2019ねん 9がつ 19にち(もくよーび、曇り)
一気に秋になった。
気温が下がって、けっこう寒いヽ(TдT)ノ
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↑真新しい印象の立派な本殿(。・ω・)ノ゙(「歩け、マヤ」管理人撮影)
さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は、『札幌市の住宅街の外れに突如現れた札幌御嶽神社に行ってきたけど、御朱印を頂けなかったよ!』ってことですね( -д-)ノ
↓関連記事のバックナンバーですヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
【鳥居の考古学①】鳥居の構造と分類のお話……鳥居の起源ってよく分からないそうですよ( ・Д・)【神社の歴史】
↑「御朱印&鳥居データ集め①~⑨」も良かったら併せてどうぞ~(・∀・)つ↑
さて、またまたと~っても久しぶりに神社に参拝してきた管理人です( -д-)ノ
ずっとやってなかった、これまでに集めた鳥居データに関する報告も近日中に何とかしますね!
では恒例の基本データから紹介しますね。
【札幌御嶽神社】
住所:北海道札幌市西区小別沢79-1
Tel:011-664-8338
駐車場:あり(20台)
祭神:
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
;天地創造、生命の根源の神
大巳貴大神(おおなむちのおおかみ)
;経営、国治、耕作、豊穣、子宝、縁結、郷土守護の神
少彦名神(すくなびこなのかみ)
;国造りの神、農業神、薬神、禁厭の神、温泉の神
創設:不明、平成11年に札幌市東区から移転
例祭等:
6月12日 夏越大祓祭
12月31日 徐夜祭
1月 1日 元旦祭
1月9日 新年月並祭
2月3日 節分祭
3月13日 祖霊供養祭
5月8日 春季大祭
7月下旬 御嶽山登拜
8月14日 祖霊供養祭
9月11日 秋季大祭
9月23日 彼岸祖霊供養祭
10月27 - 28日 大和本宮祭
12月 11日 師走の大祓祭
毎月第2水曜日 月並祭
↑変な撮り方になりましたが、本殿に犬の置物がありました(「歩け、マヤ」管理人撮影)
タイトルにも書きましたけど、御朱印はありませんでした。
情報によると「繫盛期」は人手不足のため御朱印を停止するそうです。
「繫盛期」!??( ・Д・)
上に挙げた写真のように本殿には、犬の置物がけっこうたくさん置いてありました。
石製のフクロウも置いてました、本殿に。
何でかなと思ったら、、、

↑この角度だと奥の山が見えますね(「歩け、マヤ」管理人撮影)
↑札幌御嶽神社m本殿の内部の様子(「歩け、マヤ」管理人撮影)
この札幌御嶽神社は「ペット霊園 やすらぎの丘」が併設されているのです。
住宅街の外れの山の中とは言え、広大な敷地に新しい建物をたくさん建てて、さぞお金があるのだなという印象です。
繫盛期というのはペット霊園の方の話のようです。
この日はペット関係(?)のイベントが催されており、すごい若いカップルや夫婦がペット連れでワイワイしてました。
ペット霊園でのペットのイベントって、私は違和感しか覚えませんでしたがね( ・Д・)
まぁペット関連で大きな収益を上げている神社なんだなとはよく分かりました。
公式ホームページには「電話すればバス停まで迎えに行く」とありますし、神社ってよりはほぼほぼペット霊園の会社です。
↑第2鳥居(「歩け、マヤ」管理人撮影)
さて、今回も鳥居のデータを取得してきましたので紹介していきますね(*・ω・)ノ
ちなみに札幌御嶽神社には計4基の鳥居がありました。
第1鳥居は主要道路に面していて、ペットイベント(?)中ということもあり、データだけサクッと取って、撮影はしませんでした( -д-)ノ
【札幌御嶽神社 / 第1鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約4.5m
④直径:41cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)、ミニ饅頭(3cm)
【札幌御嶽神社 / 第2鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約4.5m
④直径:41cm
⑤角度:斜め(斜度3°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)、ミニ饅頭(3cm)
⑦備考:両部鳥居
【札幌御嶽神社 / 第3鳥居】
①建立:2018年(平成30年)
②素材:プラスチック製(中空)
③高さ:約3m
④直径:20cm
⑤角度:斜め(斜度2°)
⑥下部構造:円形台石 or 根巻(18cm)
前回、比較的新しい鳥居は金属製の傾向が強いかなと思っていましたが、、、
今回の札幌御嶽神社の鳥居は1年前に建立されたばかりなのです(この記事は令和元年に書いています)。
素材は「プラスチック」(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
表面はコンクリ製に見えるように凸凹に加工されていました。
考古学で言うところの痕跡器官(ルジメント)ってやつですね。
本来は全体としての進化に伴って一部の器官が退化して機能が失われたものを指しますけど、この場合は遠目に見たらコンクリ製に見えるように詐称する機能が加わっている気がします( ・Д・)
プラスチック製の印象が強すぎますが、今回の札幌御嶽神社の第2鳥居が「両部鳥居」になっていまして、これまでで初めての事例になります。
これまで北海道の古い神社はドラム缶タイプだと推測してきましたが、どうやら最新の神社は見た目とコスパ重視のようですね( ・Д・)

↑第3鳥居の下部構造(「歩け、マヤ」管理人撮影)
↑第3鳥居の建立年情報(「歩け、マヤ」管理人撮影)
【札幌御嶽神社 / 第4鳥居】
①建立:不明(石灯篭も含め一切の記載なし)
②素材:金属製(中空)
③高さ:約6.4m
④直径:55cm
⑤角度:垂直
⑥下部構造:饅頭(亀腹)(15cm)
この鳥居は、これまでの札幌市の神社の鳥居に近い印象を受けます。
元々、札幌市東区に所在していた際の鳥居を運んできたのでしょうかね。
それにしては表面が新しく、金属の劣化もなかったわけですが、何故この鳥居だけ他と違うのかなと不思議に思います。
……たぶん、本殿の前だから「絵的な問題」?( ・Д・)
公式ホームページにも本殿と共によく撮影されて使用されていますからね。
「神社の顔」として大事なのでしょう!
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おわりとしてまして……
上に挙げた写真は、岡山県の高岡神社にある石製鳥居です。
かなり古い鳥居に見えますね。
さて、今回の札幌御嶽神社の実態がどうとか言うつもりは毛頭ありませんが、、、
やはりアレですね……
「歴史って大事ですね!」
古い物、歴史ある物には自然と厳かな印象が備わるものだなと実感しました。
あと素材も大事!
考古学は主に物質文化を研究する学問ですけど、モノって色んな側面で大事だなと改めて思いました( -д-)ノ
↓御朱印集めが趣味な方、かもーん!щ(゚Д゚щ)クァモーン!↓