あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

    お金にならない考古学をお金にしよう╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 考古学・歴史ニュースの決定版╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

    私の研究

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    2023ねん12がつ 15にち(きんよーび、小雨)

    いや~忙しいけどそれもあと一週間だから頑張る!

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




    今回の考古学・歴史ニュースは『食べ物の人類史』やろうかな~ってきもちになったよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    ってことで、今回は私の話!( -д-)ノ


    (うわ、今ココ最後に書いているのだけれど、ヤバい、内容難しいかも!すまぬ( -д-)ノ 実際にどんな感じかな~ってのは「おわりに」に書いてるのでそこまでジャンプもありよりのアリ!)



    あ、プロジェクトの公式サイトを簡単に作ったから、調査史を知りたい方はこちら!↓↓↓






    思い返せば2020年の調査で、思い通りの場所が掘れなくて、

    (掘りたい場所は現代のホテルによって壊されていた(゚Д゚)ゴルァ!!)

    それで結局、土器生産址の検出には至らなかったんですよね。




    でもそれを契機として、つまり次どこ掘ればいいか分からなくなって、

    ティカルの社会階層を明らかにしようと試み始めたんですよ。

    (実はそんな理由が発端だったのですヽ(TдT)ノ)




    で、測量図を参考に「建造物(マウンド)の大きさの分布を調べてそれが冪(べき)分布する」ことを明らかにして、

    2022年の調査で、「あれ、出土遺物量も建造物の大きさに相関するんじゃ?」って気付いたんですよ。

    掘ってる最中に色々と考えて、「出土遺物の種別と多寡も冪分布するかも、そうすれば全部とは言わないものの、多くの遺物の社会分布はひとつのグラフで表現できるかも!」って気付いたんですよ。


    そんなこんなで調査中に「多層的冪分布構造論」(この「論」は方法論の論;理論的側面と方法論的側面の二者がある)っていう今の仮説に到達したんですよね~(。・ω・)ノ゙


    ……なつかしみ(*^・ェ・)ノ









    古代と現代を結ぶ数理的研究

    その後、所謂「冪乗則」に関連する研究を調べ、社会学・経済学・数学・統計学・物理学・生物学と色々手を出して、仮説の基礎固めに奔走していました。

    現在は主に数理経済学と数理生物学(生態学)を参考に、分析手法としての未来・可能性について日々試行錯誤しています(*・ω・)ノ




    さて、私の仮説の根幹は「人類史は常に不平等!」です( ・Д・)

    だからその不平等さ、つまり「財の不均衡社会分布」という視点に立てば、時間も空間も対象サイズも超越して人類史上のありとあらゆる対象を、比較分析可能なのでは?というものです。

    言葉にすると本当に単純で実に良い!(・∀・)つ



    まぁ実際に数理社会学や数理経済学ではかなり過去まで遡って研究しているのですが、日本だと平安時代が遡ることのできる最も古い時期のようです。

    それより遡るとデータとして扱える文献史料が激減してどうも無理らしいです。




    でも、私の理論(仮説)は考古学を基礎としていますので、いくらでも(?)遡れてしまいます。

    その点では有利かな~とも思います(`・ω・´)



    これまでに考古学データばかり扱って、特にマヤばっかり、ティカルばっかり扱って、基礎固めをしてきました。

    基礎固めの過程で、古墳時代の他、江戸時代と現代もやったのですが、ちょいとって感じでした。



    もともと、「がんばれ、人文科学!」って周りの諸分野を巻き込むスローガンも掲げてた割に、新しい時期を対象にした文献史学者や現代を対象とした研究者との連関はほぼなかったのです。

    ……友達いねぇからだな(/TДT)/


    それはさておき、結局のところ、「この仮説(方法論)使ったらこうなるよ!面白いよ!」ってある程度形にしないと仲間作り・ファン作りもできないわけでして・・・・・・ヽ(TдT)ノ


    それでやろうと思ったのが、「食べ物(食事)の人類史」です(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



    ここまでの記事で、写真を2枚あげましたけど、食べ物って私たちの生活に密接にかかわっていますし、皆さん大変興味あるようです。

    なので、例えば「日本食の歴史」とか調べてみるとたくさんあるんですよね。



    なので、私はそれを活用して、古代から現代までの「食べ物の歴史 ~格差ver.~」を作ろうかなって思い立ったのです!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



    他分野勉強して考古学への応用を考えるのは楽しくてしょーがなかったのですが、文献史学とから現代研究を直接私がやろうとは、やっぱり思ってなかったんだと思います。

    誰かやってくれるだろう、手伝ってくれるだろうって……

    うん、やってくれない、自分でやるしかない!



    なのでやります!ヾ(´ω`=´ω`)ノ


    やること多いけど、しゃーなし。

    私のやってる研究って大きく3つに分かれていて、地域的にはマヤと日本で分かれてるから大分類でも6つ同時並行なんですよね。

    加えてやってないのが2つある状況( ・Д・)




    でもどれも実はひとつのゴールに向かって収束しているものなので、統合の感覚つかむためにはある程度の実践はやむを得なかったのです。

    でも時間足りなくてガチつらくて、、、そろそろ配分考えます!( -д-)ノ




    arukemaya051



    おわりに

    なんだ、小難しいことダラダラ書いて、結局「食べ物の人類史」の全貌に関して何もわからんじゃねーかとお怒りの読者もおられるでしょうから、締めにちょいと書きましょう。




    私のやること①:食材の不均衡社会分布を明らかにする!


    最初に挙げた写真って、お肉が輝いていて美味しそうでしたよね。

    まぁ縄文時代における食材の社会分布や量に関しては、人類学の情報あるいは調査(私がやらねば)が必要となるでしょう。




    それはさておき、話を戻すと、あれだけ美味しそうな食材がいつでも十分にあったわけではありません。

    一口に縄文時代といっても期間がとても長いので、階層差が見え始める後半段階とそうではない前半段階ではかなり違いがあるはずが、、、




    考古学的には貝塚などに見られる自然依存体や動物骨から得られる情報や土器内残滓の理化学分析によって食べ物の種類は推定できます。

    他方で量や社会分布は不明です。

    これについては弥生時代・古墳時代、そしてそれ以降の時代で得たグラフ(数式)から計算して求める他ないでしょう。

    あるいは先に述べたように人類学データを適用する方法はあります。

    最終的には両者の突き合わせにになるでしょう(*・ω・)ノ



    まぁ言いたいことは、これまでの「食べ物・食事の歴史」は時代ごとに食べられていたものを表示したに過ぎません。

    あるいはもっと極端な事例では、時代ごとに追加された食材を示したに過ぎません。

    社会階層における食事の差を示したにしても上層と下層という二区分です。



    グラフだと中間層(?)も含めて連続的に示せるんですよね。

    それをやりたい!(やっぱよく分からんか!まぁしゃーなし!( ・Д・))





    私がやること②:食材の不均衡社会分布のグラフを時間変化するアニメーションとして表示する


    まぁやはり時代は動画ですよ。

    グラフだと固定した時間における分布は示せるけれど、時系列変化となると煩雑になって個別の変化が明瞭に示せないんですよね。

    このケース(?)では一般の方々に興味をもってもらうってことの方に比重を置いているので、今回あげた写真のような実際の食べ物の写真を利用しつつ、


    ひとまずは日本史における食材の出現と分布変化、それに伴う階層間における食事変化をアニメーション表示したいと思います!(_´Д`) アイーン




    ……まぁ食事ってパターンがたくさんあるから表示できるものは限定的にならざるを得ないので、その意味では先行研究・書籍とさほど変わらんと思います。

    できれば海外Ver.も作って人類史における「食べ物・食事・食材の物質文化史」を統一的に表現できるといいね!

    国家形成がテーマの私としては超遠回りなんだけれど、一般の方々に興味をもってもらったり、研究者仲間を集める分には良い方法だと思います。

    「急がば回れ」の精神ですわ( -д-)ノ



    結局、小難しく、長々しくなった、申し訳ぬ!ヽ(TдT)ノ



    何はともあれ、

    これで私も有名&大金持ち(の予定)!( ・Д・)



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    2023ねん11がつ 10にち(きんよーび、雨)

    最近お酒断ったら上手に寝れなくて常時眠い!(´・ω・`)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    HORIZON_0001_BURST20220201093944708_COVER
    ↑5号神殿!( ・Д・)(あるけまや管理人撮影)


    今回の考古学・歴史ニュースは「調査の概要&発掘調査が延期になったぜ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    まずは延期なった話からしますね。



    ①延期になった理由

    グアテマラでは現在4年の任期で大統領が交代するのですが、今年がその大統領選挙の年なんですよ。

    で、汚職とか激しいので、大統領選挙ごとに国家公務員系の人たちは総入れ替えになるのです。




    そのせいで大統領選挙の年は何かしらの問題が生じるのですが、今年はひどいね。

    汚職をなくすって言ってる大統領が当選したのだけれど、



    11月12月と年内はまだ二か月残っているのに、公的機関が全部停止となったそうです。



    発掘調査実施に際して、私が現地に赴いた際に、国立人類学歴史学研究所にて最終書類にサインしなければならず法的な書類にもサインしなきゃいけないのです。

    だけど、研究所も法務部も活動停止で、お手上げになったというわけ(_´Д`) アイーン



    出発2週間前だぜ?

    週明け、明々後日にはフライト予定だったんだぜ?



    急いで出張報告書書き直して、航空券変えて、無駄に高い手数料払って、国内の日程調整も全部やって・・・・・・( ・Д・)



    まぁ前向きに捉えるならば、飛んだ後でなくてよかった。


    現地着いてから言われたら、どうしようもなかった。




    まぁ海外、所謂途上国での調査のめんどうなところが浮き彫りになった感じですわ( -д-)ノ


    ・・・ってことで、今年度のティカル調査は年明けに行います!(*^・ェ・)ノ


    HORIZON_0001_BURST20220204133202077_COVER
    ↑七つの神殿複合の模型(あるけまや管理人撮影)



    ②今年度調査の概要(予定)

    ↓「300円」から!v( ̄∇ ̄)v

    ↑報告書に謝辞としてお名前載せますよ!ヾ(´ω`=´ω`)ノ


    上にあげた学術クラファンで毎月末、研究の進捗のライブ配信とかやってるから差つけるために全部じゃないけれど・・・

    サクっと今年度調査の予定を紹介しますね。

    まぁライブ配信は直接質問できるから十分差別化図れてると思うけれどね(*・ω・)ノ




    ティカルの9階層ミニ - コピー

    ↑建造物のレベル分けと色分け(あるけまや管理人作成)



    さて、前にもどこかでみせただろうか。

    マヤ文明の社会における階層分類は基本的に2か3で分類されている。

    「王族・貴族層(支配者層/エリート層)」と「一般層」、

    あるいはそれに「中間層」を加えたものだ。




    主に図像学や民族史学の成果としては7分類などにされている。




    発掘調査による物証を伴う考古学の成果として上図に示した9分類にできたのは重要な成果だと思っているだが、簡単に説明しよう。


    黄緑で囲んだものが、これまでに私が実際に掘って独自のデータを用いて記述できているもの。

    黄色の三角で囲んだものは実際の私の発掘経験からして、現地表面でマウンドの広がりを確認できないものがあると推定しているものだ。

    だからかなり当てずっぽうに広域で面的に調査しなければ検出には至らないと予想されるため、発掘予定はない。

    そんなに大規模に且つ運任せに掘れるだけのお金もないものヽ(TдT)ノ


    だから論理的に存在するはずの最下層の人々の住居として設定しているものなので、これもとりあえずOKな分類である。





    赤で囲んだものはアクロポリスを中心とした主要神殿や宮殿といった巨大建造物だ。

    大きな神殿1基掘るのに1億円かかると言われていて、もちろんそんなお金はない。



    そしてそうした大規模な建造物のほとんどは1960~70年代のアメリカ人考古学者によって掘られているし、残ったものはお金だけ獲れて研究のできない現代のトレジャーハンターのような合法的盗掘者のような一部の外国人考古学者、日本人考古学者によって掘り散らかされている状況だ。



    研究できない自称考古学者らは報告書も出さないので迷惑極まりないが、かつてのアメリカ隊による大規模調査では報告書が出ているためそれを利用することで、掘らずともデータがあるので分析できる。

    だからここもOK。



    残ったのは青で囲んだ部分。

    これが今年度の調査対象だ。

    だからトータルとして古典期(250-1000 CE)ティカルにおける考古学的な時系列データが今年度で一通り揃う予定なのだ。



    社会分布の模式図_日本語
    ↑ティカルにおける財の不均衡社会分布(Imaizumi and Chocón 2024; Fig.4;元はスペイン語)



    これは古典期後期(550-850 CE)で時間を止めた状態のティカルにおける財(遺物)の不均衡な社会分布を示した模式図だ。


    今年度の調査が終わるとひとまず実際の値でこのグラフを作ることができるようになるし、時系列データが得られる予定なので、先古典期や古典期といった他の時期のグラフも作れる。



    これ以外にもたくさんの財があって、グラフの時間変化はどうしても複雑になってしまう。

    なので、グラフをシミュレーションとして動かすことでそれぞれの財の多寡や分布の変化を表現しようと思っている。




    ・・・・・・とまぁ現在はこんな感じの数理的研究を行っているのだ。

    そして今年も大躍進の年になりそうだ。


    海外考古学は発掘調査で人件費がかさむので、もし余裕があったら応援して欲しい。

    報告書に名前載せるから、歴史に名前残せますぜ(。・ω・)ノ゙




    ↓300円から!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

    ↑ぜひ!ヾ(´ω`=´ω`)ノ


    おわりに

    人類社会における普遍的な構造を数理的に示す理論でありながら、時間/空間/対象サイズを超えて比較分析可能とする方法論でもある「多層的冪分布構造論」がコレなのだが、、、

    あ~あ、早いとこ海外で認められきゃなーって、



    国内はなんだかんだ数理嫌いな考古学者多い気がするからな~( -д-)ノ

    まぁぼちぼちがんばりますわ



    何はともあれ、

    年明けの調査、なんとかなれ~!( ・Д・)ちいかわ風



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    2023ねん 4がつ 16にち(にちよーび、曇り)

    最近ドラクエウォーク頑張ってるさ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    arukemaya1785
    ↑考古学界に影響を与える私の図( ・Д・)


    今回の考古学・歴史ニュースは考古学理論つくったよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    さて、今回の舞台は、、、人類社会?人類史全部?地球全体?たぶん理論上、宇宙全体です。ただし文明を築けるレベルの知的生命体が構成する社会集団に限る!( ・Д・)

    そもそもこのサイトはマヤを名乗りつつもマヤ文明研究関連のニュース記事とか発見って専門として面白くないので、明らかにマヤ文明を避けているレベルに取り扱ってないんですよね。

    まぁだけどしゃーないので今後はぼちぼち取り扱っていきます。




    この「あるけまや」のコアなファンの方々は私が所謂マヤ考古学者であり、グアテマラの世界複合遺産ティカル国立公園にて発掘調査プロジェクトを指揮していることをご存じかと思いますが、、、

    けっこう私、国内調査や土器の胎土分析を始めとして色々やってるんですよね。

    そんな中でも今回は私の中核的研究である「多層的冪分布構造論」について話していきたいと思います。





    タイトルに「私の研究①」とあるように長くなる予定ですし、最初は私の理論とは全く異なる話、つまり研究史のお話などなどになると思います。

    なるべく分かりやすく書くのでそれなりに頑張って読んで欲しいなと思います( -д-)ノ

    せめてもの応援として要所要所にマヤ遺跡の写真を貼っておきますね!


    ↓こんな風に
    uxmal001
    ↑ウシュマル遺跡



    あとがきのような「はじめに」


    さて最初はいきなり悪口から始めようと思います。

    日本においてマヤ考古学はほとんど浸透していません。

    そもそも海外考古がほとんど浸透していなくて、早稲田大学の吉村作治の貢献あってエジプト考古が知られているくらいじゃないかと思います。

    まぁ古代エジプトは黄金製品出るから、特別展やっても人集まるからお金落ちるし、だから開催頻度も高いしと好循環するというのも知名度の高さと関係しているとは思います。





    一方、マヤ文明は最高で翡翠製品だから一般の方々にとってはつまらないですよね。

    マヤとか所謂中南米好きって僅かにしかいない代わりにファンは圧倒的に「コア」なんだなと市民講座やってて最近本当にそう思います( -д-)ノ





    で、悪口というのは、日本におけるマヤ考古学者って現在まだ第一世代が交代していない段階です。

    未開の地に飛び込んだことはスゴイのかも知れないけれどそれだけで、最悪修士卒で教授になるくらいの『程度の低い』世界です。

    当然、論文書けないし、考古学者ってよりは「許可持ちの盗掘者」って感じです。





    この先、5年10年で世代交代が起きてガッと雰囲気変わるでしょうが、次の世代も問題です。

    まず1番ヤバイのが、日本の大学で考古学も何も勉強してない、つまり専門外なのに、就業経験を経由してからか、あるいは突然修士課程からアメリカやメキシコの大学に入って学位取るパターン。

    これまともな研究者ひとりも見たことない。

    それはさすがに厳しいかな。

    まともな人もいる、けれどつまらない。

    アメリカ流、メキシコ流の研究をやるなら現地人にやらせておいた方がずっと効率的だと個人的には思います。

    一番よくないのはアメリカやメキシコなどの海外大学出てるからと変なプライドとマウント取りに一生懸命過ぎて研究能力ないことですね、これあるある。





    次によくないのは日本の学士取って、マスター以降は海外で取るパターン。

    語学強くなるし、海外の様々なツテ出来るし、研究者個人としてメリットはすごいのでオススメではある。

    が、これも日本考古学、海外考古学(これ以降は全てアメリカ考古学として記述するね;マヤ考古学を牽引してるのアメリカだからさ)の悪いところ取りになるか、結局中途半端に一方に偏るかっていう研究姿勢になって、誠にもってつまらんのである。




    ということで、個人的見解としては日本人としてしっかり日本考古学をおさめつつ、アメリカ考古学の視点から批判的に研究を推進できることが重要かなと思ってます。

    もちろんそれさえできるならば院進時点でアメリカ行くのが最強なんだけど、まぁ難しいよね( -д-)ノ

    学部で日本考古学ほぼほぼ極めるって意味だからね( ・Д・)



    xtampak
    ↑シュタムパック遺跡



    「はじめに」の続き ー悪口言わないで!


    さて、敢えて厳しく悪口言うことで興味を惹こうと試みたわけですが、何故こんなことをするのか、、、

    日本考古学とアメリカ考古学は現状において全然違う性質を持っていると私が思うから、それを分かりやすい二項対立的な対立構図として皆さんに理解してもらいたかったからです。





    日本考古学におけるニュースって最近たくさんありますよね。

    世界遺産化の話でも盛り上がってるし、縄文や古墳ブームの中で大きな新発見も相次いでいます。

    でもあれ、大体行政発掘、つまり建設工事に伴う緊急調査であって学術調査じゃない。





    そんなこんなで日本って一応先進国だから都市圏では工事がめちゃくちゃ多くて、結果として行政調査がめちゃくちゃ多い。

    アメリカと比べると埋蔵文化財保護法のおかげでけっこう調査予算はある方だけれども、とにかく緊急調査の嵐。

    そうした中、真面目な性格の日本国内において発掘報告書や考古学資料が溢れ返るのは必然だと思う。





    日本考古学ではこうした学術的ではない調査、つまりとりあえずやらなきゃならないからやった実験で得た膨大なデータを基に研究する傾向がある。

    だから所謂「モノに即した研究」としては世界に誇れるくらいにスゴイものが多い。

    他方であくまで「理論のない考古学」であり、理化学系のような理論構築と実験による検証の両輪が成立していないことが問題である。

    結果として「感覚の学問」とか非科学のレッテルを貼られ、それにも関わらず「センスが大事」みたいなナンセンスな教育が大通りを肩で風を切って歩いていく状況を払拭できずにいる。





    では”アメリカ様”はどうだろう?

    アメリカ考古学でも元々はモノに即した研究を行っていた、当然考古学なのだから。

    しかし現在では所謂「理論考古学」が支配的である。




    こうした理論構築を目指す研究は良いとは思う。

    この流れは1960年代以降のプロセス考古学(ニューアーケオロジー)の枠組みの中から
    一気に強まったと思う。

    しかし理論考古学における理論構築は文献史料に頼るところが大きく、文献史学と哲学を混ぜたような学問に感じる。

    まぁそれは良いとして、理論とハッピーセットの実践面(実験;発掘調査や資料分析)はどうだろう?




    日本では考古学は歴史学の仲間だが、アメリカでは考古学は人類学の仲間だ。

    プロセス考古学の隆盛期の特徴のひとつである「ミドルレンジセオリー」はまさに考古学における遺物研究(実践面)を民俗学研究という現代の参与観察によって類推の難しい機能などの側面を証明しようと試みるものであった。

    この流れが残っているためか、現在の理論考古学における理論の証明は人類学研究による現在の特定の集団に対する参与観察によってなされている。




    ん?考古学どこいった?

    文献史料で理論構築して、人類学で実証、、、まぁアメリカでは考古学が人類学の一分野だからアリなんだけど、日本考古学者としてはナシに感じてしまう。




    私の言いたいことをまとめるとこうだ。

    日本考古学は日本考古学で、アメリカ考古学はアメリカ考古学で、良い点も強みもある。

    他方で両者に弱点もある。

    そもそも理論と実験は科学の両輪のはずだ。




    でも両者に歩み寄りはなさそうだ。

    ならば私が両方一気にいくよ。

    理論構築も発掘調査という名の実験による証明も私がやる。

    ちゃんと両者とも考古学というモノを扱う学問としての枠組みの範疇で行う。

    それが私の中核的研究であり、野望であり、考古学者としてのライフワークである。


    yaxchilan001
    ↑ヤシュチランのパネル




    ↑日本国内でも研究しています。。。1000円ちょーだい!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ


    おわりに

    あれ、想像していたのと全然違う内容になった!(笑)

    なんか宣言になっちゃったけど、

    実際に過去にこういう気持ちでこの研究を始めたのだと思います。




    タイトルにあるように理論面はほぼ完成していて、従来の考古学研究における課題を乗り越えるための応用研究も考案済みで、何もかもイイ感じです。

    ただここ数年病んでて、先日快復したけれど、論文の執筆速度が間に合っていないので、今後ぼちぼち書ける範囲で書いていきます。

    たぶん今の元気さだと半年以内に全部論文化してその後記事に出来るし、それまでの繋ぎとしてのネタ(研究史とか)もあるから「私の研究」シリーズはきっと大丈夫!




    ただ数理モデルを利用した法則定立的研究が私の研究のキーワードなので、他の所謂文献史学的な歴史研究とは異なり、数式は記事では出さないけれどグラフとかが出てくるのはどうしようもないのでご了承願いたい!




    何はともあれ、

    私の研究が一番だから!( ・Д・)



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    2023ねん 1がつ 29にち(にちよーび、晴れ)

    後輩に話したら、それは大学生の若気の至りでやることだと言われてしまいましたヽ(TдT)ノ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    今回の考古学・歴史ニュース(!?)は国内研究費をクラファンで集める代わりに、人生でほとんどチャリ乗ってない研究者が無謀にもサンプリング調査しつつチャリで四国一周1000kmチャレンジするぜ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


    さて、今回のタイトルは所謂 ”なろう系” みたいな超長い、内容が全部分かってしまうようなものにしてみました~( -д-)ノ




    ↑これがクラファンのサイト


    上に挙げたように、これまではアカデミスト社のCF(クラファンの略語)を利用してマヤ文明、ティカル遺跡の調査研究のために色々とやってきたわけですが、

    今回は国内調査のために新たにCFを行うことにしました。



    上のものは諸事情により月額型なのですが、今回やるのは単発の寄付型です。

    まだ公開していないので、今回の記事は事前の宣伝を兼ねております(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



    arukemaya1739
    ↑砂って色々違うのよ(。・ω・)ノ゙


    何するの?どんな調査?

    日本だと古墳時代以降、窯焼きが普及すると高温焼成された硬質土器が出てきます。

    これは窯跡遺跡がたくさん見つかっていて、各遺跡の灰原で出土する土器片をそこの在地土器とした上で蛍光X分析などの手法を用いる産地同定法が確立しているといって過言ではないと個人的には思っています。



    一方で野焼きによる低温焼成の軟質土器、つまり縄文土器とか弥生土器などの産地同定法は未確立です。

    これは土器資料同士が胎土として似てる似てないは言えるけど、土地と結びつかないことが問題となっています。



    土器の胎土を削って試料とする分析方法も詳しく分かって良いのですが、著名マヤ遺跡で国宝級の土器資料を扱う私としては「非破壊」の分析手法が好ましいのです。

    なので、非破壊の分析手法を三つ、

    ①器形や文様などの ”見た目” を対象とした型式学的研究法

    ②胎土中の粘土という ”中身” に着目した蛍光X線分析法

    ③胎土中の砂粒鉱物という ”中身” に着目した岩石学的手法



    を組み合わせた方法による胎土分析、産地同定法を実践しています。





    これらの内、①は考古学者が普通にやっていることなので置いておくとして、②は機材があまりに高価(800万円くらい)なので置いておくとして、③が低予算でやりやすいのです。


    ただ基礎データとして現在の各地域の河川・湖沼に堆積する砂粒の鉱物組成を明らかにする必要があるので、それが面倒くさいのです。

    お金もかかるし、面倒くさいし、基礎研究だからお金獲れない、の3コンボなために日本ではなかなかやられていません。



    日本だけではありませんが、土器資料は膨大に、まさに腐るほどあるので、それを活かせればな~と思っています。

    あまり細かな産地同定はできないんですけど、小地域的、特徴的な鉱物組成分布の範囲で特定できるので、古代の地域間交流について型式学以外の手法で多角的に迫ることができるというのが利点です。




    これまでは北海道本島、北海道の離島、沖縄、鹿児島の離島を対象にサンプリング調査を実施してきました。

    今回は四国を一周して一回で四国のサンプリング調査を終えたいなと思っています!



    arukemaya1738




    何でチャリなの?

    実は科研費で行っている場合は車を使ってます。

    その方が早いので( ・Д・)



    でも車だと一人で調査できないんですよ。

    運転してると地形見れないし、露頭発見が難しいし、2級河川以下の河川は通り過ぎちゃうし、そもそも「わき見運転」になるし!




    また今回はCFなので予算が40万円(手取り32万円)なので、研究協力者への謝金、交通費、宿泊費の捻出が困難なのです。

    だから自転車なら一人でも何とかなるだろうなと、そんな軽い気持ちでやることにしました。

    高い確率で筋肉痛で連日死んで、酷く後悔することになると思います。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン





    おわりに サイエンスカフェの実施&プレゼントは何にしよう?


    返礼とは違うんですけど、サンプリング調査旅行の最中に、四国の各県庁所在地でサイエンスカフェを実施しようかなと思ってます。

    内容はマヤ文明に関する研究紹介と今回の調査内容の紹介になるでしょうか・・・



    ちょうど来年、「マヤ・アステカ・テオティワカン」文明展みたいなのが開催されるそうで(メキシコ展なのかな?)、展示されるであろう遺物の説明でもいいかなと思ってます。

    もちろん無料かコーヒー1杯分で実施しますので(各県の担当者等と相談します)、お近くの方は是非ご参加ください。



    arukemaya1741
    ↑100均のコンタクトケースなんだけども、これにオリジナル/粗砂/細砂をそれぞれ入れようかと。


    それと今回のCFは購入型なので何らかの返礼が必要なのですが、、、

    基本的には先達者の例に従って「お礼の手紙(メール?)」とか「謝辞に記載」になると思うんですけど、それだけじゃつまらないので、、、

    実際に取ったサンプルを処理して試料化したものをプレゼントしようかなと・・・


    ちょっと欲しくない?( ・Д・)



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