さて、今日も頑張るかーい!
あ、博物館に行きたい欲が強まっておる!( ・Д・)
「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙
あ、博物館に行きたい欲が強まっておる!( ・Д・)
…私も泥パックするかな!( ・Д・)
今は何でもすぐに拡散するからね!( ・Д・)
Twitterとかでめちゃくちゃ人気になっているこのキモカワいいネコですが、何だか一般的に知られているコンドルとかの地上絵とは全然違いますよね。
まぁ確かにちょっと「下手くそ」な地上絵は他にも存在しているのでいいんですけども……
これ、本物なのかな?って思ってしまうのですが( ・Д・)
ニュースの内容では「ドローンの導入により低空での撮影が可能になったため、こうした発見がこれらかも期待できる」的なこと言ってましたけど、
元々、低空でなかった?( ・Д・)
それが人工衛星の写真とか使って、超高度から撮影した高解像度データから新しい地上絵をガンガンに見つけてたんでなかった?
上の写真で分かるように確かに斜面に配置されているから、真上からは見にくいかもしれないけども、、、
↑(同上)
どうですか?
どの映像も特殊な処理を施した結果として見やすく加工しているようには見えません( -д-)ノ
そして、遊歩道近すぎない?
2枚目の写真なんか、たぶん遊歩道からでも映るんでない?( ・Д・)ニャー!
報道内では、「斜面にあり、自然の浸食でほぼ見えない状態だった」と言ってますけど、
まぁ浸食ってもともと自然のものですし、、、
ナスカの地上絵って地表面に見られる暗赤褐色のレキや砂などを取り除き、下部にある明るい色の砂レキ層を露出させることで描いています。
つまり写真に写っている作業員らは、見つけた地上絵が見やすくなるように上に被っていたであろう余計な砂レキを除去しているのだと思います( ・Д・)
だから明らかに見やすいんですよ、きっと!(*^・ェ・)ノ
↓過去の地上絵関連の記事を読んで下さいな( -д-)ノ
↑ナスカのことにも触れてますよヾ(´ω`=´ω`)ノ
さて、この溝状遺構からはたくさんの遺物が出ました。
座布団に乗ってる子たちですねヾ(´ω`=´ω`)ノ
(↑意味が分かれば、もうあなたも考古学者です(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!)
上記2つが著名な論文になりますが、内容を抜粋すると以下のようになります。
「原位置は出土状態そのものである。その道具が使用されていたあるがままの出土状態、そのものが使用されて機能を果たしていたであろうと思われるあるがままの状態でなければ、本来の原位置の意味とはならない。また麻生は、本来の位置を保った構造物の一部を「残存物」、本来の位置を失った構造物の一部を「分離物」と定義し、本来の位置があるものが「構造物」であり、その残存形態が遺構と部材であり、本来の位置がないものが「道具」であり、その残存形態が遺物であると述べています。
さらに原位置の意味は、考古学的出土状態から直接判断することは非常に難かしく、ましてや考古学的出土遺物からも、そくざに判断しにくい。原位置の意味、それは、あるがままの状態、本来の機能を果たしている状態であったか、二次堆積の状態であったか、現在の考古学研究では、考古学的出土状態から直ぐさま認定することは困難である。その道具が本来使用されていた状態のままで出てくれば、大変好都合で、“原位置”としては、本来の狭い意味での使用法となるのである。」(麻生 1975:1)
部材における本来の位置(原位置)とは、ある種の使用の痕跡(「使用痕」)といっていいのではないか(「第2考古学」の記事より転載)ということのようですが、どうなんでしょう。木製の柱が出土しないマヤ地域では何とも想像しにくいです。柱穴や木製壁の痕跡の周囲に支えとして置かれる人頭大のレキ群がこの場合の部材に当たるのでしょうが、だとすると、ある種の使用の痕跡といってももちろんいいでしょう。