間の他の都市における健康状態についても調べて欲しいなと思う。ってかマヤ文明の事例でもこうした研究の蓄積が欲しいな~って思う!



    何はともあれ、、、

    私もストレスいっぱい!( ・Д・)







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    2025ねん 11がつ 5にち(すいよーび、くもり)

    新しい数式と共にふっかつ!( ・Д・)

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    ↑普通に立派な博物館に見えるのに!( ・Д・)




    今回の考古学・歴史ニュースは「え、天下のアメリカでも盗られちゃうわけ!?( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



    📰はじめに

    こんにちは、「あるけまや」風に長めに、キャッチーな導入からお届けします。今回は、アメリカ・カリフォルニア州オークランドにあるOMCAが、なんと 1,000点以上の貴重な収蔵品を盗難されたという衝撃の事件を取り上げます。しかもこれは、過去15年で少なくとも三度目の大きな被害報告という、まさに「文化財セキュリティの限界」を示すニュースでもあります。


    現場は博物館の“倉庫”──展示室ではなく、裏方に眠る<物語>が一夜で奪われたのです。なぜ、そしてどうやって? 今回は、その背景・経緯・影響を可能な限り掘り下げてみましょう。読み終える頃には、私たちがいかに「当たり前の文化保障」を揺るがされたかという感覚を共有することになるはずです。



    🕵️ 事件概要:夜明け前の侵入と“1,000点超”の失踪

    2025年10月15日、午前3時30分頃、OMCAのオークランド市内にある「オフサイト収蔵施設」が何者かに侵入され、1,000点を超える収蔵品が盗まれたと発表されました。盗まれた物品には、先住民のバスケット、象牙細工、19世紀のデアグレオタイプ写真、金属細工のジュエリー、さらには博物館所有のノートパソコンや記録媒体まで含まれています。

    博物館のディレクターである Lori Fogarty 氏は「この盗難は、わが州の文化遺産を市民から奪う蛮行だ」とコメント。 さらに、この施設ではスタッフが常駐しておらず、監視カメラ・アラームがあったものの侵入を防げなかったとのことで、捜査当局(Federal Bureau of Investigation・アートクライムチームを含む)と協力して捜索が始まっています。



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    ↑歴史的価値だけではなく美術的価値も高そうだ!( ・Д・)




    🎯 被害の背景:15年にわたる繰り返しと見えてきた構図

    この事件は決して“単発”ではなく、OMCAが15年以内に少なくとも3度、収蔵品盗難・侵入被害にあっていることが報じられています。 例えば、2013年にはゴールドラッシュ時代の高価なジュエリーボックスが盗まれた事件もあり、今回のような大規模倉庫侵入とは異なる形ではありますが、セキュリティ体制の繰り返しの課題を浮き彫りにしています。 


    「展示室ではなく倉庫」・「スタッフ不在」・「監視カメラのみ」という条件が重なっており、博物館側では『見えない所にある“隙”』が犯罪に付け入られた可能性を指摘しています。 このように、文化財を保護するという観点から「繰り返し起きる構造的な弱点」が露呈しており、公的機関・地域コミュニティ双方にとって大きな警鐘と言えるでしょう。




    📦 何が奪われたか:物質としての価値と文化としての意味

    被害一覧から読み取れるのは、単なる物質的損失ではなく「歴史・文化・記憶の喪失」です。

    • 先住民族(Native American)の編みバスケットや伝統工芸品:地域の文化・技術・世代をつなぐ遺産。

    • 19世紀スクリムショー(象牙に刻まれた細工)やデアグレオタイプ写真:アメリカ西部開拓期の証言とも言える素材。

    • 20世紀の記念ピン・スポーツトロフィー・金属細工ジュエリー:いわば“普通の人々の歴史”を映す品々。

      これらが「一夜で奪われた」ことは、博物館の使命である「物語を守り、伝える」という観点からも重大な打撃です。Fogarty氏が「市民から奪われた」と語ったのも、こうした意味が背景にあります。


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    ↑これは分解できないからコレクター向けなのか、その方が取り戻せる可能性あるよね!( ・Д・)


    🔍 捜査と回収の展望:オンライン取引・質屋ルートへの警戒

    捜査当局は、今回の侵入が「ターゲットを特定して用意周到に行われたもの」ではなく、侵入後に“手っ取り早く持ち出せるもの”を狙った「機会犯罪」であるとの見方を示しています。 警察・FBIからは、市民への協力要請も出されており、フリーマーケット、質屋、オンラインマーケット(eBay・Craigslist等)での流通監視が進められています。 

    「盗まれた文化財は急いで売られる可能性が高い」とのアートクライム専門家の指摘もあり、今後の捜査では“早期発見・流通止め”が鍵になるとされています。 また、倉庫施設のセキュリティ再検討、収蔵品の可視化・モニタリング強化といった制度的なリスク対策の議論が、今回の事件を契機に一気に高まりそうです。




    🏛️ 公共と文化財:市民の遺産としての美術館の役割

    本件を考えるとき、重要なのは「美術館=静的な展示空間」ではなく「地域・世代・文化をつなぐ動的なプラットフォーム」であるという視点です。OMCAの所蔵品は、単に“貴重な品”というだけでなく、「カリフォルニアの歴史」「市民の記憶」「自然・人・地域の物語」を紡いできたものでした。


    その一部が盗まれたということは、「文化財管理」の技術的側面だけでなく、「市民と遺産の関係性」や「誰が守るのか・何を守るのか」という問いを改めて突きつけています。そして、過去に起きた複数回の被害を見れば、これは“運が悪かった”というものではなく、「制度設計」が追いついていないという構造問題を含んでいると考える方が妥当でしょう。博物館・公共機関は今、収蔵品の保護・アクセス・記憶継承という三位一体の使命をどう実現していくか、改めて向き合う時に来ています。




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    ↑ハイタワー3世みたいな人が買うのだろうか!( ・Д・)




    ↑フランスで起きた盗難事件


    おわりに

    つい最近フランスで大きな窃盗事件がありましたけども、アメリカでもかぁって感じですね。ルーブル美術館みたいに知名度は高くないけれど、警備厳重そうなアメリカだぜ? 実際には警備がゆるゆるだったようだけれど、、、

    本当、こういう直接的な文化財保護が今後叫ばれていくのだろうかね。ただでさえ、中小博物館は大して儲からないんだから負担増はやめてもらいたいものだ( -д-)ノ こういう時こそ、国が動くべきだよね。アメリカが率先してやってくれなきゃ、日本なんて絶対やらんでしょ!



    ハイタワー3世ってディズニーシーの垂直落下するアトラクションのところの登場人物だけれども、、、フランスの事例みたいに貴金属が分解されたり溶かされるとやっかいだけれど、今回のようにハイタワー3世ばりにコレクションすることが目的あるいはコレクターに販売することが目的ならば、破壊されずに済むからまだマシな気がするね。



    何はともあれ、、、

    東京ディズニーシー最高!( ・Д・)







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    2025ねん 10がつ 25にち(どよーび、雨)

    市民講座と研究助成金の申請で今週末はのんびりできないぜ!Youtubeもやりたい!( ・Д・)

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    今回の考古学・歴史ニュースは「7億円? もうイギリスにトレジャーハント旅行に行こうかなって気になるぜ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



    📰はじめに


    こんにちは、「あるけまや」風に、少し丁寧にじっくりとお届けします。今回ご紹介するのは、まるで映画のワンシーンのような発見――一人の金属探知機愛好家が英国・ウォリックシャーの畑で掘り出した黄金のハート型ペンダント、通称 Tudor Heart(チューダーハート) が、なぜ British Museum (大英博物館)を動かし、「国宝級」の奪還キャンペーンを引き起こしているのか。発見から評価、取得に向けた奔走まで、その背景を掘り下げます。


    導入ですでにワクワクするこの物語――王朝の愛と儀礼、発見の偶然、そして「国が守る価値とは何か」という問いが交錯します。どうぞ最後までお付き合いください。





    🕰️ 偶然の発見:金属探知機が掘り起こした王朝の証

    2019年、英国・ウォリックシャー州の畑で、金属探知機を手に民間愛好家(カフェ店主でもあった Charlie Clarke 氏)が、畑をスキャンしていたところ、突如「ピン!」という反応を得て掘り始めました。するとそこから出てきたのは、24カラットの金製ペンダント――しかもハート型、そこには“H”と“K”のモノグラム、チューダー・ローズとザクロ(カトリーヌ・アラゴンの象徴)が刻まれていたのです。 


    この発見が示すのは、「偶然の探知」から「歴史を揺るがす遺物」への瞬転。そして、探知機愛好家がただの趣味を越えた“発掘者”になった瞬間でもありました。



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    🎨 遺物の正体:王と王妃が結んだ儀礼の象徴

    この黄金のハート型ペンダントは、単なる装飾品ではありません。 Henry VIII と Katherine of Aragon の結婚を象徴する品として、1518年のトーナメント用に作られた可能性が研究されています。片面にはチューダー・ローズ、もう片面にはザクロ、さらに古フランス語で「toujours(いつも)」を意味する “tousiors” という文字が刻まれています。 


    つまり、このペンダントは「王の愛」「政略結婚」「儀礼」の三重構造を内包しており、英国チューダー朝史の中でも極めて希少な物証なのです。しかも、これだけの装飾性・物質性を持つものが発見されるのは非常に稀とのことで、遺物としての価値はまさに折り紙付き。






    🏛️ 取得キャンペーン:英国国家が動いた“保存の戦い”

    この発見された遺物を巡り、British Museum は国にとっての「収蔵すべき価値ある品」であると判断、取得に向けたキャンペーンを開始しました。取得希望額は £3.5 million(約7億円超)


    キャンペーンには既に £500,000 の寄付も寄せられており、2026年4月を期限とする募金活動が展開されています。もし達成できなければ、遺物は私的コレクションに流れてしまう可能性もあるため、「国の文化遺産として取り戻す」ことが大きな焦点となっているのです。 


    この構図には、「文化遺産とは誰のものか」「発見物の所有と公開のバランスは」「金銭評価はどう行われるか」といった根源的な問いも横たわっており、ただの“発見ニュース”に収まりません。



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    🔍 発見者・法制度・市場の三角関係

    この発見とキャンペーンをめぐる背景には、発見者・土地所有者・博物館・国家が関わる複雑な制度的枠組みがあります。例えば:

    • 発見者 Charlie Clarke 氏は金属探知機を趣味としていたが、この品を報告義務のある遺物として所轄に届け出ました(英国の Treasure Act 1996 に準拠)。

    • 遺物の評価額 (£3.5 m) は、専門の委員会が市場価値を判断して算定されており、その結果を基に博物館が「国として取得すべきか」を決定しています。

    • 私的コレクションに流れた場合、「公開されない文化遺産」が生まれるリスクがあり、博物館・公的機関はそれを防ぐために資金調達や調査を急いでいます。

      このように、「偶然の発見」から「評価」「取得」「公開」までの一連の流れには、発掘から保存までをめぐる大きな制度と社会的意義が隠されています。




    🌟 見どころと今後:なぜこのペンダントは“国宝級”なのか

    なぜこのハートペンダントがここまで「国を巻き込んだ争奪戦」にまでなったのか、ポイントを整理すると――

    • チューダー朝初期の王妃カトリーヌ・アラゴンとの結婚という、英国史にとって大転換期の象徴。

    • 遺物として残された例が極めて少なく、「同時代の逸品」として比較対象がほぼない。

    • 金(24 カラット)・複雑な象徴装飾・儀礼用と推定される構造という“物質・形式・文脈”の三拍子が揃っている。

    • 私的コレクションに流れれば「見えない文化財」となる可能性があり、公開・保存・研究という観点から国が介入せざるを得ない。

      そのため、このペンダントは単なる“お宝”ではなく、「歴史を可視化する媒体」「国家・博物館の使命を象徴する品」になっているのです。展示も予定されており、英国の一般市民・研究者・愛好家全体がその行方を注視しています。まさに「発見→保全→公開」のドラマが、今まさに進行中です。

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    ↑拡大図、ロケットになってるのね!( ・Д・)(「Historic England」の記事内画像より転載)






    ↑最近のお宝系記事(*^・ェ・)ノ



    おわりに

    いいなぁ、7億円……まぁ希少な発見ではあるけれど、他の発見でも100万円とか超えてたもんね。

    金属探知機買ってイギリスとかヨーロッパ旅行行って、、、一発当てれば旅行費くらいは賄えるんじゃないかと思ってしまう( -д-)ノ

    まぁ手続きとか面倒だから短期旅行者には無理なんだろうけどね。



    何はともあれ、、、

    7億円じゃなくていいから研究費として少し分けて!( ・Д・)





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    2025ねん 10がつ 24にち(きんよーび、くもり)

    来週は絶対研究するんだ~!( ・Д・)

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    ↑思ったより小さいサイズ?( ・Д・)(「erath.com」の記事内画像より転載)


    今回の考古学・歴史ニュースはやっぱかすめ取っちゃうよね!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    📰はじめに


    こんにちは、いつもの「あるけまや」風スタイルで、じっくりと長めにお届けします。今回のテーマは、なんと英国イースト・イングランドで発見された「金貨933枚」の大発見――ところが、その裏には金属探知機愛好家による不履行・違法検出・書類不備という“暗部”が隠れていたという驚きの物語です。まるで“宝の山”が見えるその瞬間から、法と倫理の狭間で揺れる歴史発掘のリアルが浮かび上がってくるのです。この記事を読み終わるころには、「なぜ価値ある発見が事件になるのか」という問いを自分の中に抱えることになるでしょう。




    💰 発見現場:933枚の金貨とその瞬間

    英国のイースト・イングランド、ケムズフォード近郊グレート・バドウ(Great Baddow)で、なんと金属探知機を使った愛好家が、金貨933枚という史上最大級クラスの鉄器時代(紀元前60〜20年あたり)金貨のホイール(埋蔵金)を発見しました。 


    このホイールには、東部イングランドで後期鉄器時代に鋳造された“スタター”金貨930枚と、異種の3枚が含まれており、その規模・時代ともに極めて稀な価値を持っています。 


    ところが、発見者はその地での探査許可を得ておらず、また英国の「Treasure Act 1996(宝物法)」に則って報告を行わず、のちに不履行・隠蔽として捜査対象となることが明らかになっています。つまり、夢のような発見の影には、法律・倫理の“影”も併走していたわけです。




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    ↑山のようにあるね!( ・Д・)(「erath.com」の記事内画像より転載; credit: Museum of Chelmsford)



    📜 “なぜ933枚?”:歴史的背景と価値の重み

    このホイールがなぜ注目されるのかというと、いくつかのポイントがあります。

    • 金貨の大半が“Whaddon Chase型”スタターで、紀元前60〜20年頃、東英仏海域から影響を受けて鋳造されたとされるタイプであること。

    • 埋蔵場所が、従来「トリノヴァンテス族(Trinovantes)」の領域とされる土地内であったことから、「隣接部族カトゥヴェラウニ(Catuvellauni)による影響」「ローマ侵攻前後の金貨移動」という仮説が浮上しています。

    • 金貨という「価値通貨」かつ「権力・支配の象徴」であったものが、なぜ一箇所に大量に埋蔵されたのか――それは部族間の動揺、ローマからの圧力、貢納・保管等の複合的背景が想定されています。

      こうした「金貨933枚」という数字の裏には、単なる“宝探し”を超えた、古代社会の動き・貨幣史・政治史が隠れているのです。



    🕵️ 発見者の違反行為:探知から報告までの齟齬

    この発見が単なるロマンチックな成功譚で終わらなかったのは、発見者側の行動に複数の問題があったためです。

    • 探査にあたって土地所有者の許可を得ていなかったという点。

    • 発見後、英国の「Treasure Act 1996」に基づき発見を報告する義務を履行せず、ホイールの一部を隠匿した疑い。

    • 報道されたインタビューの中で明らかになった「コインの一部が未報告」であったという点。英国エセックス警察の見解も「我々は歴史を盗まれている」などと表現。

      これらの違反行為によって、たとえ発見そのものが重大であっても、正当な手続きを踏まなかったために“問題の焦点”となってしまったのです。



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    ↑警察に押収された時の写真( ・Д・)(「itvX」の記事内画像より転載; credit: Essex Police


    🧮 法的・文化的インパクト:“国の遺産”という視点から

    この事件が示すのは、ただ「お宝発見」ではなく、「誰が何のために発見し、どう扱うか」という課題です。

    • 英国では、探知・発掘・発見報告には厳格なルールがあり、“無許可・無報告”は文化遺産を損なう行為と見なされています。

    • 発見場所・文脈・残存状態の記録が失われると、考古学的価値が著しく減少してしまいます。実際、このホイールの発見でも「発見直後の状況記録に齟齬がある」という指摘があります。

    • また、地域や国の“歴史遺産”として、発見物は公共の財産とも言え、私的利益追求による隠匿・販売は社会的・倫理的に問題視されます。

      したがって、金貨933枚というスケールに見合うだけでなく、その取り扱いこそが問われている事件と言えるでしょう。



    🔍 今後の展望:ホイールの公表・博物館収蔵・探知者の責任

    このホイールのその後にも動きがあります。

    • 発見された金貨はMuseum of Chelmsford(ケムズフォード博物館)において確保され、将来的な展示・研究プロジェクトが進行中です。

    • 展示予定は2026年以降という報道もあり、地域住民・来訪者にとって「自分たちの古代」への接点となる可能性を秘めています。

    • 探知愛好家の側では、法令順守・許可取得・報告義務の履行という“新たなスタンダード”がますます重視されるようになっています。実際、関連団体は「正しいやり方を知ることが何より重要」と呼びかけています。 

      以上のように、この事件は“発見そのもの”以上に、“発見後の対応”こそが文化遺産にとって重大であるという教訓を我々にもたらしているのです。


    ↓関連記事





    おわりに

    上の関連記事ではちゃんと報告してるし、大きな報奨額をもらってるよね。

    イギリスもトレジャーハント可能な国だから、ちゃんと手続きすれば報奨金もらえるのにね。

    歴史好き過ぎて、自分で発見した金貨をコレクションしたかったんでしょうかね。



    報奨金の一部で収蔵先の博物館にレプリカ作ってもらえばいいのになぁなんて思うけれど、やぱ本物がいいのかな。

    気持ちは分からんでもないけれど、こんなことになれば博物館に行って、「これ見つけたの俺だぜ!」ってのもできなくなるよね。

    名誉から一転不名誉だもんね。





    何はともあれ、

    やぱ金は人を狂わすぜ!( ・Д・)





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    2025ねん 10がつ 23にち(もくよーび、くもり)

    今月全然研究出来ていない!( -д-)ノ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    今回の考古学・歴史ニュースはルパン三世かよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    こんにちは、「あるけまや」流でじっくり長めにお届けします。今回はなんとも衝撃的な事件――世界最大級の美術館、ルーヴルから盗まれた皇帝・皇妃の宝飾品群。その大胆さ、スピード、そして背景にある「美術館の弱点」が、まるで映画のワンシーンのように語られています。読み進めるほどにゾワッと背筋が伸びるこの事件、どんな構図が隠されていたのか、ぜひご一緒に掘り下げてみましょう。



    🕵️ 事件発生:あの「王冠」「ティアラ」が忽然と消えた

    2025年10月19日、パリ・セーヌ川沿いにあるルーヴル美術館のGalerie d’Apollonで、わずか数分のうちに、かつて皇帝や皇妃が身に着けた宝飾品8点(または9点を標的に)――そのうちの一つが途中で放棄された王冠――が盗まれるという、信じられない事件が起きました。


    被害品の評価額は、少なくとも 88 百万ユーロ(約1億ドル超) と公表されています。 犯行の様子はまさに映画的:家具用の昇降機を使い建物の窓から侵入し、モーターサイクルで逃走。わずか4〜7分で完了したとされています。関係当局は「これは我々が守るべき文化遺産への攻撃である」と表明し、国中が衝撃を受けました。



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    ↑ルーブルでかいわ!( ・Д・)(「The Gardian」の記事内画像より転載)


    🎯 狙われた宝飾品たち:皇族ゆかりのジュエリーの実像

    盗まれた宝飾品の中身を見ると、その一つひとつが歴史と煌めきを宿すものです。例えば:

    • Empress Eugénie(ナポレオン3世の皇后)が身につけていたティアラ、ブローチなど。

    • Empress Marie‑Louise(ナポレオン1世の2番目の皇后)に贈られたエメラルドのネックレスとイヤリング。

    • Queen Marie‑Amélieおよび Queen Hortenseのサファイアのティアラ、ネックレス、イヤリング。 


    • これらは単なる装飾品ではなく、19世紀フランス帝政・王政の象徴であり、「民族の誇り」「時代の証人」と言えるもの。だからこそ「金額以上の“帰属価値”」を持っていたのです。



    🔐 手口と逃走:プロ仕様の“瞬間技”

    この事件を特筆すべきものにしているのが、手口の鮮やかさ。

    • 室内が開館してから既に多くの入館者がいた午前9時半頃、家具搬入用の昇降機を外壁に設置し、そのまま窓を突破。

    • グラインダーなど工具を使って展示ケースを切断。展示ケース2つから目的の品を迅速に奪取。

    • 逃走はモーターサイクルによる高速離脱。現場から数分で姿を消し、警察が駆けつけても追跡には至らず。 

      このプロフェッショナルの手際に、文化施設としての防御体制の甘さが露呈される結果ともなりました。

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    ↑ここが狙われたそうだ!( ・Д・)(「Aljazerra」の記事内画像より転載; credit: Gonzalo Fuentes/Reuters


    💼 背景にある「どうしてこんなことに」:セキュリティの盲点と市場の構図

    なぜ世界でも屈指の美術館がターゲットになり、その上逃げ切れたのか。専門家は以下のような構図を指摘しています:

    • 昨今、博物館・美術館への入館者数が激増し、施設・警備体制が追いついていない。例として、来館者数870万人(2024年・ルーヴル)という数字も。

    • 盗まれた宝飾品が「鑑別されやすく、市場では売れにくい」とされる一方で、「素材としての価値(ダイヤ、エメラルド、金)/分解して換金可能」という道もある。

    • 実際、フランス政府は「これらの品は私的保険による補償対象ではなく、国家が自己保険的に価値を賄っていた」という声明を出しています。 

      つまり、芸術価値・歴史価値と、金属・宝石としての素材価値という二重の魅力が、犯罪者側の「ターゲットにする理由」になっていたわけです。また、この事件は「公共文化施設の保護は私刑化しづらく、対策を講じるのが難しい」という構造的な課題を改めて浮き彫りにしました。



    🧭 今後の展開と追跡の焦点:失われた輝きを取り戻せるか?

    現在、追跡と捜査は全力体制で進んでいます。

    • フランス検察は「組織的窃盗」「犯罪共謀」で捜査を展開。警察100人以上が動員。

    • しかし専門家は「この手の盗難品は24〜48時間以内に持ち出されたかどうかで、回収の可能性が大きく変わる」と警鐘を鳴らしています。

    • さらに、展示品という「誰もが知っている」宝飾品ゆえ、売ることは極めて難しいと見られており、そうなると「金属として溶解・宝石として再カット」という最悪のシナリオが懸念されています。

      文化施設側としては、今回の事件を教訓に、セキュリティ強化・監視システムの刷新・来館者統制などが急務となるでしょう。報道では、監視カメラの区域未整備、警備配置の偏りなどが指摘されています。







    ↑最近の盗難事件


    おわりに

    エジプトは盗難がひどいなぁと思っていたけれど、貧困が原因ですからね。

    フランス、しかも超有名な『ルーブル』でしょ?



    犯行が鮮やか過ぎてアニメかなと思っちゃうね。

    銭形みたいにのんびり追ってるとほんとに分解・溶かされちゃうね。

    まぁもう難しいかもね。



    とは言え、ルーブルですらこれなら、世界中どこでも簡単にやられちゃうのでは?と危惧しています( -д-)ノ




    何はともあれ、

    やぱ人類愚か、歴史より目先の欲!( ・Д・)





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    2025ねん 10がつ 20にち(げつよーび、あめ)

    やりたいことたくさんだけれど今日は早く寝ようかな!( -д-)ノ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





    今回の考古学・歴史ニュースは「真面目に報告したんだぜ! で、報奨金はいくらだよ?( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ

    ↓過去記事







    📰はじめに

    ── ミミズ掘りから生まれた6 kg級の中世銀貨系財宝。報道の華やかさの陰には、きちんとした法制度と報酬額の計算がある。──


    ある晴れた日、スウェーデンで釣り餌のミミズを採取中だった男性が、地中から中世の銀貨や装飾品を詰めた鍋を発見しました。報道ではその重さ(約6 kg)や枚数(最大2万枚規模)に注目が集まっています。


    ですが同時に、このような「埋蔵財宝発見」には、国家・法律・発見者・公共益という複雑な構図があります。今回はその構図を、「法律・倫理・公開」の視点だけでなく、発見者がもらえるであろう報酬額の推定まで含めて整理します。






    📜 スウェーデンの法律制度:文化遺産・発見物の扱い

    法令の概要

    スウェーデンでは、文化遺産や考古資料に関して「Historic Environment Act (1988:950)(文化遺産法)」が中心的な枠組みです。
    この法律では、遺跡・遺構・遺物(古代遺物)などが保護対象とされ、発見された場合には国または県の行政機関に届け出る義務があります。

    発見の報告義務と権利関係

    • 発見者は、金・銀・銅・青銅・真鍮を含む合金でできた複数の物品(いわゆる「クラスター」)を発見した場合には、国家に提供する義務があります。

    • 金属探知機などを使用しての発見・掘削には、県行政局(Länsstyrelsen)などからの許可が必要で、許可なく行うと罰則の対象になる場合があります。

    • 発見物が「国家が取得を望む」ものとされる場合、発見者には“報酬”(finders reward)が支払われる可能性があります。

    報酬制度の具体例

    法律上は「発見報告をした者には、少なくとも金属としての価値+8分の1(12.5%)以上が支払われること」がひとつの目安とされてきました。
    例えば、2009年の報道では、端的な金属価値に対して10%を報酬として支払うという例があります。
    また、非常に大きな銀貨のhoard(遺跡的な埋蔵財)では、報酬が SEK 2,091,672(約24万ドル) 被支払われた例があります。






    💰 発見者がもらえるであろう報酬額:推定計算

    今回、報道では「重さ約6 kg」「最大2万枚規模」などの数字が提示されており、銀貨+装飾品という構成。ここから「報酬として発見者が受け取り得る金額」のおおまかな推定を行います(あくまで推定です)。

    前提条件

    • 銀貨6 kg:銀の純度を仮に90%とし、1 kg=純銀として換算。

    • 銀の市場価格(2025年頃)を仮に USD 25/oz(1oz≈31.1g)とする → USD 25/31.1 g ≈ USD 0.804/1 g。1 kg=1000 g → USD 804/kg。6 kg→USD 4,824。

    • スウェーデンクローナ(SEK)換算を仮に USD 1 ≈ SEK 10.5 とすると 4,824×10.5 ≈ SEK 50,652。
      (もちろん、実際の銀貨の収集価値や歴史的価値はこれを大きく上回る可能性あり。)

    • 法制度上「金属価値+最低12.5%以上」が報酬額の目安 → 銀の純価値50,652 SEKの12.5%=≈ 6,332 SEK。つまり最低でも 約 6,300 SEK(約USD 600) が「最低線」として考えられます。

    • ただし実例では10%以上、また「可収集価値」がある場合には数百万円(数十万ドル)支払われたケースもあります(例:SEK 2,091,672=約USD 242,000)

    推定レンジ

    • 下限目安:金属としての価値のみ評価 → 約 SEK 6,000〜10,000 程度。

    • 上限可能性:歴史的価値・希少性を加味 → SEK 数百万(数十万ドル)規模が理論的に可能。過去最高例(SEK 2,091,672)を鑑みれば、今回のような大規模hoardなら SEK 数十万〜百万超 もあり得ます。

    • 今回の「約6 kg/2万枚規模」という条件を元に、「可収集価値・市場性・希少性」が高いと仮定すれば、報酬額が SEK 100万(約USD 95,000)前後に到達する可能性も排除できません

    • ただし実際には、貨幣の保存状態、打刻の希少性、装飾品の存在、法的・博物館的買取意向、保存・公開費用などが影響し、報酬額は変動します。

    なぜ「数千SEK」で済むこともあるか

    報酬額が数千クローナで済む例もあります。例えば、8歳の少女が湖から引き上げた古代剣では 15,000 SEK(約USD 1,670) が報酬となった事例も。

    条件(希少性/状態/資料価値)が低ければ、金属価値+一部という“最低ライン報酬”に近づくためです。






    🧭 公開・倫理・発見者の立場

    • 発見者が適切に報告を行った場合、国家が取得権を行使するかどうかを決めます。報道では今回も「正式に当局へ届けられた」とされています。

    • 公共的価値(歴史研究・展示)を勘案して、報酬より「学術的価値をどう社会に還元するか」が重視されます。

    • 発見者は報酬を得る権利を持つ一方で、探査/発掘の方法が法律に適合していること(許可の取得・土地所有者との合意など)が条件となります。無許可で探査した場合、報酬が認められない、罰則を受ける可能性があります。

    • 探知器使用・掘削許可のハードルが高く、スウェーデンでは多くの場所で禁止または厳格管理されています。





    ✅ 総括:今回の発見者に期待できる報酬 ― あくまで“可能性”

    今回のように「6 kgの中世銀貨+装飾品」という条件ならば、スウェーデンの制度下で発見者がもらえる報酬はおそらく数十万クローナ(数万ドル)レベルの可能性があります。


    最悪でも数千クローナという“最低ライン報酬”が保障されており、最高では過去に数百万クローナ支払われた実例もあります。


    もちろん、最終的な報酬額は保存状態・希少性・研究価値・博物館等による取得意向・公開コストなどが大きく影響します。







    おわりに

    日本はケチだからね、ないね、こういうの!

    政治家も官僚も自分の懐のこと以外考えていない腐った国だからね!( ・Д・)

    日本でも極端に「公共的価値(歴史研究・展示)を勘案して、報酬より「学術的価値をどう社会に還元するか」が重視され」るため、報酬は忘れろ!ってことですね(゚Д゚)ゴルァ!!



    まぁ実際に日本で埋蔵金を掘り当てたとしたら微妙な額のお金をもらえます。

    しかも発見者は発見した土地の所有者とその微妙な額を折半することになります。

    そして行政側は埋蔵金を博物館展示してその微妙な額以上のお金を手に入れて、、、



    展示が終わったら溶かして売って懐に入れます!( ・Д・)



    ま、エジプトじゃあるまいし、さすがにそこまではやらん・・・

    でも大量に見つかったら数十枚は消えてそう、そして誰も追及しなさそうヽ(TдT)ノ

    日本では上司が悪さしても黙認、偉い人が悪いことしても世間が忘れるまで待てば無罪の文化ですからね~。



    話を戻すと、彼は日本円で数百万円はもらえるのか。



    何はともあれ、

    やぱ報奨金もらえるのいいな!( ・Д・)



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    2021ねん 2がつ 20にち(どよーび、晴れ)

    時間を上手く使わにゃ~(*^・ェ・)ノ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    今回の考古学・歴史ニュースは「新発見は身近なところにあるものだね!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    さて、今回の舞台はタイ東北部に位置するナムポーン国立公園です。

    ちょっと情報が少なくてよく分かりませんでしたが、ナムポーン国立公園は大きな山や湖を含む自然公園のようです。

    この湖はダムによって出来た湖のようですが、大きな魚が獲れることからことからフィッシングの地としても有名なようです。

    しかし今回紹介するのは山の方!

    ナムポーン国立公園内には登山ルートがあるのですが、この観光客が日頃通っている登山ルートのすぐ傍の小さな洞窟の中で今回の壁画が発見されました!

    灯台下暗しというやつですかね( -д-)ノ




    最初に挙げた写真は洞窟の入り口付近にあるもので、刻線文様が描かれています。

    ちょっと何を描いているのかよく分かりません。

    一部、幾何学文のように見える部分もありますが、何だか私にはインドのような数の数え方で縦線を刻んでるように見えますね( -д-)ノ

    一方で上に挙げた写真は洞窟の深部のものなので暗い写真ですが、赤い塗料で横長の動物状のものが描かれています。

    これまでのところモチーフとして水牛やキツネ、鳥などの動物や、太陽が描かれていることが分かっています。

    赤色は古来より血をイメージするものとして、重宝されてきました。

    普通は朱などを使うのですが、今回のケースでは本当に血液を使用していました!

    何らかの動物の血液を染料としていたようで、今後DNA分析などで色々分かってきそうですね!ヾ(´ω`=´ω`)ノ

    壁画は推定で約2000年から4000年前に描かれたものとされていますが、血液の他に植物の樹脂なども使用されており、化学分析によって時期の特定もできそうですね(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


    ↓壁画系だよ(*・ω・)ノ



    ↑特に上の壁画はとても古いのにとても美しい!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!




    おわりに ー文化財保護と歴史教育ー

    現在、タイではこの洞窟を遺跡として保護するために準備を進めているそうです。

    だから現在は誰でも入れてしまうので、上に挙げた写真のような状況になっています。

    よく博物館で『フラッシュ撮影禁止』ってあるじゃないですか?

    撮影禁止なのではなく、フラッシュがダメなのです。

    何故ダメかと言うと、フラッシュの強い光によって退色してしまうからなのです( -д-)ノ

    いち早い保護ももちろん必要だけど、

    そういった文化財を守るための知識を教育の一環として教えていくことも大事でしょうね。

    そして『何か重要なものを発見した際にすぐに報道しないといった規制も必要』でしょうね。

    今は何でもすぐに拡散するからね!( ・Д・)



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    2021ねん 2がつ 23にち(かよーび、雪)

    記事頑張らねば~、時間ないけど( ・Д・)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    今回の考古学・歴史ニュースは日本最古の考古学者は黄門様と助さんだったよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    さて、今回の舞台は栃木県大田原市の上侍塚・下侍塚古墳です。

    日本の考古学の起源と言えば、通常はモースですね。


    ↓モースについてほんの少し触れました(*・ω・)ノ



    アメリカ人動物学者であるエドワード・モースは1877年(明治10年)に東京都品川区の大森貝塚で発掘調査を実施しました。

    これにより日本における人類学・考古学の基礎を築いたとして評価されるわけですが、これが日本における「科学的」な考古学の始まりなわけです。

    ちなみに「日本考古学の父」は別にいるので今度紹介しますね( -д-)ノ

    このモースの調査に先立って、およそ200年前に発掘を行っていたのが水戸黄門こと水戸光圀です。




    1692年(元禄5年)に水戸光圀は、家来の佐々宗淳(さっさ むねきよ)に上侍塚・下侍塚古墳の発掘調査を命じます。

    「ドラマ水戸黄門」に出てくる『助さん』は架空の人物で、そのモデルは佐々宗淳とされています。

    宗淳の通称は『介三郎(すけさぶろう)』であり、そのためドラマに出てくる助さんの名前は「佐々木助三郎」になっています。

    この宗淳は光圀の近侍でしたが、本来は儒学者だったのです。

    彼らは両古墳を発掘調査し、貴重な中国製の鏡、鏃、高杯、太刀の折れ鉈、倭鏡、花瓶、管玉、壺などの土器類が出土しました。

    光圀らのスゴイところは、発掘調査後全ての出土品を絵図に記録させた上で松の箱に収めて釘付けし、松脂で密封した上で埋め戻し、古墳には後に松の木を植えて保護したことです。

    遺物そのものの埋め戻しは現在は行いませんが、図面を取って調査記録を残している点、埋め戻しによる調査地の現状復帰を行っている点や、古墳の保存を考慮している点で科学的な考古学と言えますよね(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!




    おわりに

    水戸光圀は古墳を崩壊から守るために松の木を植樹したわけです。

    これが上に挙げた写真でも見られますね。

    200年前、、、同じものではないか?

    松の木の樹齢は600年とかあるそうですけど、これは幹が細いので新しそうですね( -д-)ノ

    倒木すると古墳が壊れる気もしますけど、彼なりの遺跡を保護する気持ちがこの景観を作っているわけです。

    日本最古の文化財保護の事例でもあるね!( ・Д・)


    (*以下に追記あり( -д-)ノ)


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    ↓こっから追記だよ(*^・ェ・)ノ

    (追記:2021.2.24)

    タイトルに「記念碑の建立が決定されたよ!」って書いていながら、それに触れるの忘れてまとめてしまいました( -д-)ノ

    しれっとタイトル変えておけば良かった気もしますが、追記することにしました(*^・ェ・)ノ

    ほぼ雑談なので読み飛ばして結構ですΣ(・ω・ノ)ノ


    さて、上に挙げた写真のキャプションで分かるように、記念碑を建立するにあたって地鎮祭が執り行われたばかりなので、肝心の記念碑はまだ建立されていません。

    まぁ正直、失礼ながら記念碑自体は大したものではないでしょう。

    大事なのは、水戸光圀らによって日本最古とも言える考古学調査がこの地で行われたことをしかと記録し、これを機に広く知ってもらうことかなと思うからです。


    ↓しれっと宣伝(*^・ェ・)ノ

    ↑こっちもアップしなきゃね( -д-)ノ


    ところで圀の考古学調査は1692年で、目的をもって調査し、出土遺物の図面を取って記録したという点で近代的な発掘調査の属性をいくつか有しているなとは評価できます。

    そういった意味で「日本最古の考古学調査」と言えなくもないです。

    それどころか1692年だと世界的にも古い部類になります。


    なので調べていると、「光圀の事例が世界最古」とするような記事も散見されましたが、、、

    どの記事でも世界に見られる近代的な考古学史の端緒と光圀の事例を比較しているわけで、比較としてずるいなと。

    私、大学の考古学の講義で光圀の事例は聞きませんでしたからね。

    著名な考古学の概説書の中にも光圀の事例は現れません。

    一方で、ちょこちょこやってる上記のYouTube動画でも挙げているように、世界で見ると最古の考古学者の事例はもっと古いものですし、彼らの調査も考古学調査となるわけで、、、

    そして彼らの古い事例は、近代を除くと、やはり考古学の概説書には載ってこないわけです。

    なので世界の近代考古学史と、日本の近代以前の考古学の端緒を比較するのはおかしいわけですし、

    つまるところ、、、

    何をもって「考古学の起源」とするのか、何をもって「考古学調査」とするのかによって『最古』の記録は大きく変わりそうだってことです(*^・ェ・)ノ

    でも個人的意見として、水戸のご老公はスゴイな!って思います(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



    そもそも考古学というのは新しい学問の部類なのですが、いったいいつから始まるのでしょうね?

    まぁ、、、

    真の考古学という学問も、真の考古学調査も、、、

    私から始まる!と言いたいところではありますね~ヾ(´ω`=´ω`)ノ

    そんなこんなで、色んなところに「~~~の父」がいる世の中ですが、語弊たっぷりで述べるのならば、


    私もパパになりたい!( ・Д・)


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    2020ねん 11がつ 18にち(かよーび、くもり)

    困った世の中だよ( ・Д・)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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    今回の考古学・歴史ニュースは号外!シャレにもならん。迷惑Youtuberがとうとう縄文文化にも手を出したよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    さて、今回の舞台は日本、岩手県です!( -д-)ノ

    問題のYoutuberは日本在住の外国人女性のYoutuver、フォロワー数は60万人を超えるそうです。

    で、何をやったかというと、岩手県花巻市内の土地を「無許可」で発掘し、縄文土器や石器を掘り出して動画投稿したのです( ・Д・)

    問題の動画は早々に削除されたそうですが、動画内では数人の外国人グループがスコップでテキトーに乱雑に土を掘り返し、縄文土器や石器を発掘する姿が映っていました。

    Youtuberあるあるのオーバーアクションで出土する遺物に興奮する様子が映し出されていました。



    またこの迷惑Youtuberは別動画にて、出土遺物を花巻市総合文化財センターに持ち込み『土器を拾ったのだけど、本当に古い時代の土器なのか見てほしい』と鑑定を依頼していました。

    更に動画内では「遺物をこうやって拾って持ってくることは、違法かどうか」を聞いたそうです。

    ・・・・・・・・・・・・

    まぁ普通に「文化財保護法違反」ですよ( ・Д・)

    日本在住ならある程度日本語使えるだろうし、調べられるでしょう。

    というか、「文化財保護」に関して法律のない所謂「先進国」はありませんよ。

    ニュースでは、『文化財保護法の周知を行うべきだ』なんてまとめてますけど、、、

    日本は『激甘』ですよ。

    もちろん国にもよるけど、これ、もし海外なら即特定されて「逮捕」です。

    盗掘が犯罪じゃない国はないです。

    日本だけじゃないけど、土地って必ず誰かのものです。

    個人所有でなくとも、市町村や国の管理になっていたりと、誰の土地でもない自由な土地はありません。

    だから、仮に今回の無断の発掘行為を置いておいたとしても、他人の土地に入って勝手に土を掘り返した時点でアウトでしょう。

    ……今回のニュースの問題は、場所にもよるわけですが比較的浅い地点からも遺物が出ることが周知されてしまうことです( ・Д・)

    そういう場合もありますが、はっきり言って普通はもっともっと掘りますよ( -д-)ノ

    でも「こんな浅くて出るんだ!」とか思った人が勝手に掘り始めて、ヤフオクやメルカリとかで販売するといったことが起きるのではと私は危惧しております。

    最近、縄文とか古墳は人気ですから、なおさら怖いです(´・ω・`)

    特に古墳なんて目に見えて分かりますし、事実として最近は古墳での盗掘事件も報告されていますヽ(TдT)ノ

    当サイトではよく書いてますけど、

    『考古学的価値とは付加するもの』です。

    記録もなしに掘り出すと、一切のデータを有さない無価値なものに成り下がります。

    だから、盗掘はダメ!絶対!( ・Д・)

    やるなら「表面採集」にして、日付と地点を記録しておくといいでしょう。

    本当は色々問題あるけれど、ファンとして(ファンって熱狂的って意味なわけで)我慢できないならば、せめて表面採集にとどめてください。

    ってか、ファンなら考古学調査に参加してみたらいいと思うけど。

    発掘調査補助員のアルバイト(けっこう割いいですよヾ(´ω`=´ω`)ノ)も調べればけっこう募集しているものです。

    まぁ地球の裏側だから来るのにお金めちゃかかるけど、うちの調査に参加してもいいので、盗掘はやめましょう( -д-)ノ

    色々書きましたが、このサイトの読者の皆様はとても「民度が素敵」なのでそんなことはしないと思ってます。

    なので、是非この記事を拡散して頂いて、難しい法律とか全部無視して、ごく単純に勝手に掘ったら違法』ということを周知するお手伝いをして頂けると幸いです。

    私が超インフルエンサーだったらいいんですけど、現実問題として違うので皆様のご協力をお願い致します(*_ _)ペコリ

    ・・・・・・・・・・・・

    最後に、

    「常識は他人の非常識」なんて言うけれど、、、

    良識は持ってくれ!( ・Д・)



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