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あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

タグ:鳥居

2021ねん 7がつ 15にち(もくよーび、晴れ)

激務もとりあえずあと4~5日のみ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑良い天気であった。鳥居の上の鳩が可愛かった( ・Д・)(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

さて、今回の考古学・歴史ニュースは、『東京で初!根津神社に参拝して来たよ!( ・Д・)』ってお話です(*・ω・)ノ


↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓







↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑬」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


上のリンクに貼りましたように、およそ2年半前に御朱印集め&鳥居のデータ集めを始めたわけです。

「鳥居の起源についてはよく分かっていない」

ということで、とりあえず鳥居のデータ集めて傾向を知ろうかなと思い立ったわけです。

最後の記事を見返してみると1年半前のものでした・・・

まぁ1月に神社に参拝して、その後海外に3か月の調査に行って、帰ってきたらコロナのパンデミックで、、、

そんなこんなで落ち着いたらやろうやろうと思って、あっという間に時が流れてしまいましたが、再開します!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

今回は東京に越してきてからの第1弾ということで、東京都文京区の『根津神社』を取り上げます。

では、基本データから紹介しますね(*・ω・)ノ


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↑広い!そして鳥居がたくさんある(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社】
住所:東京都文京区根津1丁目28番9号
Tel:03-3822-0753(社務所)
駐車場:あり(境内にある駐車場はスペースが限られるため、使用するならコインパークが良いかと。基本的には徒歩が良い。)

主祭神:
須佐之男命(すさのおのみこと)
大山咋命(おおやまくいのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)

相殿
大国主命 (おおくにぬしのみこと)
菅原道真公 (すがわらのみちざねこう)

創設:1900年前(CE120年頃)
幾度の遷座を経て1705年に現在の位置に

例祭等:
1月1日 初詣
2月3日 節分
4~5月 つつじまつり
6月 大祓
9月17~18日 例大祭神賑行事
9月21日 例祭式 
10月20日頃 根津・千駄木下町まつり
11月 七五三詣
11月23日 新嘗祭
12月31日 大祓



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↑力強い印象を受けます(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


次に今回頂いた御朱印を紹介しますね。

心付けは300円でした。

コロナ禍のせいかは分かりませんが、私が行った時には「書置き」のものでした。

御朱印帳よりもちょっとサイズが大きいので、端をカットしてサイズ調整する必要がありました。

・・・根津神社は鳥居の数が多くて、データ取ってるだけでめちゃくちゃ疲れたんですよ。

そして大きな有名な神社なので、通常の参拝者だけではなく、観光客もけっこう来てるようでしたし、冠婚葬祭関係の晴れ着での撮影を行っている人たちも何組かいました。

そんなこんなで疲労とドタバタで、御朱印帳が売ってるかとか他にどんなものがいくらくらいなのかとか写真撮ることも忘れていました。

申し訳ぬ( -д-)ノ



さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ

先ほど述べたようにたくさん鳥居がありまして、根津神社の鳥居は計178基ありました。

類似形態の鳥居の記述は省略しているとは言え、けっこう長いので飛ばしてもらってかまいません( -д-)ノ


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↑正門の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑第二鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 表参道の鳥居】
①建立:1996年(平成8年)建立
②素材:金属製(中空と思われるが、非常に厚手)
③高さ:約6.5m
④直径:59cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:円形台石×2(下からh:19.5cm、4.5cm)




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↑根津神社の立派な楼門(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑門なのですがこれもデータ採取、たぶん最初期の鳥居ってこんな感じだったような気がしますね(*・ω・)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【根津神社 / つつじ苑の入り口の門】
①建立:不明
②素材:木製
③高さ:約3m
④直径:約20cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:なし



どんどんいきますよ~(*^・ェ・)ノ


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↑つつじ苑の傍の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ つつじ苑の傍の鳥居】
①建立:1980年(昭和55年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約4m
④直径:29cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:方形台石+饅頭(亀腹)(下からh:15cm、10cm)



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↑千本鳥居の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の鳥居】*169基確認(2021.6.5時点)
①建立:1984年(昭和59年など近年)建立
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約2.5m
④直径:8cm
⑤角度:斜め(斜度1°)
⑥下部構造:なし



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↑千本鳥居中ほどの鳥居①(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居中ほどの鳥居①(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居中ほどの鳥居①の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居中ほどの鳥居①】
①建立:1934年(昭和9年)建立
②素材:石製(石材不明)
③高さ:約3.5m
④直径:21cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:角落ち方形台石×2(下からh:13cm、2.5cm)



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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居①(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居①の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の終わりの方の鳥居①】
①建立:1930年(昭和5年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約3.5m
④直径:17cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:方形台石+饅頭(下からh:20cm、18cm)


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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居②(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居②の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の終わりの方の鳥居②の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の終わりの方の鳥居②】
①建立:1985年(昭和60年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約3.5m
④直径:21cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:方形台石+花形(下からh: 4cm、18cm)


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↑西口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑西口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

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↑西口の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 西口の鳥居】
①建立:1886年(明治19年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約5.7m
④直径:40cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:角落ち方形台石+花形台石(下からh:30cm、49cm)




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↑西口の傍の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑西口の傍の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)



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↑西口の傍の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 西口の傍の鳥居】
①建立:1989年(平成元年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約3.6m
④直径:35cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:方形台石+饅頭(下からh:20cm、10cm)




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↑北口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑北口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑北口の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

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↑北口の鳥居の接続部(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


この時点でかなり疲れていて、めちゃくちゃ逆光なのに気にしてないですね( -д-)ノ

ひどいもんです( ・Д・)


【根津神社/ 北口の鳥居】
①建立:1989年(平成元年)建立
②素材:金属製(中実?)
③高さ:約7m
④直径:53cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:饅頭(下からh:48cm)






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↑千本鳥居の中ほど下側の鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の中ほど下側の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の中ほど下側の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の中ほど下側の方の鳥居】
①建立:1969年(昭和44年)建立
②素材:木製?
③高さ:約3.3m
④直径:23cm
⑤角度:斜め(斜度3°?)
⑥下部構造:角落ち方形台石+花形台石(下からh: 21cm、17cm)





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↑千本鳥居の中ほどの鳥居②(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の中ほどの鳥居②の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


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↑千本鳥居の中ほどの鳥居②の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【根津神社/ 千本鳥居の中ほどの鳥居②】
①建立:1919年(大正8年)建立
②素材:石製(花崗岩)
③高さ:約1.7m?
④直径:17cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:角落ち台形台石+花形台石(下からh: 15cm、12cm)



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↑涼し気な写真、カメさんもいる(・∀・)つ(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑カメさんたくさん(*^・ェ・)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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長かった!めちゃ長かった・・・

仮に鳥居1基の記述に10分かかるとして、6基あったら6倍で60分とはいかないものです。

モチベーションがガタ下がりでめちゃくちゃ時間食いますし、1日で終わらせようという気概を失います( ・Д・)


・・・まぁこれだけ鳥居の数が多い神社はそれほど多くないはずなので良いでしょう( -д-)ノ

さて、東京で初の「鳥居の考古学」となりましたが、北海道との違いは・・・


①石造の鳥居が多い

②年代的に古い鳥居が多い

③北海道に特徴的な『ドラム缶式鳥居(勝手に私が命名、過去記事参照)』がない


って印象ですね。もちろん今後変わるかも知れませんが、、、関西とか行くとまた違った特徴があるやも知れませんね。

前にも書いたように『鳥居の起源』についてはおおよそゴールが見えているのですが(私、海外考古なもので、演繹的に研究する癖が付いているせいもあるのです)、せっかく本州に進出したので、様々な鳥居を実見してみたいです。

また今後は弥生時代や古墳時代の柱穴遺構にも着目していきたいですね(*^・ェ・)ノ

基本的に御朱印集めをしながら、鳥居のデータも集めていく予定ですので、のんびりとお付き合いください(*- -)(*_ _)ペコリ



さて、Twitterで御朱印集めが趣味な方々のフォロワーさんも増えていますので、是非、各記事の記述を参考にデータ取得と、「(身長などの)スケール入りの鳥居」と「下部構造」、「建立年情報のプレート」を撮影したものを送って頂けると助かりますヾ(´ω`=´ω`)ノ

連絡お待ちしております!

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2020ねん 1がつ 9にち(もくよーび、曇り)

調査前ってだけではなく、無駄に忙しい1月になりそうだヽ(TдT)ノ


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今回はただの報告です。

限定の御朱印帳、もうありませんでした!ヽ(TдT)ノ

まぁ時間経ってるし、そんなもんですよね~。

北海道神宮の頓宮の方にも問い合わせてみましたが、限定の御朱印帳(上の写真のもの)は北海道神宮でのみ取り扱っていたそうです。

数量をかなり限定して生産していたようで、2019年9月初旬には完売したと聞きました。

次の限定品は北海道200周年でしょうか?

50年後???

いやいや、その前にまた改元があるでしょう……

それでも30年度とかかな。

今ではオリジナル御朱印帳を製作・販売している神社も多々ありますからね。

集めたらキリないから、しゃーない!と自分に言い聞かせることにします( -д-)ノ

↓ではでは~。こんな短い記事初めてや(*^・ェ・)ノ↓

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2020ねん 1がつ 3にち(きんよーび、曇り)

短時間とはいえ、3日から仕事始めは早いぜ!ヽ(TдT)ノ


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↑初詣の参拝客で一杯だったのでこんな角度の撮影に( ・Д・)(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『北海道神宮に初詣に行ってきたよ!( ・Д・)』ってことですね( -д-)ノ


↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓







↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑬」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


上のリンクに貼りましたように、およそ1年前に御朱印集め&鳥居のデータ集めを始めまたわけです。

「鳥居の起源についてはよく分かっていない」

ということで、とりあえず鳥居のデータ集めて傾向を知ろうかなと思い立ったわけです。

記念すべき御朱印第一号は地元の北海道神宮だったわけですが、寒くて鳥居のデータ取れなかったんですよね。

で、今回一年越しでデータ取ってきました。

と言っても2基分なのですけどね。

今回も寒さと人の多さにやられて諦めてしまいました( ・Д・)

ちなみに去年、北海道神宮の鳥居は全部で7基として紹介しましたが、

なんと

令和(改元)を記念して新たに大きな鳥居が建立されていました!

その鳥居のデータは取ってきましたよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

では、前回書いていなかった、恒例の基本データから紹介しますね。


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↑境内の樹木が綺麗だったので、パシャリと(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


【北海道神宮】
住所:北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
Tel:011-611-0261(社務所)
駐車場:あり(第1・第2駐車場があるのでたくさん停めれます。が、新年等のイベント時は激しく混雑します。)

祭神:
大国魂神(おおくにたまのかみ)
大那牟遅神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
明治天皇(めいじてんのう)

創設:明治2年(1869年)

例祭等:
6月15日 札幌祭



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↑今年もしおり付きですね(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


次に今回頂いた御朱印を紹介しますね。

心付けは変わらず500円でした。

御朱印帳は「令和元年記念」の特殊なものが販売しているそうですが、見かけませんでした・・・

近い内、もう一度行く予定あるので、あったら買って紹介しますね!(*・ω・)ノ

そう言えば、受付の方は金髪の外国人の方でした。

ブロンド美女が巫女服着て片言の日本語で対応するのにはやや違和感も感じましたが、周囲を見てみると中国人と思われる観光客の集団も御朱印集めをけっこうしているようなので、英語担当なのかも知れませんね(・∀・)つ


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↑所謂正門に当たる第二鳥居(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

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↑第二鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人、撮影)

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↑第二鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人、撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ

先ほど述べたように北海道神宮の鳥居は新たに1基増加しましたので、北海道神宮の鳥居は現在計8基あるということになります。

今回のこの内の2基を計測してきました。

残りは雪が溶けてからで!( -д-)ノ


【北海道神宮 / 第2鳥居】
①建立:1921年(大正10年)建立、1978年(昭和53年)改修
②素材:金属製(中空と思われるが、非常に厚手)
③高さ:約7.3m
④直径:80cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:台石



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↑第4鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑第4鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑第4鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【北海道神宮 / 第4鳥居】
①建立:2019年(令和元年)
②素材:金属製(中空だが、かなり厚手)
③高さ:約10m
④直径:約89cm
⑤角度:ほぼ垂直
⑥下部構造:円形台石 +石組み囲い


これまで北海道神宮の大きな鳥居で「第~」と付いている鳥居は第三鳥居までなので、恐らく令和を記念した新しい鳥居は第四鳥居になるのかなと思います。

一方で円山公園側にある大きな鳥居は「公園口鳥居」と名称が付いていますから、数字番号が付かないことも考えられます。

しかしながらここではひとまず第4鳥居としておきますね。

さて、今回測定した二つの鳥居は、これまでに「北海道的」と考えてきた「ドラム缶タイプ」ではありません。

しかし大きなものですから一本の鉄柱として造られているのではなく、接合部が見られます。

より古い第2鳥居は1978年に改修されていますが、それでも古いものになります。

第4鳥居と比べるとこの接合部がはっきりと分かります。

これまでのデータと今回のデータから、ドラム缶タイプは小さい神社の大きめの鳥居に用いられ、鉄板が薄い傾向が見られるのかなと感じました。

大きい神社で予算が十分にある場合は鉄板が厚く、接合面が目立たないように精巧に造られているのかなと思います。

あるいは時期的に新しい鳥居の場合は、技術的な問題によって接合面が精巧とも考えられます。

このようにやはり「ドラム缶タイプ」に着目していくと、金属製の鳥居に関しては新たな分類と、それによる新しい鳥居の編年が組めるのかなと楽観的に思っています。

どうしても本来の「鳥居の起源」とは直接結び付きませんが、この先もデータを集めて検証していきたいなと思います(*・ω・)ノ


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「鳥居の起源」についてはどうしても本州における木製鳥居や石製鳥居について調べなければなりませんし、海外の古い鳥居や門の構造についても調べる必要がありますね。

海外にまで手を伸ばすと大変過ぎるので、ぼちぼちと本州の鳥居からやっていこうかなと思います。

とは言え、直接私が本州を周るのは困難ですので、皆さんにご協力願いたいと思いますヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ

御朱印集めが趣味な方々のフォロワーさんも増えていますので、是非、「(身長などの)スケール入りの鳥居」と「下部構造」、「建立年情報のプレート」を撮影したものを送って頂けると助かりますヾ(´ω`=´ω`)ノ

連絡お待ちしております!

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2019ねん 9がつ 20にち(きんよーびよーび、晴れ)

書類書いてばかりで研究してる気がしない今日この頃・・・

まぁこの時期はそんなもんかっ(*^・ェ・)ノ


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今回の考古学・歴史ニュースは「札幌を中心とした鳥居のデータをまとめてみたよ」ってお話です!(。・ω・)ノ゙

元々、『最古の鳥居ってどんなだろう?』、『鳥居の起源って何だろう?』という疑問からスタートして、第1回のまとめになります。

2019年2月に御朱印収集と共に始めた企画でしたが、早くも7か月半が経ちました。

途中に色々ありましたのでまだまだ圧倒的にデータ不足なので、分析結果の発表と言うよりは、経過報告の形になると思います。

以下に提示する表データには鳥居の部位名称が出てきますので、復習としまして下部に以前提示した鳥居の基本構造と部位名称についての図を載せておきますね(*^・ェ・)ノ

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↑鳥居の部位名称と様々な鳥居の形態(「心と体のなごみブログ」さんの記事内画像より転載)


鳥居データ表01
↑鳥居のデータ表(「歩け、まや」管理人作成)


これだけだとよく分からないので写真データも載せようと思ったら、ブログ用写真群が整理されてなくて準備するのに時間を要しますヽ(TдT)ノ

ちょくちょく整理するようにして追記しますね(TДT)


……さて、表の見方ですが、一番左側に「御朱印集めNo.」なる項目を設定しました。

お気付きかも知れませんが、「御朱印集めの記事」の番号を示しています。

*多賀神社だけ、札幌祖霊神社と合わせた記事(【御朱印集め⑧】)になっているのでズレが生じています、ご注意を!

御朱印や鳥居のデータが取れていない神社もありますが、これまでに13の神社を訪れ、計23基(北海道神宮はデータ未取得のため)の鳥居データを収集したことになります。

初めはよほど大きい神社じゃない限り、1社に鳥居1基だからデータの蓄積は遅いだろうなと思っていましたが、思いの他溜まっていました。


さて、表として整理してみると直感的に素材の種類と柱の直径や高さには相関関係がありそうだなとは思います。

数が心許なくてちゃんと分析やってないんですけどね( -д-)ノ

あとはドラム缶タイプが北海道の古い神社には多いと感じていましたが、総数的には6/23(約26%)なのでそこまで多くないですね。

石製の鳥居はどれも花崗岩製で大型のものがほとんどです。

これらの花崗岩製の鳥居はいずれも境内の入り口に堂々と立っていました。

ということで石製の鳥居に関しては神社のサイズや経済的側面、あるいは奉納者の経済力と関連しているのかなという印象です。

まぁ概ね、古い歴史ある大きな神社が石製鳥居を有していると言えそうです。

一方で木製の鳥居は札幌市内には存在せず、地方において2例のみ確認されています。

どちらも周りが雑木林で、そこから切って使っているとは思いませんが、周辺を見ても山林風景の広がる一帯でした。

こういった地域では木材の鳥居を建立した方が利点が多いと予想されます。

札幌市内の場合、厳しい寒暖の差で簡単にやられてしまう木製鳥居を維持するには、高い頻度で地方から木材を調達して来なければならず、何度も何度も鳥居の取り壊しと再建立のための工事を依頼する必要があります。

それにしても札幌祖霊神社にて鳥居の素材が「木材⇒石材⇒金属中空」と変遷したように、鳥居の素材の変化は経済的側面だけではなく、時間的変化、特に技術の変化に呼応したものかも知れません。

そう考えると、一番新しい札幌御嶽神社がプラスチック製鳥居を有するのもぴったりな感じです。

そうなるとコンクリ製の鳥居は花崗岩製鳥居を建てられない時の代替的存在であり、見た目を整えるために金属で覆ったというのが「表面金属製+内部コンクリ」の正体かも知れませんね。

比較的新しい鳥居は「金属+中空」が多いので、当時の金属の加工技術や採算の問題で、北海道における古い神社は「表面金属製+内部コンクリ」の品質が劣るバージョンとして「ドラム缶タイプ;薄い鉄板を使用し、溶接痕が明確に残るのが特徴」が選択されたのかも知れません。

あるいは「金属+中空」の鳥居は小型のものが主体的ですので、プラスチック製鳥居の出現前において、花崗岩製鳥居よりも安価に抑えつつ大型の鳥居を作るには「表面金属製+内部コンクリ/ドラム缶タイプ」が最も適していたのかも知れません。

……こうしてみると鳥居の素材の変化に時間的・技術的変遷を感じると共に、やはり……夢はないですが当事者の経済性や彼らが感じる利便性の問題が大きく関わっていると感じますね( -д-)ノ





(準備中)

↑いずれここにこれまでの鳥居の写真を並べます!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おわりに


23基のデータって思ったより集まっていて、色々な神社に行ったもんだなとは思うんです。

まぁそれでもちょっと総数が少なすぎて分析する気がおきないんですけどね(/TДT)/

雪降る前に積極的に回って、とりあえず札幌市内の神社は回りきろうかな。

実際、札幌は広過ぎるので中心部に限定されるでしょうけどね……

今後のことを考えると、御朱印集めが趣味の方がけっこうフォローして下さっていますので、

ご協力を仰いで、全国の鳥居のデータを送付して頂けないかなと。

情報だけならコメント欄で大丈夫ですし、写真はどうやったら頂けるのか……

まぁ写真はネットで拾ってきても構わないので、とりあえず、

皆さん、データをください!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ

↓押してくれぃ!ほい、押してくれぃ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓

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2019ねん 9がつ 19にち(もくよーび、曇り)

一気に秋になった。

気温が下がって、けっこう寒いヽ(TдT)ノ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑真新しい印象の立派な本殿(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『札幌市の住宅街の外れに突如現れた札幌御嶽神社に行ってきたけど、御朱印を頂けなかったよ!』ってことですね( -д-)ノ



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓

【鳥居の考古学①】鳥居の構造と分類のお話……鳥居の起源ってよく分からないそうですよ( ・Д・)【神社の歴史】

↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、またまたと~っても久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ

ずっとやってなかった、これまでに集めた鳥居データに関する報告も近日中に何とかしますね!

では恒例の基本データから紹介しますね。


【札幌御嶽神社】
住所:北海道札幌市西区小別沢79-1
Tel:011-664-8338
駐車場:あり(20台)

祭神:
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
 ;天地創造、生命の根源の神

大巳貴大神(おおなむちのおおかみ)
 ;経営、国治、耕作、豊穣、子宝、縁結、郷土守護の神

少彦名神(すくなびこなのかみ)
;国造りの神、農業神、薬神、禁厭の神、温泉の神

創設:不明、平成11年に札幌市東区から移転

例祭等:
12月31日 徐夜祭
1月 1日 元旦祭
1月9日 新年月並祭
2月3日 節分祭
3月13日 祖霊供養祭
5月8日 春季大祭
6月12日 夏越大祓祭
7月下旬 御嶽山登拜
8月14日 祖霊供養祭
9月11日 秋季大祭
9月23日 彼岸祖霊供養祭
10月27 - 28日 大和本宮祭
12月 11日 師走の大祓祭
毎月第2水曜日 月並祭



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変な撮り方になりましたが、本殿に犬の置物がありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


タイトルにも書きましたけど、御朱印はありませんでした。

情報によると「繫盛期」は人手不足のため御朱印を停止するそうです。

「繫盛期」!??( ・Д・)

上に挙げた写真のように本殿には、犬の置物がけっこうたくさん置いてありました。

石製のフクロウも置いてました、本殿に。

何でかなと思ったら、、、


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↑本殿や社務所は丘の上にあるので見晴らしが良いです(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑この角度だと奥の山が見えますね(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑綺麗な本殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌御嶽神社m本殿の内部の様子(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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ペット霊園と何かのイベント(「歩け、マヤ」管理人撮影)


この札幌御嶽神社は「ペット霊園 やすらぎの丘」が併設されているのです。

住宅街の外れの山の中とは言え、広大な敷地に新しい建物をたくさん建てて、さぞお金があるのだなという印象です。

繫盛期というのはペット霊園の方の話のようです。

この日はペット関係(?)のイベントが催されており、すごい若いカップルや夫婦がペット連れでワイワイしてました。

ペット霊園でのペットのイベントって、私は違和感しか覚えませんでしたがね( ・Д・)

まぁペット関連で大きな収益を上げている神社なんだなとはよく分かりました。

公式ホームページには「電話すればバス停まで迎えに行く」とありますし、神社ってよりはほぼほぼペット霊園の会社です。


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↑第2鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第2鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第2鳥居の建立年(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ

ちなみに札幌御嶽神社には計4基の鳥居がありました。

第1鳥居は主要道路に面していて、ペットイベント(?)中ということもあり、データだけサクッと取って、撮影はしませんでした( -д-)ノ


【札幌御嶽神社 / 第1鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約4.5m
④直径:41cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)、ミニ饅頭(3cm)


【札幌御嶽神社 / 第2鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約4.5m
④直径:41cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)、ミニ饅頭(3cm)
⑦備考:両部鳥居


【札幌御嶽神社 / 第3鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約3m
④直径:20cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)


前回、比較的新しい鳥居は金属製の傾向が強いかなと思っていましたが、、、

今回の札幌御嶽神社の鳥居は1年前に建立されたばかりなのです(この記事は令和元年に書いています)。

素材は「プラスチック」(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

表面はコンクリ製に見えるように凸凹に加工されていました。

考古学で言うところの痕跡器官(ルジメント)ってやつですね。

本来は全体としての進化に伴って一部の器官が退化して機能が失われたものを指しますけど、この場合は遠目に見たらコンクリ製に見えるように詐称する機能が加わっている気がします( ・Д・)

プラスチック製の印象が強すぎますが、今回の札幌御嶽神社の第2鳥居が「両部鳥居」になっていまして、これまでで初めての事例になります。

これまで北海道の古い神社はドラム缶タイプだと推測してきましたが、どうやら最新の神社は見た目とコスパ重視のようですね( ・Д・)


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↑第3鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第3鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第3鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑第4鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【札幌御嶽神社 / 第4鳥居】
①建立:不明(石灯篭も含め一切の記載なし)
②素材:金属製(中空)
③高さ:約6.4m
④直径:55cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:饅頭(亀腹)(15cm)


この鳥居は、これまでの札幌市の神社の鳥居に近い印象を受けます。

元々、札幌市東区に所在していた際の鳥居を運んできたのでしょうかね。

それにしては表面が新しく、金属の劣化もなかったわけですが、何故この鳥居だけ他と違うのかなと不思議に思います。

……たぶん、本殿の前だから「絵的な問題」?( ・Д・)

公式ホームページにも本殿と共によく撮影されて使用されていますからね。

「神社の顔」として大事なのでしょう!


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・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おわりとしてまして……

上に挙げた写真は、岡山県の高岡神社にある石製鳥居です。

かなり古い鳥居に見えますね。

さて、今回の札幌御嶽神社の実態がどうとか言うつもりは毛頭ありませんが、、、

やはりアレですね……

「歴史って大事ですね!」

古い物、歴史ある物には自然と厳かな印象が備わるものだなと実感しました。

あと素材も大事!

考古学は主に物質文化を研究する学問ですけど、モノって色んな側面で大事だなと改めて思いました( -д-)ノ

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2019ねん 7がつ 14にち(にちよーび、曇り)

今月やることが3つあるのだが、どれも中途半端になっている。

まぁ仕方ない。

ひとつずつ片付けていきましょ~!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑住宅街に佇む本殿(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『札幌市の住宅街にある苗穂神社に行ってきたけど、休み(?)だったから御朱印を頂けなかったよ!』ってことですね( -д-)ノ



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓

【鳥居の考古学①】鳥居の構造と分類のお話……鳥居の起源ってよく分からないそうですよ( ・Д・)【神社の歴史】

↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、またまた久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ

どうも「行こう!」と思ったら時間的に間に合わない日々が続いていました。

札幌市だけでもまだまだ御朱印を頂ける神社があるのでぼちぼちと頑張っていきたいなと思っております(*^・ェ・)ノ

では恒例の基本データから紹介しますね。


【苗穂神社】
住所:北海道札幌市東区本町2条3丁目5−35
Tel:011-781-5622
駐車場:あり(6台)

祭神:
少彦名神(すくなびこなのかみ)
;国造りの神、農業神、薬神、禁厭の神、温泉の神

創設:明治31年(1898年);札幌神社(現北海道神宮)から少彦名神の分霊を受け神社創立

例祭等:不明


さて、いつものように、「まずは頂いた御朱印のご紹介を」といきたいところですが神社が閉まっていました( -д-)ノ


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シャッターが下りた社務所(「歩け、マヤ」管理人撮影)


参拝する前に事前に調べた情報によると、苗穂神社は三吉神社の宮司さんが兼任しているとのことで、御朱印は書き置きになるそうです。

日曜日の午後一番で参拝したのですが、残念ながら不在のようでした。

近い内に平日の昼間に再チャレンジして、密かに追記&御朱印upしておきますね( ・Д・)

また、下に挙げましたように、神社の裏手から入れる駐車場がありまして、おおよそ6台程度駐車できるスペースがあります。

立派な樹々もあって素敵な雰囲気でした(*・ω・)ノ


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↑左手に僅かに駐車場の端が見えている(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑苗穂神社の石碑(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑苗穂神社の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑苗穂神社の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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苗穂神社の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ


【諏訪神社 / 入り口付近にある鳥居】
①建立:1977年(昭和52年)
②素材:金属製(中空)
③高さ:約5m?
④直径:36cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:円形台石(11cm)


まず建立年に関して久々にプレートがあるタイプでした。

ここずっと建立年不明だったので、どうしようかなと思っていたところでした(/TДT)/

台石は円形のもので、やや高めでした。

以前、非常に高い台石のことを新しく「台座」として下部構造属性を設定しましたが、これには相当しないかな~という難しい高さです。

数が増えれば検討できるのですが、まだできそうにないですね( -д-)ノ

また、比較的新しい鳥居は、中空の金属製の傾向があるのかなとも思っています。


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↑苗穂神社の入り口の門(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑上部はこんな感じ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑建立年情報と下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、これまでの参拝では初となると思うのですが、苗穂神社の入り口には屋根付きの鳥居状の構造物がありました。

調べてみたところ、「簡易の楼門」に分類されるのかなと思います。

詳しい方がいらっしゃいましたら、是非コメントをお願い致しますヾ(´ω`=´ω`)ノ

屋根が付いている点と柱が島木を抜けて屋根部にまで到達している点、島木が柱から外に飛び出していない点から、鳥居というよりは通常の「門」としての構造だろうと思います。

一応データは取っておきましたが、新たな情報が入るまではひとまず鳥居としてカウントしないことにします( -д-)ノ


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↑苗穂神社の手水舎(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑苗穂神社のお賽銭箱は金属製だった(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑古い木製の電柱がイイ感じ(「歩け、マヤ」管理人撮影)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おわりとしてまして……最後の写真、上手く撮れたかな~なんて思ってます( ・Д・)

最近天気悪かったので、青空が少し見えただけでハッピーですね。

ところでこの昭和風な電柱、イイ感じですよね。

木材はかなり劣化していますが、まぁまだかなり立っていられるでしょう。

今度、苗穂神社を訪れた際には、是非忘れずにいつから立っているものなのか?」を訊いてみたいなと思います。

木製の鳥居に出会うことも稀にありますからね、正直、材質が何であれ、それぞれどれくらいの期間が限度なのか、あるいはどれくらいの期間ごとに再建立するものなのか、取り換えられた古い鳥居はどうなるのかを知りたいなと思います(。・ω・)ノ゙

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2019ねん 6がつ 20にち(もくよーび、激しく雨)

太ももが激しい筋肉痛である

筋トレし過ぎた( ・Д・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑本殿周辺はまだ明るく、普通の神社に見える(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『道南、豊浦町にある住吉神社に行ったら、御朱印の代わりに朝から肝試し体験を頂いたよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、またまた久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ

今回も資料調査の際に参拝してきました。

見込みが甘過ぎた結果、資料調査はあと2か月以上続きそうなので、今後は調査地に着くまでに見かけた神社に参拝していこうかなと考えています。

では恒例の基本データから紹介しますね。


【住吉神社】
住所:北海道虻田郡豊浦町礼文華
Tel:???
駐車場:なし

祭神:
???

創設:???

宵宮祭:6月29日(推測)
例祭:6月30日(推測)


ということでほとんど情報が得られませんでした。

2013年~2015年まではお祭りの情報も散見されましたが、最新情報はありません。

町おこしイベントで2015年の正月までは活用されていたようですね( -д-)ノ

御朱印を頂けなかったこともあり、今回はいつもとは異なる形式で記述していきます。

つまり私が実際に参拝し、撮影した順に従って紹介していきたいと思います。


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住吉神社の入り口にある鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑住吉神社の入り口の鳥居の柱(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑住吉神社の入り口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【住吉神社 / 入り口の鳥居】
①建立:???年
②素材:金属+コンクリ製(ドラム缶タイプ)
③高さ:約4.7m
④直径:30cm
⑤角度:斜め(斜度4°~8°)
⑥下部構造:円形台座(22cm)


まず住吉神社の入り口にはドラム缶タイプの鳥居が1基ありました。

これまでに見た鳥居よりも柱の斜度が強いなという印象でした。

計測してみると左右でかなりバランスが異なるので大丈夫なのかなと心配になってしまいました( -д-)ノ

この鳥居は札幌市の神社でよく見かけた「ドラム缶タイプ」の鳥居ですが、表面を覆うために使われている金属板が非常に薄かったです。

建立年の手がかりになる情報は一切ありませんでしたが、金属の劣化具合から察するにそう古い物ではないようです。


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↑けっこうな高さの石段(「歩け、マヤ」管理人撮影)



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↑植物が繁茂している(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑石段中腹部でもかなりの高さです(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑下からはファインダーに収まらないため上から撮りました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑住吉神社の2番目鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


最初の入り口の鳥居を抜けて少し進むと石段が見えてきました。

中腹部に次の鳥居が見えているのですが、かなりの高さにありました。

住吉神社は漁の盛んな沿岸部に所在するため、入り口の鳥居周辺では独特の「潮の香」が強かったです。

しかし石段は植物が繁茂して鬱蒼としているので、上り始めるとすぐに「山の匂い」に変わりました。

ほんとに虫と草でいっぱいな石段でした(/TДT)/


【住吉神社 / 石段中腹部の鳥居】
①建立:???年
②素材:金属+コンクリ製(ドラム缶タイプ)
③高さ:約3.37m
④直径:24cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:方形台座(13cm)


石段の中腹部にある鳥居もドラム缶タイプでした。

ただこちらはやや小型であり、支柱の角度が垂直のものでした。

こちらの金属板も薄いものでしたが、入り口の鳥居よりは厚かったです。

厚みまでは計測していませんが札幌市の神社でこれまでに見てきたドラム缶タイプに近いかなという印象です。

そしてやはり建立年に関する情報はなかったです。

緑青(?)のような着色は見られましたが、これだけ多量の植物に近接していて、常時水分にさらされている割には大きな劣化は見られないため、この鳥居も比較的新しいものかと思います。

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↑ようやく頂上が見えてきました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑本殿まであと少し(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑破損した御手洗の石彫(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑住吉神社の狛犬様(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑本殿に到着(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


数えていませんが石段はかなりの段数がありました。

石段は下部・中腹部に・上部で様子が異なり、中腹部の石段だけが角が丸く削れていて危険でした。

上るにはさして問題はありませんでしたが、やはり植物の関係で濡れていて滑るため、降りる際が非常に危険でしたヽ(TдT)ノ

ですので、もし住吉神社に行く際は足元にご注意ください。

社殿は非常に真新しく綺麗でした。

社務所はなく、御朱印はいただけませんでした。

本殿の手前部分以外は多量の植物に覆われていました。

本殿の前方部だけは日が差し込んでいるので明るく、雰囲気が良かったです。

御手洗の石彫は破損していました。

写真を撮ろうとすると何故か「バーコードを読み取りました」って表示されて「!???」ってなりましたね(TДT)

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↑狛犬様と奉納の日付……奉納者の名前が削り取られている?(´?д?;`)(「歩け、マヤ」管理人撮影


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↑分かりますかね、本殿の右手はいきなり真っ暗になるのですヽ(TдT)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑立派な樹木がた~くさんありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑スーツパンツじゃなきゃ問題ないのに( -д-)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑本殿の真後ろに隠れるようにあったお社(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、社務所がないので御朱印を頂けず、建立年情報もないので帰ろうかなと思っていたら、奥に建物が見えるんですよね。

資料調査の関係でそれなりにびしっとした服装&革靴だったので辛かったですが、周辺を散策してみました。

すると本殿裏手にひっそりと赤いお社があるのを発見しました。

小さなお社ですが、まさに「畏怖」と言いますか、神々しさと共にちょっと何だか怖いなと感じました。


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↑奥に建物が続く……(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑3基目の鳥居①(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑3基目の鳥居②(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑2つ目の社殿の裏手に石碑がありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑石碑の横には廃棄された石材がありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


奥に鳥居が見えたので、行かないわけにはいかず、頑張って突き進んでみました( -д-)ノ


【住吉神社 / 入り口の鳥居】
①建立:???年
②素材:木製
③高さ:約4.5m
④直径:19cm程度
⑤角度:垂直(?)
⑥下部構造:なし


2つ目の社殿には「金比羅大権現」とありました。

木製の鳥居は珍しいですね。

「貫(ぬき)*」の部分は方形に整形された木材ですが、その他の部分は丸太の状態で使用しています。

よく腐敗しないな、と感心してしまいました。

新しい感じもしないんですけどね( -д-)ノ


↓*鳥居の構造、部位名称については以下を参照

何故か、ここの神社ではお社や石碑が社殿の真裏に位置していて、正面からは見えないようになっています。

これまで他の神社を参拝した際には気付きませんでしたが、そういう配置もあるということで今後は気にしてみようと思います(。・ω・)ノ゙


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奥にまだ建造物が続く……(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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↑3つ目の社殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑3つ目の社殿の右手奥に青いお社と別の建造物(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑植物に埋もれた青いお社(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑トイレがありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)


更に奥には青いお社がありました。

鳥居とか赤色が使われているのはよく目にしますが、青色はちょっと珍しいなと思います。

私、怖いのダメなんで、この時にはもう帰りたいなと思っていましたヽ(TдT)ノ

青いお社の奥にはまた別の建物が見えましたが、ぱっと見で使われていなさそうな雰囲気だったので、近づくのをやめました(/TДT)/

青いお社から斜面を少し降りると別の小型の建造物があったので、確認してみたらトイレでした。

新しく見えますが、電気は通っていませんでした。

ちなみにこの記事の最後に、トイレのドアを開けてみた動画を載せておきました。

見渡す限り山だし、木と草と普段使われていない建物しかなく、鳥の声が響くだけなので何か怖くなり、全ての社殿とお社の前で手を合わせて帰ってきました。

資料調査の無事もお祈りしてみました。

結果、この後すぐの暇つぶしの河川調査で川に落ちました(ρ゚∩゚) グスン


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↑綺麗に撮れた!ヾ(´ω`=´ω`)ノ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑帰り道、清々しい頂上からの眺め(「歩け、マヤ」管理人撮影)



↑これで私もユーチューバー……ば~っ!!!( ・Д・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

写真にあるように、本殿の傍にある樹にはおみくじが縛り付けられていました。

一人っきりで植物をかき分けて歩いていたのでなんだか怖かったですけども、おみくじはけっこう新しいものに見えますので、きっとお正月やお祭りといった行事の際には整備されるのかなと思います。

最後に挙げたのは境内の様子を撮影した動画です。

面白味はないかも知れませんが、短い動画ですので良かったら雰囲気を感じてみてくださいヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ

(チャンネル登録も是非してね!(*^・ェ・)ノ)

ということで今回はイレギュラーでしたが、次回辺りそろそろ鳥居のデータを一度整理してみて、紹介したいと思います(*・ω・)ノ

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2019ねん 6がつ 11にち(かよーび、晴れ)

新たな試みにより、心身共に快復傾向にある。

その結果、どうやら再び疲労を自覚できるようになった。

そのため、眠い!ひたすら眠い!( ・Д・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑緑豊かな環境にある本殿(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『札幌市中心部にある諏訪神社に行って、御朱印を頂いてきたよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ

前回の資料調査の際に参拝したのが最後だったので3週間も開いてしまいました。

連勤も終わるので、またぼちぼちと再開したいと思います。

恒例の基本データから紹介しますね。


【諏訪神社】
住所:北海道札幌市東区北12条東1丁目1番
Tel:011-711-0960
駐車場:なし

祭神:
建御名方命(たけみなかたのみこと)
八坂刀売命(やさかとめのみこと)

創設:明治15年(1882年)に多賀大社より札幌護国神社へと鎮

宵宮祭:9月11日
例祭:9月12日


さて、まずは頂いた御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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諏訪神社で頂いた「書き置き」の御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の由緒についての記載(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑巨大な樹が立ち並ぶ諏訪神社の境内(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌市の保存樹に指定されているご神木の一つ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、諏訪神社は札幌駅から少し離れてはいますが、最寄りの神社であり、かつ夏祭りで賑わう神社だと思います。

御朱印収集を始めて、札幌市街地には想像以上に多くの神社があるんだなと思い知ったわけですが、個人的に夏祭りと言えばここな気がします。

ちょっと外れにあって、緑もあって、伝統的なこじんまりとしたお祭りが催されている感じが良いです。

実際にはどこの神社も例大祭を行っていますし、北海道神宮祭や中島公園のお祭りが有名ですが、人が多過ぎますしね( ・Д・)

諏訪神社の比較的近くには小学校、中学校、高校、大学と揃っていることから、特に若い層の家族連れで諏訪神社の夏祭りは賑わっているイメージです。

また諏訪神社の御利益として「子宝」と「縁結び」が特に有名ですから、それも若い層の人々に人気の理由かも知れませんね(*・ω・)ノ

あ、本殿裏手や社務所裏手には交通量等の問題で一時的に停車できますが、駐車場はないので徒歩での参拝をお勧めします。

さて、上に挙げた写真からも分かるように諏訪神社は大きな樹々に囲まれた神社でした。

鳥居を抜けてすぐに更に大木の間を抜けていく感じが良かったです(・∀・)つ

本殿や社務所が古い木造の建物で、ある種の「旧校舎」のような趣を感じましたね。

本殿に向かって左手に社務所があります。

御朱印の初穂料は300円でした。

たまたま御朱印を書ける方(恐らく普段書いている達筆な方)が不在のため、初めて「書き置き」の御朱印を頂きました。

調べてみると、どうやら御朱印帳に「糊付け」すればよいみたいですね!ヾ(´ω`=´ω`)ノ


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↑本殿の正面(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の入り口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)



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↑諏訪神社の石碑(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の石碑の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ


【諏訪神社 / 入り口の鳥居】
①建立:???年(石碑における記載は1957年)
②素材:石製(花崗岩製)
③高さ:約5m
④直径:36cm
⑤角度:斜め(斜度4°)
⑥下部構造:饅頭


まず建立年に関してプレート等が付随していないので不明でした。

狛犬様の石材は見るからにより古い印象を受けます。

それに対して、入り口にある鳥居や石碑群はいずれも花崗岩製で同じ真新しさを感じます。

そのことから恐らく石碑に刻まれた建立年が鳥居のものと一致するでしょう。

前回の豊浦神社の鳥居も建立年が不明でしたが、今後建立年が不明な資料が増えていきそうな予感ですね。

何か対策を考えねばと思います( -д-)ノ

石製の資料も増えてきましたが、高さはいずれも5~6m程度な気がしますね。

今回の諏訪神社の鳥居の特徴は久々の饅頭という下部構造を有している点と、支柱の斜度がキツイという点です。

諏訪神社の鳥居は1基ですし、他に特徴を見出すことはできませんでした( -д-)ノ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑諏訪神社の入り口にあった看板(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑やはり木製の造りは良いなと思う(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑諏訪神社の境内の様子(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑社務所の裏手に転がる石材群(「歩け、マヤ」管理人撮影)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、上の写真のように社務所の裏手で石材が転がっているのを確認しました。

多くは古い「石灯篭」の破片かと思います。

役目を果たして、本来の場所から移動させられて、廃棄される。

それでもテキトーにごちゃっと捨てているのではなく、完形の部位は右端に集めていたりして、廃棄の際の石材の配置にも何等かの意味を感じ取れる気もします。

こういうの、なんだか考古学っぽいですね~・・・・・・なんて!( ・Д・)

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2019ねん 5がつ 25にち(どよーび、晴れ)

やっぱりフィールドに出てる時が楽しいな~って思えた。

モチベーション高い内に分析終えて、論文書かなければ( ・Д・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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↑豊平神社の本殿、お花が綺麗である(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『北海道南部の豊浦町にある豊浦神社に行って、御朱印を頂いてきたよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑧」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、土器資料の調査の際に神社に参拝して御朱印を頂いてきた管理人です( -д-)ノ

ずっと土日も仕事なもので、なかなか神社に参拝出来ていなかったので良い機会となりました。

恒例の基本データから紹介しますね。


【豊浦神社】
住所:虻田郡豊浦町字海岸町25番地
Tel:01428-3-2374
駐車場:なし

祭神:
大國主命(おおくにぬしみこと)


起源:慶応3年4月(1867年)
創立:大正7年9月1日(1918年)

例祭:9月10日


さて、まずは頂いた御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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豊浦神社で頂いたシンプルな御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


arukemaya318
↑豊浦神社の由緒についての記載(「歩け、マヤ」管理人撮影)


砂掘り博士②_190526_0086
↑豊浦神社の本殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、最初に述べましたように豊浦神社は道南の豊浦町に所在しています。

北海道の観光スポットのひとつである洞爺湖で有名な洞爺湖町の西隣に位置しています。

豊平神社は「道の駅とようら」から国道37号線を少し北西に進んだところにあります。

ちょうど豊浦駅の辺りですね。

以前、近くのベンベ川に川砂サンプルを採取に来て見つけた神社です。

駐車場はないため、最寄りのコンビニに駐車して5分ほど歩きました。

上に挙げた写真からも分かるように樹々に囲まれた神秘的な雰囲気の神社でした。

本殿や鳥居が木製であり、札幌の神社とは違う自然の中の神社という感想です(*・ω・)ノ

社務所は本殿に向かって左手にありましたが、普通の一般家屋であったため撮影を控えました。

御朱印の初穂料は無料でした。

ちなみにチャイムを鳴らすと神社の方が現れ、スタンプを自分で押すことになります。

朱肉があるわけでもないので上手く押せませんでしたヽ(TдT)ノ

地方の神社に参拝する時は黒と赤の朱肉を持参した方がいいかも知れません。

また写真には写っていませんが、日付の記載もないため、私は端っこに自分で参拝日を書き込みました。

最近は御朱印ブームが続いてカラフルな御朱印が増える中、非常にシンプル!

本来、「参拝の証」なのでこれで良いのでしょう!( -д-)ノ



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↑豊浦神社の本殿の近影(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の本殿に設置された風格ある木製の扁額(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑見える?小鳥が巣を作っていてなんだかほっこりしました(・∀・)つ(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑奥に見えるのが倉庫、手前のこれは何か建設中の模様(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑境内社である金刀比羅神社(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑金刀比羅神社の扁額(「歩け、マヤ」管理人撮影)


豊浦神社はこじんまりとしているようで意外に敷地は広いです。

敷地面積が同程度あるいはより広い札幌の神社に比べて、豊浦神社には多くの建造物が存在しているなと感じました。

そうした多くの建造物の中で豊浦神社には境内社があり、「金刀比羅(ことひら)神社」との扁額がありました。

金刀比羅神社にも鳥居がありましたので、豊平神社の境内には2基の鳥居があるということになります。

では次に鳥居を順番に見ていくことにします(*・ω・)ノ


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↑豊浦神社の入り口の鳥居と石柱(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の石柱の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)



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↑豊浦神社は高台にあります(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑境内からは内浦湾(噴火湾)を一望できます(「歩け、マヤ」管理人撮影)



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↑豊浦神社の入り口の鳥居の上部(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の入り口の鳥居の柱の接合部(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑豊浦神社の入り口の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ


【豊浦神社 / 入り口の鳥居】
①建立:???年(石柱における記載は1957年)
②素材:複合型(金属製とコンクリ製)
③高さ:約5.6m
④直径:45cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:台石


まず建立年に関してプレート等が付随していないので不明でした。

鳥居の上部を見ると塗料の劣化具合から古い感じもするし、下部を見ると新しくも見えます。

この鳥居は3段構成になっています。

下段は表面が金属製で内部がコンクリの所謂「ドラム缶タイプ」のように見えます。

しかし札幌の神社で確認したものよりも金属板がかなり厚いようです。

中段は石材で出来ています。

大理石や花崗岩ではありません。

恐らくコンクリ製で、表面を塗装しています。

上段は金属製になっています。

接続部が腐食していることから金属製であることは分かりますが、内部が何で出来ているかは不明です。

下部構造の台石がひび割れているものの、新しく感じますし、下段の厚い金属板も新しく感じます。

そして下段と中段の接続部は「ドラム缶タイプ」のように接続部だけが溶接によって厚くなっているのではなく、下段の柱そのものが太くなっています。

そのため元々は中下段部がコンクリ製で、補強のために下段を金属板で覆い、新しく台石を設置したのだと考えられます。

この鳥居は古くに建立されてから建て替えを行っておらず、腐食などの要因で悪くなった部位だけを、しかも恐らくは外面だけを修繕することで保っているのかも知れません。

だとすると「あたかも3段構成のように見える」、各部位のちぐはぐな感じの理由が分かりますね(*・ω・)ノ


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↑金刀比羅神社の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑金刀比羅神社の鳥居は木製①(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑金刀比羅神社の鳥居は木製②(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑金刀比羅神社の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


【豊浦神社/ 境内社:金刀比羅神社前の鳥居】
①建立:???年
②素材:木製
③高さ:約3.5m
④直径:23cm
⑤角度:斜め(傾斜角2度?)
⑥下部構造:饅頭


金刀比羅神社前にある鳥居は木製でした!

これまで参拝した神社の鳥居として最初の事例です(*・ω・)ノ

建立年については不明ですが、木製なのでそこまで古いものではないと思われます。

一体どれくらい保つものなのでしょうか……

年齢等々のこともあり、豊浦神社の宮司さんからの聞き取りはできませんでしたが、次に木製の鳥居に出会った際には訊いてみたいなと思います( -д-)ノ

近くで観察してみると、柱に見られる割れ目は新しく、そこから塗料の上塗りをしていました。

土と触れる部分は饅頭によって補強されていますし、木材表面は塗料で保護されていますし、こういう状態だとけっこう長持ちするのかも知れませんね(*・ω・)ノ


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↑最後に、綺麗な花々と狛犬様(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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最後に挙げた写真がお気に入りです(・∀・)つ

豊浦神社は何だか映画やアニメ作品などの舞台になりそうな素敵な神社でした。

調査の前に立ち寄ったので時間帯も早く、参拝者は私と猫1匹でした。

緑の樹々と色とりどりの花々、桜、木造の本殿に囲まれ、振り返れば豊浦湾と港町が眼下に広がり、ゆったりとした時間が流れていました。

ゆったりし過ぎて調査開始時刻に遅刻しましたけどね!(/TДT)/

あと猫さんに写真をお断りされてしまったのが残念でしたけどねヽ(TдT)ノ

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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2019ねん 5がつ 11にち(どよーび、晴れ)

低反発枕でたっぷり寝たら元気になった!

睡眠障害もない、神経痛も軽減された。

祖霊神社で頂いた「清めの塩」を枕の下に入れたおかげか。

あるいは低反発枕の効果か?

神社の回し者になるか、低反発枕の販売会社の回し者になるか、悩ましい所である!( ・Д・)

だが、両者に感謝する、ありがとう!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


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↑札幌祖霊神社の本殿、実質2階にある(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『平成最後の日に多賀神社に、令和最初の日に札幌祖霊神社に参拝して、御朱印頂いてきたよ!&鳥居のデータ取ったよ!』ってことですね。



↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑦」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑


さて、GW中だけれども忘れずに「平成最終日」と「令和初日」の御朱印を頂いてきた管理人です( -д-)ノ

写真の量の問題もありまして、札幌護国神社の中にある多賀神社については今回の記事へと分割してお伝えすることになりました。

ということでまず多賀神社について最初にお話したいと思います。

恒例の基本データから紹介しますね。


【札幌多賀神社(札幌護国神社内に所在;境内社)】
住所:札幌市中央区南15条西5丁目
Tel:011-511-5421
駐車場:あり

御利益:
延命長寿
縁結び

祭神:
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
相殿奉斎(旧山鼻神社)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)
天満宮大神(てんまんぐうのおおかみ)
耳早立雄大神(みみはやたつおのおおかみ)

創設:昭和24年(1949年)に多賀大社より札幌護国神社へと鎮座
昭和46年(1971年)に山鼻神社より多賀神社へと相殿奉斎

大祭日
宵宮祭:8月7日
例大祭:8月8日

小祭
節分祭:2月3日

祭事
厄祓:2月3日
七五三祭:10月15日



さて、ここで一旦、次に紹介する祖霊神社も併せて頂いた御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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↑平成最後の多賀神社で頂いた御朱印と、令和最初の札幌祖霊神社で頂いた御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌護国神社で頂いた神社情報、下部が多賀神社の内容(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑多賀神社の社務所(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、最初に述べましたように多賀神社は札幌護国神社の境内に所在しています。

上に挙げた写真が、札幌護国神社の社務所の左隣にある赤い鳥居を抜けて歩いていくと右手に見える多賀神社の社務所の入り口になります。

本殿は多賀殿とされていて屋内にあるそうなので、恐らくこの中でしょうか。

ちなみに入り口は別々ですが、札幌護国神社の社務所と繋がっています。

そのため御朱印を頂くのは札幌護国神社の方の社務所になっています。

御朱印の初穂料は300円でした。

ちょうど「御創祀70周年だった」のでその記念のスタンプや可愛らしいカエルが緑色ですし、馬は青色で、基本となる黒・赤色と合わせてカラフルな仕上がりになっています。


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↑多賀神社の入り口の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑多賀神社の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、今回も鳥居のデータを取得してきました。

多賀神社には鳥居が1基、建立されていました。

札幌護国神社における計3基の鳥居のひとつということになります。

それでは鳥居のデータを紹介していきます。


【多賀神社 / 入り口の鳥居】
①建立:1973年
②素材:金属製(中空構造)
③高さ:約5m
④直径:36cm
⑤角度:斜め(傾斜角1度)
⑥下部構造:台石


ぱっと見、新しい印象を受ける鳥居ですが、建立年はそこまで新しい部類ではないですね。

そう言えば今までのところ、北海道における古い鳥居を見つけていないように思います。

開拓使の開始が明治2年(1869年)ですから、素材にもよりますが1800年代末の鳥居が残っていても良いというか、残っていて欲しいという気持ちでいます( -д-)ノ

この多賀神社の鳥居は、建立に関するプレートの劣化具合からすると、赤く塗り直していると思われます。

およそ半世紀前に建てられた時も赤色だったのでしょうか?

気になるところです(*^・ェ・)ノ

今後はそういう部分について聞き取り調査をしてもいいのかも知れませんね。



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↑札幌祖霊神社の本殿(「歩け、マヤ」管理人撮影)




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↑札幌祖霊神社の蔵、素敵な印象(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑令和時代の幕開けを感じます、右下の礎石は何だろう( ・Д・)(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌祖霊神社の社務所内の様子(「歩け、マヤ」管理人撮影)



【札幌祖霊神社】
住所:札幌市中央区南5条西8丁目
Tel:011-531-7306
駐車場:なし


祭神:
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
天神地祇八百万神(てんじんちぎ やおよろずのかみ)
氏子祖霊神(うじこそれいしん)
天祖三神(てんそさんじん)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
産土大神(うぶすなのおおかみ)
皇霊神(こうれいしん)

創設:明治4年(1871年)



さて、ここで再度、祖霊神社の御朱印のご紹介を( -д-)ノ


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↑平成最後の多賀神社で頂いた御朱印と、令和最初の札幌祖霊神社で頂いた御朱印(「歩け、マヤ」管理人撮影)


令和初日ということで(?)金色の文字で書いて頂きました!

めでたい感じがしますね(*・ω・)ノ

開拓史の象徴であり、現在も多くの高校で校章で用いられる北極星のマークがここ札幌祖霊神社のシンボルでもあります。

現在では「サッポロビール」のマークとして知られているこの「五稜星」は、開拓使が北に向かう際に目印にした「北極星」を意味しています。

この札幌祖霊神社は明治4年という開拓使の初期に、開拓使次官の黒田清隆の発案により創祀されたという歴史を有しています。

そのため、札幌祖霊神社のシンボルも五稜星なのです(*・ω・)ノ

うむ、桜のスタンプも可愛らしくて良いですね(・∀・)つ

あと駐車場はありませんが、この道路はけっこう空いてる道ですので、短時間であれば停められるかなと思います(゚∇゚ ;)エッ!?

近くには有料駐車場もありますのでそちらを利用するのが最善かとは思います。



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↑札幌祖霊神社の鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌祖霊神社の鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)


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↑札幌祖霊神社の鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)


さて、こちらも鳥居のデータを取得してきました。

札幌祖霊神社には鳥居が1基、建立されていました。

それでは鳥居のデータを紹介していきます。


【札幌祖霊神社 / 入り口の鳥居】
①建立:1981年
②素材:金属製(中空構造);ドラム缶タイプ
③高さ:約4m
④直径:36cm
⑤角度:斜め(傾斜角2度)
⑥下部構造:台石


開拓使初期の1872年に創設されているので鳥居も古いかなと思いきや、新しかったです。

恐らく最初期の鳥居は木造であったと思われます。

しかし明治44年(1911年)に火災に遭っており、社殿諸共消失してしまったのでしょう。

大正15年(1926年)には石造の鳥居が建立されています。

もう火災被害に遭わないようにという願いが込められているように感じますね( -д-)ノ

昭和56年(1981年)には現在の金属製の鳥居が建立されています。

こう見ると、鳥居は境内のスペースの問題もあるのか、どんどん新しいものに建て替えていく傾向にあるようです。

古くは木材によって鳥居が造られていたことから耐久しなかったことも関係しているでしょう。

つまり現存する古い鳥居の数は極めて限られた数しかないということであり、鳥居の起源を探るのは難しそうですね~ヽ(TдT)ノ

この辺が考古学の難しさであり、かつ魅力かも知れません。

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ちなみにこの札幌祖霊神社の鳥居は「ドラム缶式」でした。

北海道ではけっこう多いのかなと思っているアレです。

でも少しこれまでのドラム缶式とは異なる部分がありました。


①ドラム缶の一つ分が長く、明らかに縦長である。

②上部では継ぎ目部分を見えにくく加工している。

③これまでのドラム缶式に比べて細身である。

④これまでのドラム缶式とは異なり、柱が傾斜している。


この札幌祖霊神社の鳥居が、北海道内の神社でよく見られるドラム缶式鳥居の原型だと良かったのですが(話が上手く進む( ・Д・))、まぁ新しく建立していることもあり、どちらかというと新しいバリエーションのようですね( -д-)ノ



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↑札幌祖霊神社の石碑、火災前から建っているのだろうか(「歩け、マヤ」管理人撮影)

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これまでの北海道の鳥居の傾向は、印象では、明神系のような装飾されたものはなく、シンプルな神明系ばかりであるなと思っています。

またドラム缶式が多いな~とも思っています。

ところで鳥居を新しく立て直す時も、以前の形は気にしていないのでしょうか?

今度訊いてみようかなと思います(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓

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