2024ねん 8がつ 3にち(にちよーび、晴れ)
なんだかんだ眠い( ̄▽ ̄;)!!ガーン
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今回の考古学・歴史ニュースは「最古級のシャーマンの墓が見つかった!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
今回の舞台はトルコ南西部のチャタル・ホユック遺跡です。
最近(?)、考古学の常識を塗り替えた(?)みたいな内容で有名なトルコのギョベクリ・テペ遺跡の東240kmに位置するのがチュタル・ホユック遺跡です。
遠いじゃんって思うかもしれないけれど、
まぁ確かに遠いんだけれど、
先土器時代、新石器時代だからね!
大きい遺跡がそんなにごろごろしている時代じゃないのです( -д-)ノ
上に挙げた写真がチュタル・ホユック遺跡ですが、ドーム状に屋根が付けられていて、発掘調査の様子が一般公開されている遺跡です。
公共考古学(パブリック・アーキオロジー)、つまり「市民のための考古学」として公園のように活用実践がなされている遺跡です。
考古学遺跡・活動の観光資源化としても面白いやり方です。
この遺跡のメイン居住期間は約9500年前、BCE 7500年頃と考えられています。
乾燥地帯のためか土壁で造られた住居壁が良く残っています。
調べてみると私の研究的にもかなり興味深い遺跡なので今度別枠で紹介しますね(*・ω・)ノ
さて、上に挙げた写真が今回見つかった人骨です。
右上に頭蓋骨があって左を向いていて、屈葬という膝を抱え込むような姿勢になっている状態です。
人骨の分析から女性だということが分かっています。
シャーマンというのは自然崇拝の中で精霊や霊魂とコミュニケーションが取れる人物であることが多いです。
というのも考古学では使いやすい用語なのです。
精神世界って考古学的には難しいので呪術的な行為を行う特殊な人をシャーマンって言っておけばとりあえずなんとかなるのです( -д-)ノ
時期によっては神官って言えば何とかなる( ・Д・)
さて、今回のケースではこの時期としては珍しく土壙墓の上部、つまるところ人骨の上に大きな石灰石が多数並べられていた点、
ヤマウズラの翼やテンの脚、ヒツジやヤギなど、様々な動物の骨が副葬されていた点からシャーマンと推測されています。
チャタル・ホユック遺跡ではマヤ遺跡のように古いお墓が家の中にあるため、深く掘っていくと古い時期のものに当たります。
今回のシャーマンは1万2000年前に帰属すると推定されていますので最古級ですし、人類の発展史を考える上で非常に重要な発見と言えます(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
おわりに
いやほんと、今度別枠でチャタル・ホユック遺跡について書きますね。
正直、ギョベクリテペ遺跡は騒がれているけれどそこまで興味なかったのですが、、、
ここは面白い!
研究費たくさん獲れたらトルコ行きたい!
何はともあれ、
やぱ金なきゃどこも行けん!時間もか!( ・Д・)
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