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あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

タグ:札幌

2021ねん 7がつ 15にち(もくよーび、晴れ)

激務もとりあえずあと4~5日のみ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑良い天気であった。鳥居の上の鳩が可愛かった( ・Д・)(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

さて、今回の考古学・歴史ニュースは、『東京で初!根津神社に参拝して来たよ!( ・Д・)』ってお話です(*・ω・)ノ


↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓







↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑬」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


上のリンクに貼りましたように、およそ2年半前に御朱印集め&鳥居のデータ集めを始めたわけです。

「鳥居の起源についてはよく分かっていない」

ということで、とりあえず鳥居のデータ集めて傾向を知ろうかなと思い立ったわけです。

最後の記事を見返してみると1年半前のものでした・・・

まぁ1月に神社に参拝して、その後海外に3か月の調査に行って、帰ってきたらコロナのパンデミックで、、、

そんなこんなで落ち着いたらやろうやろうと思って、あっという間に時が流れてしまいましたが、再開します!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

今回は東京に越してきてからの第1弾ということで、東京都文京区の『根津神社』を取り上げます。

では、基本データから紹介しますね(*・ω・)ノ


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↑広い!そして鳥居がたくさんある(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社】
住所:東京都文京区根津1丁目28番9号
Tel:03-3822-0753(社務所)
駐車場:あり(境内にある駐車場はスペースが限られるため、使用するならコインパークが良いかと。基本的には徒歩が良い。)

主祭神:
須佐之男命(すさのおのみこと)
大山咋命(おおやまくいのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)

相殿
大国主命 (おおくにぬしのみこと)
菅原道真公 (すがわらのみちざねこう)

創設:1900年前(CE120年頃)
幾度の遷座を経て1705年に現在の位置に

例祭等:
1月1日 初詣
2月3日 節分
4~5月 つつじまつり
6月 大祓
9月17~18日 例大祭神賑行事
9月21日 例祭式 
10月20日頃 根津・千駄木下町まつり
11月 七五三詣
11月23日 新嘗祭
12月31日 大祓



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↑力強い印象を受けます(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


次に今回頂いた御朱印を紹介しますね。

心付けは300円でした。

コロナ禍のせいかは分かりませんが、私が行った時には「書置き」のものでした。

御朱印帳よりもちょっとサイズが大きいので、端をカットしてサイズ調整する必要がありました。

・・・根津神社は鳥居の数が多くて、データ取ってるだけでめちゃくちゃ疲れたんですよ。

そして大きな有名な神社なので、通常の参拝者だけではなく、観光客もけっこう来てるようでしたし、冠婚葬祭関係の晴れ着での撮影を行っている人たちも何組かいました。

そんなこんなで疲労とドタバタで、御朱印帳が売ってるかとか他にどんなものがいくらくらいなのかとか写真撮ることも忘れていました。

申し訳ぬ( -д-)ノ



さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ

先ほど述べたようにたくさん鳥居がありまして、根津神社の鳥居は計178基ありました。

類似形態の鳥居の記述は省略しているとは言え、けっこう長いので飛ばしてもらってかまいません( -д-)ノ


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↑正門の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑第二鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 表参道の鳥居】
①建立:1996年(平成8年)建立
②素材:金属製(中空と思われるが、非常に厚手)
③高さ:約6.5m
④直径:59cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:円形台石×2(下からh:19.5cm、4.5cm)




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↑根津神社の立派な楼門(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑門なのですがこれもデータ採取、たぶん最初期の鳥居ってこんな感じだったような気がしますね(*・ω・)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【根津神社 / つつじ苑の入り口の門】
①建立:不明
②素材:木製
③高さ:約3m
④直径:約20cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:なし



どんどんいきますよ~(*^・ェ・)ノ


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↑つつじ苑の傍の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ つつじ苑の傍の鳥居】
①建立:1980年(昭和55年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約4m
④直径:29cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:方形台石+饅頭(亀腹)(下からh:15cm、10cm)



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↑千本鳥居の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の鳥居】*169基確認(2021.6.5時点)
①建立:1984年(昭和59年など近年)建立
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約2.5m
④直径:8cm
⑤角度:斜め(斜度1°)
⑥下部構造:なし



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↑千本鳥居中ほどの鳥居①(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居中ほどの鳥居①(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居中ほどの鳥居①の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居中ほどの鳥居①】
①建立:1934年(昭和9年)建立
②素材:石製(石材不明)
③高さ:約3.5m
④直径:21cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:角落ち方形台石×2(下からh:13cm、2.5cm)



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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居①(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居①の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の終わりの方の鳥居①】
①建立:1930年(昭和5年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約3.5m
④直径:17cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:方形台石+饅頭(下からh:20cm、18cm)


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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居②(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居②の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居②の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の終わりの方の鳥居②】
①建立:1985年(昭和60年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約3.5m
④直径:21cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:方形台石+花形(下からh: 4cm、18cm)


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↑西口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑西口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

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↑西口の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 西口の鳥居】
①建立:1886年(明治19年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約5.7m
④直径:40cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:角落ち方形台石+花形台石(下からh:30cm、49cm)




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↑西口の傍の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑西口の傍の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)



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↑西口の傍の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 西口の傍の鳥居】
①建立:1989年(平成元年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約3.6m
④直径:35cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:方形台石+饅頭(下からh:20cm、10cm)




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↑北口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑北口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑北口の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

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↑北口の鳥居の接続部(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


この時点でかなり疲れていて、めちゃくちゃ逆光なのに気にしてないですね( -д-)ノ

ひどいもんです( ・Д・)


【根津神社/ 北口の鳥居】
①建立:1989年(平成元年)建立
②素材:金属製(中実?)
③高さ:約7m
④直径:53cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:饅頭(下からh:48cm)






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↑千本鳥居の中ほど下側の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の中ほど下側の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の中ほど下側の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の中ほど下側の方の鳥居】
①建立:1969年(昭和44年)建立
②素材:木製?
③高さ:約3.3m
④直径:23cm
⑤角度:斜め(斜度3°?)
⑥下部構造:角落ち方形台石+花形台石(下からh: 21cm、17cm)





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↑千本鳥居の中ほどの鳥居②(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の中ほどの鳥居②の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の中ほどの鳥居②の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の中ほどの鳥居②】
①建立:1919年(大正8年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約1.7m?
④直径:17cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:角落ち台形台石+花形台石(下からh: 15cm、12cm)



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↑涼し気な写真、カメさんもいる(・∀・)つ(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑カメさんたくさん(*^・ェ・)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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長かった!めちゃ長かった・・・

仮に鳥居1基の記述に10分かかるとして、6基あったら6倍で60分とはいかないものです。

モチベーションがガタ下がりでめちゃくちゃ時間食いますし、1日で終わらせようという気概を失います( ・Д・)


・・・まぁこれだけ鳥居の数が多い神社はそれほど多くないはずなので良いでしょう( -д-)ノ

さて、東京で初の「鳥居の考古学」となりましたが、北海道との違いは・・・


①石造の鳥居が多い

②年代的に古い鳥居が多い

③北海道に特徴的な『ドラム缶式鳥居(勝手に私が命名、過去記事参照)』がない


って印象ですね。もちろん今後変わるかも知れませんが、、、関西とか行くとまた違った特徴があるやも知れませんね。

前にも書いたように『鳥居の起源』についてはおおよそゴールが見えているのですが(私、海外考古なもので、演繹的に研究する癖が付いているせいもあるのです)、せっかく本州に進出したので、様々な鳥居を実見してみたいです。

また今後は弥生時代や古墳時代の柱穴遺構にも着目していきたいですね(*^・ェ・)ノ

基本的に御朱印集めをしながら、鳥居のデータも集めていく予定ですので、のんびりとお付き合いください(*- -)(*_ _)ペコリ



さて、Twitterで御朱印集めが趣味な方々のフォロワーさんも増えていますので、是非、各記事の記述を参考にデータ取得と、「(身長などの)スケール入りの鳥居」と「下部構造」、「建立年情報のプレート」を撮影したものを送って頂けると助かりますヾ(´ω`=´ω`)ノ

連絡お待ちしております!

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2020ねん 1がつ 3にち(きんよーび、曇り)

短時間とはいえ、3日から仕事始めは早いぜ!ヽ(TдT)ノ


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↑初詣の参拝客で一杯だったのでこんな角度の撮影に( ・Д・)(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『北海道神宮に初詣に行ってきたよ!( ・Д・)』ってことですね( -д-)ノ


↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓







↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑬」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


上のリンクに貼りましたように、およそ1年前に御朱印集め&鳥居のデータ集めを始めまたわけです。

「鳥居の起源についてはよく分かっていない」

ということで、とりあえず鳥居のデータ集めて傾向を知ろうかなと思い立ったわけです。

記念すべき御朱印第一号は地元の北海道神宮だったわけですが、寒くて鳥居のデータ取れなかったんですよね。

で、今回一年越しでデータ取ってきました。

と言っても2基分なのですけどね。

今回も寒さと人の多さにやられて諦めてしまいました( ・Д・)

ちなみに去年、北海道神宮の鳥居は全部で7基として紹介しましたが、

なんと

令和(改元)を記念して新たに大きな鳥居が建立されていました!

その鳥居のデータは取ってきましたよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

では、前回書いていなかった、恒例の基本データから紹介しますね。


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↑境内の樹木が綺麗だったので、パシャリと(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【北海道神宮】
住所:北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
Tel:011-611-0261(社務所)
駐車場:あり(第1・第2駐車場があるのでたくさん停めれます。が、新年等のイベント時は激しく混雑します。)

祭神:
大国魂神(おおくにたまのかみ)
大那牟遅神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
明治天皇(めいじてんのう)

創設:明治2年(1869年)

例祭等:
6月15日 札幌祭



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↑今年もしおり付きですね(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


次に今回頂いた御朱印を紹介しますね。

心付けは変わらず500円でした。

御朱印帳は「令和元年記念」の特殊なものが販売しているそうですが、見かけませんでした・・・

近い内、もう一度行く予定あるので、あったら買って紹介しますね!(*・ω・)ノ

そう言えば、受付の方は金髪の外国人の方でした。

ブロンド美女が巫女服着て片言の日本語で対応するのにはやや違和感も感じましたが、周囲を見てみると中国人と思われる観光客の集団も御朱印集めをけっこうしているようなので、英語担当なのかも知れませんね(・∀・)つ


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↑所謂正門に当たる第二鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

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↑第二鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

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↑第二鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ

先ほど述べたように北海道神宮の鳥居は新たに1基増加しましたので、北海道神宮の鳥居は現在計8基あるということになります。

今回のこの内の2基を計測してきました。

残りは雪が溶けてからで!( -д-)ノ


【北海道神宮 / 第2鳥居】
①建立:1921年(大正10年)建立、1978年(昭和53年)改修
②素材:金属製(中空と思われるが、非常に厚手)
③高さ:約7.3m
④直径:80cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:台石



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↑第4鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑第4鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑第4鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【北海道神宮 / 第4鳥居】
①建立:2019年(令和元年)
②素材:金属製(中空だが、かなり厚手)
③高さ:約10m
④直径:約89cm
⑤角度:ほぼ垂直
⑥下部構造:円形台石 +石組み囲い


これまで北海道神宮の大きな鳥居で「第~」と付いている鳥居は第三鳥居までなので、恐らく令和を記念した新しい鳥居は第四鳥居になるのかなと思います。

一方で円山公園側にある大きな鳥居は「公園口鳥居」と名称が付いていますから、数字番号が付かないことも考えられます。

しかしながらここではひとまず第4鳥居としておきますね。

さて、今回測定した二つの鳥居は、これまでに「北海道的」と考えてきた「ドラム缶タイプ」ではありません。

しかし大きなものですから一本の鉄柱として造られているのではなく、接合部が見られます。

より古い第2鳥居は1978年に改修されていますが、それでも古いものになります。

第4鳥居と比べるとこの接合部がはっきりと分かります。

これまでのデータと今回のデータから、ドラム缶タイプは小さい神社の大きめの鳥居に用いられ、鉄板が薄い傾向が見られるのかなと感じました。

大きい神社で予算が十分にある場合は鉄板が厚く、接合面が目立たないように精巧に造られているのかなと思います。

あるいは時期的に新しい鳥居の場合は、技術的な問題によって接合面が精巧とも考えられます。

このようにやはり「ドラム缶タイプ」に着目していくと、金属製の鳥居に関しては新たな分類と、それによる新しい鳥居の編年が組めるのかなと楽観的に思っています。

どうしても本来の「鳥居の起源」とは直接結び付きませんが、この先もデータを集めて検証していきたいなと思います(*・ω・)ノ


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「鳥居の起源」についてはどうしても本州における木製鳥居や石製鳥居について調べなければなりませんし、海外の古い鳥居や門の構造についても調べる必要がありますね。

海外にまで手を伸ばすと大変過ぎるので、ぼちぼちと本州の鳥居からやっていこうかなと思います。

とは言え、直接私が本州を周るのは困難ですので、皆さんにご協力願いたいと思いますヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ

御朱印集めが趣味な方々のフォロワーさんも増えていますので、是非、「(身長などの)スケール入りの鳥居」と「下部構造」、「建立年情報のプレート」を撮影したものを送って頂けると助かりますヾ(´ω`=´ω`)ノ

連絡お待ちしております!

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2019ねん 9がつ 19にち(もくよーび、曇り)

一気に秋になった。

気温が下がって、けっこう寒いヽ(TдT)ノ


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↑真新しい印象の立派な本殿(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『札幌市の住宅街の外れに突如現れた札幌御嶽神社に行ってきたけど、御朱印を頂けなかったよ!』ってことですね( -д-)ノ



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓

【鳥居の考古学①】鳥居の構造と分類のお話……鳥居の起源ってよく分からないそうですよ( ・Д・)【神社の歴史】

↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、またまたと~っても久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ

ずっとやってなかった、これまでに集めた鳥居データに関する報告も近日中に何とかしますね!

では恒例の基本データから紹介しますね。


【札幌御嶽神社】
住所:北海道札幌市西区小別沢79-1
Tel:011-664-8338
駐車場:あり(20台)

祭神:
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
 ;天地創造、生命の根源の神

大巳貴大神(おおなむちのおおかみ)
 ;経営、国治、耕作、豊穣、子宝、縁結、郷土守護の神

少彦名神(すくなびこなのかみ)
;国造りの神、農業神、薬神、禁厭の神、温泉の神

創設:不明、平成11年に札幌市東区から移転

例祭等:
12月31日 徐夜祭
1月 1日 元旦祭
1月9日 新年月並祭
2月3日 節分祭
3月13日 祖霊供養祭
5月8日 春季大祭
6月12日 夏越大祓祭
7月下旬 御嶽山登拜
8月14日 祖霊供養祭
9月11日 秋季大祭
9月23日 彼岸祖霊供養祭
10月27 - 28日 大和本宮祭
12月 11日 師走の大祓祭
毎月第2水曜日 月並祭



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変な撮り方になりましたが、本殿に犬の置物がありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


タイトルにも書きましたけど、御朱印はありませんでした。

情報によると「繫盛期」は人手不足のため御朱印を停止するそうです。

「繫盛期」!??( ・Д・)

上に挙げた写真のように本殿には、犬の置物がけっこうたくさん置いてありました。

石製のフクロウも置いてました、本殿に。

何でかなと思ったら、、、


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↑本殿や社務所は丘の上にあるので見晴らしが良いです(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑この角度だと奥の山が見えますね(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑綺麗な本殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌御嶽神社m本殿の内部の様子(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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ペット霊園と何かのイベント(「歩け、マヤ」管理人撮影)


この札幌御嶽神社は「ペット霊園 やすらぎの丘」が併設されているのです。

住宅街の外れの山の中とは言え、広大な敷地に新しい建物をたくさん建てて、さぞお金があるのだなという印象です。

繫盛期というのはペット霊園の方の話のようです。

この日はペット関係(?)のイベントが催されており、すごい若いカップルや夫婦がペット連れでワイワイしてました。

ペット霊園でのペットのイベントって、私は違和感しか覚えませんでしたがね( ・Д・)

まぁペット関連で大きな収益を上げている神社なんだなとはよく分かりました。

公式ホームページには「電話すればバス停まで迎えに行く」とありますし、神社ってよりはほぼほぼペット霊園の会社です。


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↑第2鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第2鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第2鳥居の建立年(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ

ちなみに札幌御嶽神社には計4基の鳥居がありました。

第1鳥居は主要道路に面していて、ペットイベント(?)中ということもあり、データだけサクッと取って、撮影はしませんでした( -д-)ノ


【札幌御嶽神社 / 第1鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約4.5m
④直径:41cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)、ミニ饅頭(3cm)


【札幌御嶽神社 / 第2鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約4.5m
④直径:41cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)、ミニ饅頭(3cm)
⑦備考:両部鳥居


【札幌御嶽神社 / 第3鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約3m
④直径:20cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)


前回、比較的新しい鳥居は金属製の傾向が強いかなと思っていましたが、、、

今回の札幌御嶽神社の鳥居は1年前に建立されたばかりなのです(この記事は令和元年に書いています)。

素材は「プラスチック」(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

表面はコンクリ製に見えるように凸凹に加工されていました。

考古学で言うところの痕跡器官(ルジメント)ってやつですね。

本来は全体としての進化に伴って一部の器官が退化して機能が失われたものを指しますけど、この場合は遠目に見たらコンクリ製に見えるように詐称する機能が加わっている気がします( ・Д・)

プラスチック製の印象が強すぎますが、今回の札幌御嶽神社の第2鳥居が「両部鳥居」になっていまして、これまでで初めての事例になります。

これまで北海道の古い神社はドラム缶タイプだと推測してきましたが、どうやら最新の神社は見た目とコスパ重視のようですね( ・Д・)


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↑第3鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第3鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第3鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第4鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【札幌御嶽神社 / 第4鳥居】
①建立:不明(石灯篭も含め一切の記載なし)
②素材:金属製(中空)
③高さ:約6.4m
④直径:55cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:饅頭(亀腹)(15cm)


この鳥居は、これまでの札幌市の神社の鳥居に近い印象を受けます。

元々、札幌市東区に所在していた際の鳥居を運んできたのでしょうかね。

それにしては表面が新しく、金属の劣化もなかったわけですが、何故この鳥居だけ他と違うのかなと不思議に思います。

……たぶん、本殿の前だから「絵的な問題」?( ・Д・)

公式ホームページにも本殿と共によく撮影されて使用されていますからね。

「神社の顔」として大事なのでしょう!


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おわりとしてまして……

上に挙げた写真は、岡山県の高岡神社にある石製鳥居です。

かなり古い鳥居に見えますね。

さて、今回の札幌御嶽神社の実態がどうとか言うつもりは毛頭ありませんが、、、

やはりアレですね……

「歴史って大事ですね!」

古い物、歴史ある物には自然と厳かな印象が備わるものだなと実感しました。

あと素材も大事!

考古学は主に物質文化を研究する学問ですけど、モノって色んな側面で大事だなと改めて思いました( -д-)ノ

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2019ねん 7がつ 14にち(にちよーび、曇り)

今月やることが3つあるのだが、どれも中途半端になっている。

まぁ仕方ない。

ひとつずつ片付けていきましょ~!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


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↑住宅街に佇む本殿(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『札幌市の住宅街にある苗穂神社に行ってきたけど、休み(?)だったから御朱印を頂けなかったよ!』ってことですね( -д-)ノ



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓

【鳥居の考古学①】鳥居の構造と分類のお話……鳥居の起源ってよく分からないそうですよ( ・Д・)【神社の歴史】

↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、またまた久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ

どうも「行こう!」と思ったら時間的に間に合わない日々が続いていました。

札幌市だけでもまだまだ御朱印を頂ける神社があるのでぼちぼちと頑張っていきたいなと思っております(*^・ェ・)ノ

では恒例の基本データから紹介しますね。


【苗穂神社】
住所:北海道札幌市東区本町2条3丁目5−35
Tel:011-781-5622
駐車場:あり(6台)

祭神:
少彦名神(すくなびこなのかみ)
;国造りの神、農業神、薬神、禁厭の神、温泉の神

創設:明治31年(1898年);札幌神社(現北海道神宮)から少彦名神の分霊を受け神社創立

例祭等:不明


さて、いつものように、「まずは頂いた御朱印のご紹介を」といきたいところですが神社が閉まっていました( -д-)ノ


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シャッターが下りた社務所(「歩け、マヤ」管理人撮影)


参拝する前に事前に調べた情報によると、苗穂神社は三吉神社の宮司さんが兼任しているとのことで、御朱印は書き置きになるそうです。

日曜日の午後一番で参拝したのですが、残念ながら不在のようでした。

近い内に平日の昼間に再チャレンジして、密かに追記&御朱印upしておきますね( ・Д・)

また、下に挙げましたように、神社の裏手から入れる駐車場がありまして、おおよそ6台程度駐車できるスペースがあります。

立派な樹々もあって素敵な雰囲気でした(*・ω・)ノ


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↑左手に僅かに駐車場の端が見えている(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑苗穂神社の石碑(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑苗穂神社の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑苗穂神社の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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苗穂神社の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ


【諏訪神社 / 入り口付近にある鳥居】
①建立:1977年(昭和52年)
②素材:金属製(中空)
③高さ:約5m?
④直径:36cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:円形台石(11cm)


まず建立年に関して久々にプレートがあるタイプでした。

ここずっと建立年不明だったので、どうしようかなと思っていたところでした(/TДT)/

台石は円形のもので、やや高めでした。

以前、非常に高い台石のことを新しく「台座」として下部構造属性を設定しましたが、これには相当しないかな~という難しい高さです。

数が増えれば検討できるのですが、まだできそうにないですね( -д-)ノ

また、比較的新しい鳥居は、中空の金属製の傾向があるのかなとも思っています。


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↑苗穂神社の入り口の門(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑上部はこんな感じ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑建立年情報と下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、これまでの参拝では初となると思うのですが、苗穂神社の入り口には屋根付きの鳥居状の構造物がありました。

調べてみたところ、「簡易の楼門」に分類されるのかなと思います。

詳しい方がいらっしゃいましたら、是非コメントをお願い致しますヾ(´ω`=´ω`)ノ

屋根が付いている点と柱が島木を抜けて屋根部にまで到達している点、島木が柱から外に飛び出していない点から、鳥居というよりは通常の「門」としての構造だろうと思います。

一応データは取っておきましたが、新たな情報が入るまではひとまず鳥居としてカウントしないことにします( -д-)ノ


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↑苗穂神社の手水舎(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑苗穂神社のお賽銭箱は金属製だった(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑古い木製の電柱がイイ感じ(「歩け、マヤ」管理人撮影)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おわりとしてまして……最後の写真、上手く撮れたかな~なんて思ってます( ・Д・)

最近天気悪かったので、青空が少し見えただけでハッピーですね。

ところでこの昭和風な電柱、イイ感じですよね。

木材はかなり劣化していますが、まぁまだかなり立っていられるでしょう。

今度、苗穂神社を訪れた際には、是非忘れずにいつから立っているものなのか?」を訊いてみたいなと思います。

木製の鳥居に出会うことも稀にありますからね、正直、材質が何であれ、それぞれどれくらいの期間が限度なのか、あるいはどれくらいの期間ごとに再建立するものなのか、取り換えられた古い鳥居はどうなるのかを知りたいなと思います(。・ω・)ノ゙

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2019ねん 6がつ 20にち(もくよーび、激しく雨)

太ももが激しい筋肉痛である

筋トレし過ぎた( ・Д・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑本殿周辺はまだ明るく、普通の神社に見える(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『道南、豊浦町にある住吉神社に行ったら、御朱印の代わりに朝から肝試し体験を頂いたよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、またまた久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ

今回も資料調査の際に参拝してきました。

見込みが甘過ぎた結果、資料調査はあと2か月以上続きそうなので、今後は調査地に着くまでに見かけた神社に参拝していこうかなと考えています。

では恒例の基本データから紹介しますね。


【住吉神社】
住所:北海道虻田郡豊浦町礼文華
Tel:???
駐車場:なし

祭神:
???

創設:???

宵宮祭:6月29日(推測)
例祭:6月30日(推測)


ということでほとんど情報が得られませんでした。

2013年~2015年まではお祭りの情報も散見されましたが、最新情報はありません。

町おこしイベントで2015年の正月までは活用されていたようですね( -д-)ノ

御朱印を頂けなかったこともあり、今回はいつもとは異なる形式で記述していきます。

つまり私が実際に参拝し、撮影した順に従って紹介していきたいと思います。


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住吉神社の入り口にある鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑住吉神社の入り口の鳥居の柱(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑住吉神社の入り口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【住吉神社 / 入り口の鳥居】
①建立:???年
②素材:金属+コンクリ製(ドラム缶タイプ)
③高さ:約4.7m
④直径:30cm
⑤角度:斜め(斜度4°~8°)
⑥下部構造:円形台座(22cm)


まず住吉神社の入り口にはドラム缶タイプの鳥居が1基ありました。

これまでに見た鳥居よりも柱の斜度が強いなという印象でした。

計測してみると左右でかなりバランスが異なるので大丈夫なのかなと心配になってしまいました( -д-)ノ

この鳥居は札幌市の神社でよく見かけた「ドラム缶タイプ」の鳥居ですが、表面を覆うために使われている金属板が非常に薄かったです。

建立年の手がかりになる情報は一切ありませんでしたが、金属の劣化具合から察するにそう古い物ではないようです。


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↑けっこうな高さの石段(「歩け、マヤ」管理人撮影)



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↑植物が繁茂している(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑石段中腹部でもかなりの高さです(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑下からはファインダーに収まらないため上から撮りました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑住吉神社の2番目鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


最初の入り口の鳥居を抜けて少し進むと石段が見えてきました。

中腹部に次の鳥居が見えているのですが、かなりの高さにありました。

住吉神社は漁の盛んな沿岸部に所在するため、入り口の鳥居周辺では独特の「潮の香」が強かったです。

しかし石段は植物が繁茂して鬱蒼としているので、上り始めるとすぐに「山の匂い」に変わりました。

ほんとに虫と草でいっぱいな石段でした(/TДT)/


【住吉神社 / 石段中腹部の鳥居】
①建立:???年
②素材:金属+コンクリ製(ドラム缶タイプ)
③高さ:約3.37m
④直径:24cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:方形台座(13cm)


石段の中腹部にある鳥居もドラム缶タイプでした。

ただこちらはやや小型であり、支柱の角度が垂直のものでした。

こちらの金属板も薄いものでしたが、入り口の鳥居よりは厚かったです。

厚みまでは計測していませんが札幌市の神社でこれまでに見てきたドラム缶タイプに近いかなという印象です。

そしてやはり建立年に関する情報はなかったです。

緑青(?)のような着色は見られましたが、これだけ多量の植物に近接していて、常時水分にさらされている割には大きな劣化は見られないため、この鳥居も比較的新しいものかと思います。

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↑ようやく頂上が見えてきました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑本殿まであと少し(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑破損した御手洗の石彫(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑住吉神社の狛犬様(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑本殿に到着(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


数えていませんが石段はかなりの段数がありました。

石段は下部・中腹部に・上部で様子が異なり、中腹部の石段だけが角が丸く削れていて危険でした。

上るにはさして問題はありませんでしたが、やはり植物の関係で濡れていて滑るため、降りる際が非常に危険でしたヽ(TдT)ノ

ですので、もし住吉神社に行く際は足元にご注意ください。

社殿は非常に真新しく綺麗でした。

社務所はなく、御朱印はいただけませんでした。

本殿の手前部分以外は多量の植物に覆われていました。

本殿の前方部だけは日が差し込んでいるので明るく、雰囲気が良かったです。

御手洗の石彫は破損していました。

写真を撮ろうとすると何故か「バーコードを読み取りました」って表示されて「!???」ってなりましたね(TДT)

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↑狛犬様と奉納の日付……奉納者の名前が削り取られている?(´?д?;`)(「歩け、マヤ」管理人撮影


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↑分かりますかね、本殿の右手はいきなり真っ暗になるのですヽ(TдT)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑立派な樹木がた~くさんありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑スーツパンツじゃなきゃ問題ないのに( -д-)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑本殿の真後ろに隠れるようにあったお社(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、社務所がないので御朱印を頂けず、建立年情報もないので帰ろうかなと思っていたら、奥に建物が見えるんですよね。

資料調査の関係でそれなりにびしっとした服装&革靴だったので辛かったですが、周辺を散策してみました。

すると本殿裏手にひっそりと赤いお社があるのを発見しました。

小さなお社ですが、まさに「畏怖」と言いますか、神々しさと共にちょっと何だか怖いなと感じました。


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↑奥に建物が続く……(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑3基目の鳥居①(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑3基目の鳥居②(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑2つ目の社殿の裏手に石碑がありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑石碑の横には廃棄された石材がありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


奥に鳥居が見えたので、行かないわけにはいかず、頑張って突き進んでみました( -д-)ノ


【住吉神社 / 入り口の鳥居】
①建立:???年
②素材:木製
③高さ:約4.5m
④直径:19cm程度
⑤角度:垂直(?)
⑥下部構造:なし


2つ目の社殿には「金比羅大権現」とありました。

木製の鳥居は珍しいですね。

「貫(ぬき)*」の部分は方形に整形された木材ですが、その他の部分は丸太の状態で使用しています。

よく腐敗しないな、と感心してしまいました。

新しい感じもしないんですけどね( -д-)ノ


↓*鳥居の構造、部位名称については以下を参照

何故か、ここの神社ではお社や石碑が社殿の真裏に位置していて、正面からは見えないようになっています。

これまで他の神社を参拝した際には気付きませんでしたが、そういう配置もあるということで今後は気にしてみようと思います(。・ω・)ノ゙


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奥にまだ建造物が続く……(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑3つ目の社殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑3つ目の社殿の右手奥に青いお社と別の建造物(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑植物に埋もれた青いお社(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑トイレがありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


更に奥には青いお社がありました。

鳥居とか赤色が使われているのはよく目にしますが、青色はちょっと珍しいなと思います。

私、怖いのダメなんで、この時にはもう帰りたいなと思っていましたヽ(TдT)ノ

青いお社の奥にはまた別の建物が見えましたが、ぱっと見で使われていなさそうな雰囲気だったので、近づくのをやめました(/TДT)/

青いお社から斜面を少し降りると別の小型の建造物があったので、確認してみたらトイレでした。

新しく見えますが、電気は通っていませんでした。

ちなみにこの記事の最後に、トイレのドアを開けてみた動画を載せておきました。

見渡す限り山だし、木と草と普段使われていない建物しかなく、鳥の声が響くだけなので何か怖くなり、全ての社殿とお社の前で手を合わせて帰ってきました。

資料調査の無事もお祈りしてみました。

結果、この後すぐの暇つぶしの河川調査で川に落ちました(ρ゚∩゚) グスン


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↑綺麗に撮れた!ヾ(´ω`=´ω`)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑帰り道、清々しい頂上からの眺め(「歩け、マヤ」管理人撮影)



↑これで私もユーチューバー……ば~っ!!!( ・Д・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

写真にあるように、本殿の傍にある樹にはおみくじが縛り付けられていました。

一人っきりで植物をかき分けて歩いていたのでなんだか怖かったですけども、おみくじはけっこう新しいものに見えますので、きっとお正月やお祭りといった行事の際には整備されるのかなと思います。

最後に挙げたのは境内の様子を撮影した動画です。

面白味はないかも知れませんが、短い動画ですので良かったら雰囲気を感じてみてくださいヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ

(チャンネル登録も是非してね!(*^・ェ・)ノ)

ということで今回はイレギュラーでしたが、次回辺りそろそろ鳥居のデータを一度整理してみて、紹介したいと思います(*・ω・)ノ

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2019ねん 6がつ 11にち(かよーび、晴れ)

新たな試みにより、心身共に快復傾向にある。

その結果、どうやら再び疲労を自覚できるようになった。

そのため、眠い!ひたすら眠い!( ・Д・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑緑豊かな環境にある本殿(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『札幌市中心部にある諏訪神社に行って、御朱印を頂いてきたよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ

前回の資料調査の際に参拝したのが最後だったので3週間も開いてしまいました。

連勤も終わるので、またぼちぼちと再開したいと思います。

恒例の基本データから紹介しますね。


【諏訪神社】
住所:北海道札幌市東区北12条東1丁目1番
Tel:011-711-0960
駐車場:なし

祭神:
建御名方命(たけみなかたのみこと)
八坂刀売命(やさかとめのみこと)

創設:明治15年(1882年)に多賀大社より札幌護国神社へと鎮

宵宮祭:9月11日
例祭:9月12日


さて、まずは頂いた御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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諏訪神社で頂いた「書き置き」の御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の由緒についての記載(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑巨大な樹が立ち並ぶ諏訪神社の境内(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌市の保存樹に指定されているご神木の一つ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、諏訪神社は札幌駅から少し離れてはいますが、最寄りの神社であり、かつ夏祭りで賑わう神社だと思います。

御朱印収集を始めて、札幌市街地には想像以上に多くの神社があるんだなと思い知ったわけですが、個人的に夏祭りと言えばここな気がします。

ちょっと外れにあって、緑もあって、伝統的なこじんまりとしたお祭りが催されている感じが良いです。

実際にはどこの神社も例大祭を行っていますし、北海道神宮祭や中島公園のお祭りが有名ですが、人が多過ぎますしね( ・Д・)

諏訪神社の比較的近くには小学校、中学校、高校、大学と揃っていることから、特に若い層の家族連れで諏訪神社の夏祭りは賑わっているイメージです。

また諏訪神社の御利益として「子宝」と「縁結び」が特に有名ですから、それも若い層の人々に人気の理由かも知れませんね(*・ω・)ノ

あ、本殿裏手や社務所裏手には交通量等の問題で一時的に停車できますが、駐車場はないので徒歩での参拝をお勧めします。

さて、上に挙げた写真からも分かるように諏訪神社は大きな樹々に囲まれた神社でした。

鳥居を抜けてすぐに更に大木の間を抜けていく感じが良かったです(・∀・)つ

本殿や社務所が古い木造の建物で、ある種の「旧校舎」のような趣を感じましたね。

本殿に向かって左手に社務所があります。

御朱印の初穂料は300円でした。

たまたま御朱印を書ける方(恐らく普段書いている達筆な方)が不在のため、初めて「書き置き」の御朱印を頂きました。

調べてみると、どうやら御朱印帳に「糊付け」すればよいみたいですね!ヾ(´ω`=´ω`)ノ


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↑本殿の正面(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の入り口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)



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↑諏訪神社の石碑(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の石碑の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ


【諏訪神社 / 入り口の鳥居】
①建立:???年(石碑における記載は1957年)
②素材:石製(花崗岩製)
③高さ:約5m
④直径:36cm
⑤角度:斜め(斜度4°)
⑥下部構造:饅頭


まず建立年に関してプレート等が付随していないので不明でした。

狛犬様の石材は見るからにより古い印象を受けます。

それに対して、入り口にある鳥居や石碑群はいずれも花崗岩製で同じ真新しさを感じます。

そのことから恐らく石碑に刻まれた建立年が鳥居のものと一致するでしょう。

前回の豊浦神社の鳥居も建立年が不明でしたが、今後建立年が不明な資料が増えていきそうな予感ですね。

何か対策を考えねばと思います( -д-)ノ

石製の資料も増えてきましたが、高さはいずれも5~6m程度な気がしますね。

今回の諏訪神社の鳥居の特徴は久々の饅頭という下部構造を有している点と、支柱の斜度がキツイという点です。

諏訪神社の鳥居は1基ですし、他に特徴を見出すことはできませんでした( -д-)ノ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑諏訪神社の入り口にあった看板(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑やはり木製の造りは良いなと思う(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の境内の様子(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑社務所の裏手に転がる石材群(「歩け、マヤ」管理人撮影)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、上の写真のように社務所の裏手で石材が転がっているのを確認しました。

多くは古い「石灯篭」の破片かと思います。

役目を果たして、本来の場所から移動させられて、廃棄される。

それでもテキトーにごちゃっと捨てているのではなく、完形の部位は右端に集めていたりして、廃棄の際の石材の配置にも何等かの意味を感じ取れる気もします。

こういうの、なんだか考古学っぽいですね~・・・・・・なんて!( ・Д・)

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2019ねん 5がつ 25にち(どよーび、晴れ)

やっぱりフィールドに出てる時が楽しいな~って思えた。

モチベーション高い内に分析終えて、論文書かなければ( ・Д・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑豊平神社の本殿、お花が綺麗である(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『北海道南部の豊浦町にある豊浦神社に行って、御朱印を頂いてきたよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑧」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、土器資料の調査の際に神社に参拝して御朱印を頂いてきた管理人です( -д-)ノ

ずっと土日も仕事なもので、なかなか神社に参拝出来ていなかったので良い機会となりました。

恒例の基本データから紹介しますね。


【豊浦神社】
住所:虻田郡豊浦町字海岸町25番地
Tel:01428-3-2374
駐車場:なし

祭神:
大國主命(おおくにぬしみこと)


起源:慶応3年4月(1867年)
創立:大正7年9月1日(1918年)

例祭:9月10日


さて、まずは頂いた御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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豊浦神社で頂いたシンプルな御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の由緒についての記載(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の本殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、最初に述べましたように豊浦神社は道南の豊浦町に所在しています。

北海道の観光スポットのひとつである洞爺湖で有名な洞爺湖町の西隣に位置しています。

豊平神社は「道の駅とようら」から国道37号線を少し北西に進んだところにあります。

ちょうど豊浦駅の辺りですね。

以前、近くのベンベ川に川砂サンプルを採取に来て見つけた神社です。

駐車場はないため、最寄りのコンビニに駐車して5分ほど歩きました。

上に挙げた写真からも分かるように樹々に囲まれた神秘的な雰囲気の神社でした。

本殿や鳥居が木製であり、札幌の神社とは違う自然の中の神社という感想です(*・ω・)ノ

社務所は本殿に向かって左手にありましたが、普通の一般家屋であったため撮影を控えました。

御朱印の初穂料は無料でした。

ちなみにチャイムを鳴らすと神社の方が現れ、スタンプを自分で押すことになります。

朱肉があるわけでもないので上手く押せませんでしたヽ(TдT)ノ

地方の神社に参拝する時は黒と赤の朱肉を持参した方がいいかも知れません。

また写真には写っていませんが、日付の記載もないため、私は端っこに自分で参拝日を書き込みました。

最近は御朱印ブームが続いてカラフルな御朱印が増える中、非常にシンプル!

本来、「参拝の証」なのでこれで良いのでしょう!( -д-)ノ



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↑豊浦神社の本殿の近影(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の本殿に設置された風格ある木製の扁額(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑見える?小鳥が巣を作っていてなんだかほっこりしました(・∀・)つ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑奥に見えるのが倉庫、手前のこれは何か建設中の模様(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑境内社である金刀比羅神社(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑金刀比羅神社の扁額(「歩け、マヤ」管理人撮影)


豊浦神社はこじんまりとしているようで意外に敷地は広いです。

敷地面積が同程度あるいはより広い札幌の神社に比べて、豊浦神社には多くの建造物が存在しているなと感じました。

そうした多くの建造物の中で豊浦神社には境内社があり、「金刀比羅(ことひら)神社」との扁額がありました。

金刀比羅神社にも鳥居がありましたので、豊平神社の境内には2基の鳥居があるということになります。

では次に鳥居を順番に見ていくことにします(*・ω・)ノ


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↑豊浦神社の入り口の鳥居と石柱(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の石柱の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)



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↑豊浦神社は高台にあります(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑境内からは内浦湾(噴火湾)を一望できます(「歩け、マヤ」管理人撮影)



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↑豊浦神社の入り口の鳥居の上部(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の入り口の鳥居の柱の接合部(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の入り口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ


【豊浦神社 / 入り口の鳥居】
①建立:???年(石柱における記載は1957年)
②素材:複合型(金属製とコンクリ製)
③高さ:約5.6m
④直径:45cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:台石


まず建立年に関してプレート等が付随していないので不明でした。

鳥居の上部を見ると塗料の劣化具合から古い感じもするし、下部を見ると新しくも見えます。

この鳥居は3段構成になっています。

下段は表面が金属製で内部がコンクリの所謂「ドラム缶タイプ」のように見えます。

しかし札幌の神社で確認したものよりも金属板がかなり厚いようです。

中段は石材で出来ています。

大理石や花崗岩ではありません。

恐らくコンクリ製で、表面を塗装しています。

上段は金属製になっています。

接続部が腐食していることから金属製であることは分かりますが、内部が何で出来ているかは不明です。

下部構造の台石がひび割れているものの、新しく感じますし、下段の厚い金属板も新しく感じます。

そして下段と中段の接続部は「ドラム缶タイプ」のように接続部だけが溶接によって厚くなっているのではなく、下段の柱そのものが太くなっています。

そのため元々は中下段部がコンクリ製で、補強のために下段を金属板で覆い、新しく台石を設置したのだと考えられます。

この鳥居は古くに建立されてから建て替えを行っておらず、腐食などの要因で悪くなった部位だけを、しかも恐らくは外面だけを修繕することで保っているのかも知れません。

だとすると「あたかも3段構成のように見える」、各部位のちぐはぐな感じの理由が分かりますね(*・ω・)ノ


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↑金刀比羅神社の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑金刀比羅神社の鳥居は木製①(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑金刀比羅神社の鳥居は木製②(「歩け、マヤ」管理人撮影)


arukemaya332 (5)
↑金刀比羅神社の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【豊浦神社/ 境内社:金刀比羅神社前の鳥居】
①建立:???年
②素材:木製
③高さ:約3.5m
④直径:23cm
⑤角度:斜め(傾斜角2度?)
⑥下部構造:饅頭


金刀比羅神社前にある鳥居は木製でした!

これまで参拝した神社の鳥居として最初の事例です(*・ω・)ノ

建立年については不明ですが、木製なのでそこまで古いものではないと思われます。

一体どれくらい保つものなのでしょうか……

年齢等々のこともあり、豊浦神社の宮司さんからの聞き取りはできませんでしたが、次に木製の鳥居に出会った際には訊いてみたいなと思います( -д-)ノ

近くで観察してみると、柱に見られる割れ目は新しく、そこから塗料の上塗りをしていました。

土と触れる部分は饅頭によって補強されていますし、木材表面は塗料で保護されていますし、こういう状態だとけっこう長持ちするのかも知れませんね(*・ω・)ノ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑最後に、綺麗な花々と狛犬様(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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最後に挙げた写真がお気に入りです(・∀・)つ

豊浦神社は何だか映画やアニメ作品などの舞台になりそうな素敵な神社でした。

調査の前に立ち寄ったので時間帯も早く、参拝者は私と猫1匹でした。

緑の樹々と色とりどりの花々、桜、木造の本殿に囲まれ、振り返れば豊浦湾と港町が眼下に広がり、ゆったりとした時間が流れていました。

ゆったりし過ぎて調査開始時刻に遅刻しましたけどね!(/TДT)/

あと猫さんに写真をお断りされてしまったのが残念でしたけどねヽ(TдT)ノ

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2019ねん 5がつ 11にち(どよーび、晴れ)

低反発枕でたっぷり寝たら元気になった!

睡眠障害もない、神経痛も軽減された。

祖霊神社で頂いた「清めの塩」を枕の下に入れたおかげか。

あるいは低反発枕の効果か?

神社の回し者になるか、低反発枕の販売会社の回し者になるか、悩ましい所である!( ・Д・)

だが、両者に感謝する、ありがとう!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


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↑札幌祖霊神社の本殿、実質2階にある(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『平成最後の日に多賀神社に、令和最初の日に札幌祖霊神社に参拝して、御朱印頂いてきたよ!&鳥居のデータ取ったよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑦」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、GW中だけれども忘れずに「平成最終日」と「令和初日」の御朱印を頂いてきた管理人です( -д-)ノ

写真の量の問題もありまして、札幌護国神社の中にある多賀神社については今回の記事へと分割してお伝えすることになりました。

ということでまず多賀神社について最初にお話したいと思います。

恒例の基本データから紹介しますね。


【札幌多賀神社(札幌護国神社内に所在;境内社)】
住所:札幌市中央区南15条西5丁目
Tel:011-511-5421
駐車場:あり

御利益:
延命長寿
縁結び

祭神:
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
相殿奉斎(旧山鼻神社)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)
天満宮大神(てんまんぐうのおおかみ)
耳早立雄大神(みみはやたつおのおおかみ)

創設:昭和24年(1949年)に多賀大社より札幌護国神社へと鎮座
昭和46年(1971年)に山鼻神社より多賀神社へと相殿奉斎

大祭日
宵宮祭:8月7日
例大祭:8月8日

小祭
節分祭:2月3日

祭事
厄祓:2月3日
七五三祭:10月15日



さて、ここで一旦、次に紹介する祖霊神社も併せて頂いた御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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↑平成最後の多賀神社で頂いた御朱印と、令和最初の札幌祖霊神社で頂いた御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌護国神社で頂いた神社情報、下部が多賀神社の内容(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑多賀神社の社務所(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、最初に述べましたように多賀神社は札幌護国神社の境内に所在しています。

上に挙げた写真が、札幌護国神社の社務所の左隣にある赤い鳥居を抜けて歩いていくと右手に見える多賀神社の社務所の入り口になります。

本殿は多賀殿とされていて屋内にあるそうなので、恐らくこの中でしょうか。

ちなみに入り口は別々ですが、札幌護国神社の社務所と繋がっています。

そのため御朱印を頂くのは札幌護国神社の方の社務所になっています。

御朱印の初穂料は300円でした。

ちょうど「御創祀70周年だった」のでその記念のスタンプや可愛らしいカエルが緑色ですし、馬は青色で、基本となる黒・赤色と合わせてカラフルな仕上がりになっています。


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↑多賀神社の入り口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑多賀神社の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきました。

多賀神社には鳥居が1基、建立されていました。

札幌護国神社における計3基の鳥居のひとつということになります。

それでは鳥居のデータを紹介していきます。


【多賀神社 / 入り口の鳥居】
①建立:1973年
②素材:金属製(中空構造)
③高さ:約5m
④直径:36cm
⑤角度:斜め(傾斜角1度)
⑥下部構造:台石


ぱっと見、新しい印象を受ける鳥居ですが、建立年はそこまで新しい部類ではないですね。

そう言えば今までのところ、北海道における古い鳥居を見つけていないように思います。

開拓使の開始が明治2年(1869年)ですから、素材にもよりますが1800年代末の鳥居が残っていても良いというか、残っていて欲しいという気持ちでいます( -д-)ノ

この多賀神社の鳥居は、建立に関するプレートの劣化具合からすると、赤く塗り直していると思われます。

およそ半世紀前に建てられた時も赤色だったのでしょうか?

気になるところです(*^・ェ・)ノ

今後はそういう部分について聞き取り調査をしてもいいのかも知れませんね。



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↑札幌祖霊神社の本殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)




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↑札幌祖霊神社の蔵、素敵な印象(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑令和時代の幕開けを感じます、右下の礎石は何だろう( ・Д・)(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌祖霊神社の社務所内の様子(「歩け、マヤ」管理人撮影)



【札幌祖霊神社】
住所:札幌市中央区南5条西8丁目
Tel:011-531-7306
駐車場:なし


祭神:
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
天神地祇八百万神(てんじんちぎ やおよろずのかみ)
氏子祖霊神(うじこそれいしん)
天祖三神(てんそさんじん)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
産土大神(うぶすなのおおかみ)
皇霊神(こうれいしん)

創設:明治4年(1871年)



さて、ここで再度、祖霊神社の御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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↑平成最後の多賀神社で頂いた御朱印と、令和最初の札幌祖霊神社で頂いた御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


令和初日ということで(?)金色の文字で書いて頂きました!

めでたい感じがしますね(*・ω・)ノ

開拓史の象徴であり、現在も多くの高校で校章で用いられる北極星のマークがここ札幌祖霊神社のシンボルでもあります。

現在では「サッポロビール」のマークとして知られているこの「五稜星」は、開拓使が北に向かう際に目印にした「北極星」を意味しています。

この札幌祖霊神社は明治4年という開拓使の初期に、開拓使次官の黒田清隆の発案により創祀されたという歴史を有しています。

そのため、札幌祖霊神社のシンボルも五稜星なのです(*・ω・)ノ

うむ、桜のスタンプも可愛らしくて良いですね(・∀・)つ

あと駐車場はありませんが、この道路はけっこう空いてる道ですので、短時間であれば停められるかなと思います(゚∇゚ ;)エッ!?

近くには有料駐車場もありますのでそちらを利用するのが最善かとは思います。



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↑札幌祖霊神社の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌祖霊神社の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌祖霊神社の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、こちらも鳥居のデータを取得してきました。

札幌祖霊神社には鳥居が1基、建立されていました。

それでは鳥居のデータを紹介していきます。


【札幌祖霊神社 / 入り口の鳥居】
①建立:1981年
②素材:金属製(中空構造);ドラム缶タイプ
③高さ:約4m
④直径:36cm
⑤角度:斜め(傾斜角2度)
⑥下部構造:台石


開拓使初期の1872年に創設されているので鳥居も古いかなと思いきや、新しかったです。

恐らく最初期の鳥居は木造であったと思われます。

しかし明治44年(1911年)に火災に遭っており、社殿諸共消失してしまったのでしょう。

大正15年(1926年)には石造の鳥居が建立されています。

もう火災被害に遭わないようにという願いが込められているように感じますね( -д-)ノ

昭和56年(1981年)には現在の金属製の鳥居が建立されています。

こう見ると、鳥居は境内のスペースの問題もあるのか、どんどん新しいものに建て替えていく傾向にあるようです。

古くは木材によって鳥居が造られていたことから耐久しなかったことも関係しているでしょう。

つまり現存する古い鳥居の数は極めて限られた数しかないということであり、鳥居の起源を探るのは難しそうですね~ヽ(TдT)ノ

この辺が考古学の難しさであり、かつ魅力かも知れません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみにこの札幌祖霊神社の鳥居は「ドラム缶式」でした。

北海道ではけっこう多いのかなと思っているアレです。

でも少しこれまでのドラム缶式とは異なる部分がありました。


①ドラム缶の一つ分が長く、明らかに縦長である。

②上部では継ぎ目部分を見えにくく加工している。

③これまでのドラム缶式に比べて細身である。

④これまでのドラム缶式とは異なり、柱が傾斜している。


この札幌祖霊神社の鳥居が、北海道内の神社でよく見られるドラム缶式鳥居の原型だと良かったのですが(話が上手く進む( ・Д・))、まぁ新しく建立していることもあり、どちらかというと新しいバリエーションのようですね( -д-)ノ



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↑札幌祖霊神社の石碑、火災前から建っているのだろうか(「歩け、マヤ」管理人撮影)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これまでの北海道の鳥居の傾向は、印象では、明神系のような装飾されたものはなく、シンプルな神明系ばかりであるなと思っています。

またドラム缶式が多いな~とも思っています。

ところで鳥居を新しく立て直す時も、以前の形は気にしていないのでしょうか?

今度訊いてみようかなと思います(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

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2019ねん 5がつ 10にち(きんよーび、曇り)

散歩するとストレスが30%も減るらしい(・∀・)つ

今日はけっこう歩いてみたから、ストレスを減じることができたはず!(・∀・)

……なので頭痛がする

神経痛らしい……何故だ!?( ・Д・)

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↑札幌護国神社の本殿、立派である(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『平成最後の日に札幌護国神社に参拝して、御朱印頂いてきたよ!&鳥居のデータ取ったよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑥」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、以前に宣言していた通り、「平成最後の日」に御朱印を頂いてきました。

GW中だし、忘れそうだな~と思っていましたが何とかなりました( -д-)ノ

では、まずは札幌護国神社の基本データから紹介しますね。


【札幌護国神社】
住所:札幌市中央区南15条西5丁目
Tel:011-511-5421
駐車場:あり

祭神:
北海道開拓祭神
各戦役戦没祭神
公共殉職祭神
其他特殊祭神

創設:明治12年(1879年)

大祭日
合祀祭:7月5日
例大祭:7月6日
後日祭:7月7日

中祭
元旦祭:1月1日
平和記念祭:8月15日
除夜祭:12月31日

小祭
節分祭:2月3日
月次祭:毎月1、10、20日
日供祭:毎日午前7時
命日祭:月次祭後、午前11時より繰上げ執行

特殊神事
大祓式:6月30日、12月31日
彰徳苑みたま祭:6月第1土曜日


さて、では頂いた御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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↑札幌護国神社で頂いた御朱印、左は同神社内の彰徳苑の御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌護国神社で頂いた神社情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑境内にある趣ある建物(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑敷地内はかなりの規模の広場になっている(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑本殿に入る門(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑春を感じますね~ヾ(´ω`=´ω`)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑大小様々のたくさんの慰霊碑・記念碑がずらーっと並んでいました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑本殿前も大きな空間が広がっています(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌護国神社の本殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、札幌護国神社は中島公園の南側に位置しています。

道路は挟みますが、中島公園を抜けてそのまま散策できるコースになっています。

境内はすごく広いです!

境内には多賀神社と彰徳苑があり、そのため3種類の御朱印を頂くことができます。

(多賀神社については次回紹介しますね( -д-)ノ)

前回、烈々布神社の御祭神の数は9柱で、北海道で最も御祭神の多い神社として紹介しました。

しかし札幌護国神社は各戦役戦没祭神、公共殉職祭神、其他特殊祭神を祀っているため、合計25549柱の神々を祀っているそうです。

桁違いの多さですねΣ(・ω・ノ)ノ

札幌護国神社の社務所は本殿に向かって左手に進んだ先にあります。

社務所だけではなく境内内の全ての建物が木造で、非常に趣を感じました。

社務所の入り口にかかっている古い裸電球が特によい感じでした(・∀・)つ

さて、御朱印の初穂料は300円でした。

先に述べたように3種類の御朱印を頂けるので計900円です。

また札幌護国神社のオリジナルの御朱印帳がありました!

靖国神社・護国神社の御朱印帳も販売していたので、2種類の御朱印帳を購入することができます。

また他の神社と違って、自らの神社を紹介するパンフレットがなく、代わりに縦に長い神社情報を記した紙がありました。


頂いた御朱印は、春だからでしょうか、桜のスタンプがありました。

緑色のスタンプや、彰徳苑の紫色のスタンプもあるためこれまで頂いた札幌における御朱印の中ではカラフルな部類に入ると思います!(*・ω・)ノ


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↑旧校舎のようにも見える社務所、平成最後のせいか人が多かったです(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑やはり「旧校舎」っぽい!(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑社務所の入り口にある古めかしい電球(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑様々な品が販売されています(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑オリジナルの御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ところで、札幌護国神社には駐車場があります。

車で入れるのは神社の東側、豊平川方面からのルートになります。

徒歩で来る場合は、車と同様のルートの他、中島公園側から入ることができます。

全体的な敷地はとても広いのですが駐車場はさほど広くありません。

それでも車を10台近くは停めれると思います。

「平成最後の日」だからでしょうか?

参拝客が非常に多く、駐車場もいっぱいでした。

ご結婚された方が境内で着物姿で記念写真撮影されていたりもしていました。

もしかしたら普段も祭事やイベントで駐車場は混み合っているかも知れません( -д-)ノ


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↑入り口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑入口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑入口の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきました。

札幌護国神社には鳥居が3基、建立されていました。

多賀神社については次回に紹介しますので、今回は2基の鳥居について紹介します!

それでは順に鳥居のデータを紹介していきます。


【札幌護国神社 / 正面入り口の鳥居】
①建立:1934年
②素材:花崗岩製
③高さ:約6m
④直径:53cm
⑤角度:斜め(傾斜角2度)
⑥下部構造:丸み台石(薄い)


*(上記赤文字部、修正しました!ご指摘ありがとうございました(*_ _)ペコリ)

正面の鳥居は花崗岩製の大きな鳥居でした。

高さの割にはやや柱が太いなという印象です。

また特徴として台石が非常に薄いものでした。

丸みを帯びていることから、非常に薄い饅頭とも言えそうな中間的形態です( -д-)ノ

今後の調査でも、こういった台石構造の事例が多く見つかれば、名前を別途付けて分類した方が良いでしょう。


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↑中島公園側の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑鳥居の建立・奉納年月日の情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【札幌護国神社 / 中島公園側の鳥居】
①建立:2001年
②素材:金属製(中空構造)
③高さ:約4.7m
④直径:36cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:台石(大きい、台座状)


中島公園側に建立された2基目の鳥居は金属製でした。

台石は大きいものでした。

前回のものと同様のグループとして「台座」という下部構造枠を作っても良さそうですね。

今回のケースでは階段の段差との関係も考慮しなければならないのかなと思っています。

ということで分類枠を増やすのはもう少し事例が増えるまで待つことにします( -д-)ノ


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↑札幌護国神社で売っていた御朱印帳のひとつ

*これは印字されている通り、靖国神社と全国の護国神社用の御朱印帳だそうです。

内面の各ページには全国の御朱印を押せるように、それぞれの神社の名前が書かれています。

つまるところ、「靖国神社、護国神社に対する全国スタンプラリー台紙のようなもの」です。

自由に任意のページに任意の神社の御朱印を頂く、通常の御朱印帳とは異なりますのでご注意ください!(*・ω・)ノ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回はGW中ということもあり、たくさん散歩して、色々と写真を撮りました。

なので写真が盛り沢山になってしましましたね( -д-)ノ

さて、御朱印集めものんびりと進み、今回で参拝した神社は7社目です。

実はまだ鳥居のデータの整理はしていません。

10社目を巡り終えた時点で一度、鳥居にに頭の傾向がないか確認してみようと思います!

これまでのところ、一つの神社に複数の鳥居がある場合、様々な種類の鳥居があるなという印象でした。

以前にも書いたように、これは鳥居の形態と神社の御祭神が無関係であり、奉納者の好みによるとの先行研究の記述を表すと思っていました。

・・・・・・それにしてもバラバラ過ぎない?

わざと色々な種類の鳥居を設置していない?

そのような気がしてきた今日この頃です(*^・ェ・)ノ

さて、次回は同じく「平成最終日」の札幌護国神社内の多賀神社、そして「令和初日」の札幌祖霊神社を紹介しようと思います。

乞うご期待!ヾ(´ω`=´ω`)ノ

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2019ねん 4がつ 19にち(きんよーび、晴れ)

春はいいね~(・∀・)つ

モチベーションも高いし、暖かいし……何より眠い!(・∀・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑烈々布神社の本殿、写真が斜めってる( -д-)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『烈々布(れつれっぷ)神社に参拝して、御朱印頂いてきたよ!&鳥居のデータ取ったよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑤」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑



さて、「歩け、マヤ」管理人の川砂サンプル取得の旅も今週末でひとまず終わりです!

論文あるいは研究ノートとして考古学系の雑誌に投稿しようかなと思っているので核心には触れませんがどんなことしようとしてるのかについて近い内に記事にしますね!(*・ω・)ノ

ということで来週から……といってもゴールデンウイークか!

週末の定期的な御朱印集めはどうやら再開できそうです(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


では、本題に戻りまして、まずは烈々布神社の基本データから紹介しますね。


【烈々布神社】
住所:札幌市東区北42条東10丁目1-11
Tel:011-711-9773
駐車場:あり

祭神:
天照大神(あまてらすおおかみ);森羅万象を守護
大巳貴神(おおなむちのかみ);産業隆昌
埴安姫神(はにやすひめのかみ);火難除け
少彦名神(すくなひこなのかみ);病気平穏
菅原道真公(すがわらのみちざねこう);学業成就
誉田別尊(ほんたわけのみこと);繊維業振興
倉稲魂神(うかのみたまのかみ);商業繁盛
三吉大神(みよしのおおかみ);勝利を守護
崇徳天皇(すとくてんのう)

創設:明治22年(1889年)

宵宮祭:9月14日
例祭:9月15日


さて、では頂いた御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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↑烈々布神社で頂いた御朱印とパンフレット(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑烈々布神社の本殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑力強い印象の社務所!(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑社務所の脇に授与所が付随しています(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、タイトルにもあるように烈々布神社の名称の読み方は『れつれっぷ』です。

北海道は難読漢字の地名が多いですが、アイヌ語由来の名称に漢字を当てているからですね。

この烈々布神社の名称の由来もアイヌ語であると考えられています。

この烈々布神社の御祭神の数は9柱で、北海道で最も御祭神の多い神社として知られています。

烈々布神社の社務所は本殿の右手にあります。

近代的な立派な造りですが、木製の装飾が良い感じのアクセントになっています。

社務所の入り口の隣には授与所があり、ここで御朱印を頂くことが出来ました。

思えば、これまでの神社は全て社務所の内部で御朱印を頂くスタイルでした。

冬にはかなりの雪が降る北海道ならではなのでしょうが、そういう意味でもこの烈々布神社は珍しいのかも知れません。

ちなみに烈々布神社のオリジナルの御朱印帳はないようです。

また他の神社と違って、自らの神社を紹介するパンフレットがありませんでした。

上に挙げた写真で分かるように、「水樹奈々さんがトークエッセイを書いている神社本庁のパンフレット」と、「神社探訪」という石狩管内神社ガイドマップを置いていました。

特に神社ガイドマップは嬉しかったです。

今後の神社巡りに役立つアイテムですね(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

御朱印の初穂料は300円でした。

頂いた御朱印はシンプルで、ドン!と力強さを感じるような印象です。

個人的には「the御朱印」だなと思いました( -д-)ノ


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↑入口にある烈々布神社の石碑(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑御祭神の一覧(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑正面入口からの様子、広い!(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑境内にもかなり広いスペースがある(「歩け、マヤ」管理人撮影)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、烈々布神社には駐車場があります。

烈々布神社には三つの入り口があります。

正面入り口、裏手の入り口、中央口です。

この内、中央口は車用口で上に挙げた最後の写真の広いスペースに入るためのものです。

さて、私達一般車を停めるべきは、本殿に向かって左手にある裏手の入り口の傍にある駐車場です。

かなり広く、車が14~19台は停めれます。

ただ駐車場の一部にプレハブを設置しており、現在も簡易式トイレを設置している最中でしたから、駐車場のスペースが減ってしまう気もします。

それでも10台以上は停めれますので問題ありません(。・ω・)ノ゙


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↑例によって神社内から撮影した入り口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑入口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきました。

烈々布神社には鳥居が3基、建立されていました。

それでは順に鳥居のデータを紹介していきます。


【烈々布神社 / 正面入り口の鳥居】
①建立:1989年
②素材:金属製(内部はコンクリート)
③高さ:約7m
④直径:45cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:台石(大きい)


正面の鳥居は金属+コンクリ製の大きな鳥居でした。

この『ドラム缶式鳥居』(勝手に名付けてみた)は今のところ札幌、北海道の神社ではよく見る構造です。

ドラム缶を継いだような外見になっていて竹のような節が見えること、表面が薄い金属板で内部がコンクリートで充填されていることを特徴として一時的に命名しました。

川砂の採取で道南を走っていた時もけっこう見かけています。

また特徴として、台石が非常に大きく、これまでに見てきたものを台石とするならば、これは台座と言っても良いくらいのサイズです。

今後の調査でもしこういった大型の台石構造の事例が多いのであれば、名前を別途付けて分類した方が良いかも知れませんね。


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↑本殿の正面の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑鳥居の建立・奉納年月日の情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑本殿正面の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【烈々布神社 / 本殿正面の鳥居】
①建立:1951年
②素材:花崗岩製
③高さ:約3.5m
④直径:28cm
⑤角度:斜め(傾斜角2度)
⑥下部構造:台石+饅頭


本殿のすぐ近くに建立された2基目の鳥居は花崗岩製でした。

今のところ、材質の問題もあってか花崗岩製の鳥居は数が少なく、またサイズが小さい傾向にありますね。

もっともっとデータが集まってきたら、そういった傾向が明確になると思います(。・ω・)ノ゙


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↑裏手の入り口にある鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑裏手の鳥居の建立・奉納年月日に関する情報と下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【烈々布神社 / 裏手の鳥居】
①建立:1989年
②素材:金属製(中空構造)
③高さ:約3.5m
④直径:28cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:台石


さて、3基目の鳥居は金属製でした。

中空になっている鳥居としてはこれまでで初めての事例です。

烈々布神社は、以前に取り上げた三吉神社の分祀として1889年に建立されています。

平成元年(1989)はちょうど鎮座100周年記念ということで、入り口の鳥居とこの裏手の鳥居が新しく建立されたようです。

三吉神社にある2基の鳥居と見比べてみましたが、目立った共通点がない!

やはり鳥居は御祭神等とは無関係で、奉納者の趣向によるのでしょうかヽ(TдT)ノ

まぁそう言われているのだから、そうなのでしょうが、反する傾向が見られたら楽しいなとつい思っちゃいますね(・∀・)つ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ、前回、メモ帳を紛失したせいで不備のあった北海道神宮頓宮のデータも加筆修正しておきました!

平日の昼間なのに、スーツ姿の女性がたくさん来ていましたね。

中には議員さん風の方も……

ちなみに御朱印を頂いてる方もちらほらと見かけます。

「歩け、マヤ」の御朱印情報は鳥居のデータが中心ですが、実は『駐車場のデータ』にも力を入れています(気付いていましたかね( ・Д・))。

やはり北海道は広いですから、神社巡りには車が必要になるケースも多いと思います。

その一方で神社に関しては駐車場の有無って意外に情報がないな~と思うので駐車場を気にするようにしています。

私のように車で神社巡りをする方のお役に立てれば幸いですヾ(´ω`=´ω`)ノ

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)カモーン!↓

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